No.218105

真恋姫無双 天遣三雄録 第三話

yuukiさん

遂に一刀が天の御使いになる時が来た!
その時の苦悩は?葛藤は?一刀は遂に、、、乗り越える!
まあ、そんな話じゃないけど。

2011-05-22 14:09:52 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:6207   閲覧ユーザー数:4959

 

始めに、主人公を始めとした登場人物の性格にズレがあるかもしれません。

 

そういうものだと納得できる方のみ、ご観覧ください。

 

 

 

第3話 面白い男ね by華琳

 

 

 

連行された俺達は、どこぞの部屋で取り調べを受けていた。

待てども待てども、カツ丼も中華丼も出てこない。くそっ、こいつらわかってねーよ。

青い人は俺の苦闘など知らずに質問を繰り返す。

 

「なら、もう一度聞く。名前は」

 

「北郷一刀」

 

「獅堂左慈」

 

「一蝶于吉」

 

「では、三人とも、お主たちの生国は」

 

「「「日本」」」

 

「、、、、この国に来た目的は」

 

「薄刀開眼を開眼しに落ちてきました」

 

「日本最強から大陸最強に成りあがるためだ!」

 

「分かりません」

 

「、、、、、、ここまで、どうやって来た」

 

「爆縮地」

 

「気合い」

 

「不明です」

 

青い人は大仰にため息をつく。

何か困ったことでもあったのだろうか?そうなら力になってあげたいものだ。

 

「華琳様、、、埒が明かない上に、二人にいたっては先ほどとから質問するたびに答えが変わるのですが」

 

「ふざけているのね、春蘭」

 

「はっ!拷問にでもかけましょうか?」

 

「「まあ待て!落ちつけ!!」」

 

「はぁ、、怒られるに決まっているのですから、ふざけないでください。一刀君、左慈」

 

于吉の言葉で、もう一度真剣に質問に答えて行くことにする。

でもさ、何度も同じ質問されてたら、ふざけたくもなるよな?

 

「じゃあ、聞くけど。貴方達、何者なのかしら?その服に、さっきから喋っている意味不明な言葉。とてもこの大陸の人間とは思えないのだけれど?」

 

「人にものを訪ねる前に、自分も名乗ったらどうだ?金色クルクルちゃん。礼儀ってもん位、幾らなんでも持っているだろ?」

 

「貴様!華琳様になんだその口のきき方は!「止めなさい、春蘭」しかし!」

 

斬りかかってこようとする赤い女を金色クルクルが押しとどめる。

が、その顔に浮かんでいるのは明かに優しい笑みじゃない。絶対、こいつサドだよ。

 

「ふざけるのは止めにしたんじゃなかったのかしら」

 

「ふざけてなんてないさ。俺達に君らは質問したんだ。名前くらい教えてくれたっていいだろう?」

 

「へぇ、一番厄介なのは左慈とかいう男だと思っていたのだけれど、貴方も案外気骨があるのね。良いわ、教えてあげる。私の名は曹猛徳。それから彼女達は夏候惇と夏候淵よ」

 

「ふん」

 

「、、、、、」

 

「「「、、、、、、はっ?」」」

 

え?なに?曹操?夏候惇?夏候淵?

金色クルクルと赤と青が?

于吉に呟く。

 

「、、どう思うよ?」

 

「彼女達が嘘を言っているようには見えませんし。真実なのではないかと」

 

「む、だがおかしいだろ、一刀、于吉。夏候惇は片目がなかったんじゃないのか?あいつにはちゃんと両目が付いてるぞ?」

 

「だったら、左慈が抉ってやれよ。注目する観点はそこじゃねえんだよ。なんで、お・ん・な、なんだよ。そりゃ、髭面のおっさんとかよりはマシだけどさ。いや、わかった。今、流行りの男の娘なんだな!?おい、左慈、ちょっと聞いてみろよ」

 

「わかった!おい、夏候惇!」

 

「なんだ?」

 

「お前、男だろ!」

 

「いや、女だ。、、、、、って、何処をどう見たら私が男に見えるのだああ!」

 

「馬鹿野郎!縛られてる状態で剣を振り下ろすな!本当に死ぬ、、、あああああ!!!」

 

やっぱ、それはないよな。

曹操?以外はちゃんと胸もあるし、三人とも美人さんだし。

となると、タイムスリップじゃなくてタイムリープしてたのか?ややこしい。

 

「、、、一刀君。そうと分かっていたのなら、むやみに左慈をけしかけないでください。私達は貴重な戦力を失いましたし、夏候淵が射るような目でこちらを睨んでいるじゃありませんか」

 

「夏候淵さん。左慈くんの盲言は全て左慈くん自身が勝手に言ったことです。僕達は何一つ関係ありません。悪いのは全部、左慈くんです」

 

「ふむ、そうか。可愛い姉者を男などといったのは全てこいつの所為か。姉者、思いっきりやってやれ」

 

「おう!」

 

「ほ、ほんごう、、おぼえてろよ、、、いじめ、、かっこ悪い」

 

涙顔でそういう左慈。

もう、お前のキメ台詞それで良いよ。

 

 

 

 

「、、、、もうこれで最後よ。次、ふざけたら本当に首を飛ばすわ。貴方達は、何者なのかしら?」

 

曹操は恐い顔で言う。

どうしようか、いい加減、縛られるのも辛くなってきてるしなー。

 

「曹操、魏の王。、、、これだけ言えば分かるだろ?まだ、君の国は建国前の筈だし。いや、これだけ言って分からないなら、本当に君が曹操なのかが疑わしい」

 

「貴様!華琳様の名を呼び捨てにするでない!それに魏だのなんだの意味不明なことばかり言いおって、、、」

 

「春蘭、少し黙っていなさい。、、、、信じられないわ」

 

「華琳様?どうかなされましたか?」

 

「魏というのはね。私が考えていた国の候補の一つなのよ。まだ春蘭にも秋蘭にも言っていないわ。近いうちには言うつもりだったのだけれど」

 

「それは、」

 

「どういうことですか?」

 

ヒートアップする曹操。

于吉は不安げに俺を見ている。

安心しろと笑みを返す、だてに、お前達二人の中心に居る訳じゃないんだよ。

少なくとも、俺は仲間は売っても、友達を守れないほど屑じゃない。

 

「それを!どうして会ったばかりの貴方が知っているの!そして私が名乗った曹猛徳ではなく、操という私の名を知っていた理由も!説明なさい!」

 

「こやつ、まさか五胡の妖術使いでは!」

 

「華琳様!お下がりください!魏の王となるべく御方が、妖術使いなどという怪しげな輩に「理由は簡単だ!」に、に、なに?」

 

「、、、、聞かせてもらおうかしら」

 

三人が睨む中で、俺は大声で答える。

 

「俺が!天の御使いだからだ!!!」

 

「、、、天の御使い?」

 

「、、、、一刀君、貴方は何を、、」

 

曹操は怪訝な表情を浮かべ、于吉は驚きを表す。

天の御使いの噂はアニキ達裏切り者三人から聞いていた、それを踏まえてのハッタリだが。

もう、勢いで行くしかないよな?

 

「そうだ!天より来りて、乱世を治めし存在!それが俺!故に、お前の名も立てる国も知っている。知性の能臣、乱世の奸雄。曹操!」

 

俺の言葉で辺りは静まり返る。

 

「、、、貴様、それは本当なのか?いや、その前に華琳様にその暴言、覚悟は、「よしなさい、秋蘭」、、しかし」

 

「もし、この男の言っていることが真実だというのなら。敵に回すのは少しまずい者達よ。この三人はね」

 

そう言うと曹操は値踏みするような目で俺達を順番に見ていく。

転がっている左慈、冷や汗をかいている于吉、最後に俺。

 

「ねえ、一刀。貴方が本当に天の御使いだというのなら、どうして私達に捕まったりしているのかしら?天の御使いとしては少々、情けないのではなくて?」

 

「ぐっ」

 

痛いところを付いてくる奴だ。これだから頭が回る奴は嫌いなんだよ。

こうなったら、最後まで嘘を付き通すしかないよな?目指せ、最強のペテン師!

 

「簡単だ、曹操。天は君を選んだ。故に俺は、俺の意志によって君の前に居る。君に天の知識の力を与え、覇道を貫徹させるために」

 

「へぇ、つまり、私達に捕まったのは計算の内と言うのね?」

 

「そうだ」

 

すこし、言い訳としては苦しかったかな?

でも、夏候惇は喜んでるみたいだぞ?『天は君を選んだ』辺りから機嫌が好さそうだ。

 

「なるほど。じゃあもし、私が天の知識も貴方の協力も覇道には必要ないと言ったなら、どうなるのかしら?」

 

「俺の全身全霊、天の知識を余すことなく全て使い、曹操という名を歴史から抹消する」

 

ビリビリとした覇気が身を焦がす。

対する俺が纏うのは嘘と虚勢の空気。

これで駄目なら、もう諦めるほかないんだけどな。

 

「、、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、くっ、くくくくく」

 

静かすぎる静寂が部屋を包んだ後、曹操は笑いだす。楽しそうに。

 

「、、、、ぷっ。あははははははは」

 

「「、、、、、華琳様」」

 

「ああ、おかしいったらありゃしない。見た、秋蘭、春蘭」

 

「はい」

 

「はい?」

 

「身を拘束され、動くのは口先だけ。そんな男が、この曹猛徳を恫喝したのよ?これが可笑しくなくて、何が可笑しいっていうの?」

 

何が可笑しいっていうのだろうか?俺にはこの子の笑いのつぼが分からない。

取りあえず、生首ENDだけは回避できたのだろうか?

 

「いいわ、貴方が本当に天の御使いなのかは分からない。けれど、私の元で使ってあげるわ」

 

「違うぞ、曹操。俺が君の元で力を貸してあげるんだ」

 

「ふふ、本当に強気な男、面白いわね。秋蘭、春蘭、この三人を今から私の部下とするわ。いいわよね?」

 

「はっ!」

 

「華琳様の命令なら従うまでです!」

 

本当に、素直な二人だよな~。

どっから湧いてくるんだ?この忠誠心。洗脳でもされてるのか?

まあともかく、助かったようで何よりだ。一時はどうなるかと思った。

 

「于吉、それに転がってる左慈も俺に感謝しろよ?九死に一生を得たぞ」

 

「ええ、、本当、どうなることかと思いましたよ」

 

「ふっ、流石は北郷。俺の幼馴染だけのことはあるな!」

 

「当然だろう?俺は経った今から天の御使い様なんだぜ?」

 

そして、左慈。転がったままでキメ顔作ったって、かっこ悪いだけだぞ。

そんなことを話している内に、夏候惇と夏候淵によって縄が解かれる。

ようやく、対等に曹操と向き合えた。

 

 

 

 

「チービ」

 

「っ、、ようやく解放されたのに、もう殺されたいの?」

 

「文句の一つくらい言わせろよ。そして水に流せ、俺も誤る。ごめんなさい」

 

「訳のわからない男ね」

 

「よく言われるよ」

 

腕に残った縄の後を摩りながら、あきれ顔の曹操を見る。

チビだ、けど、美人だな。

 

「ふふ、、そうだわ。そう言えば、一刀の真名を聞いていなかったわね。教えてくれるかしら?」

 

「なんだ?真名は確か大切な物なんだろ?早速、俺を真名で呼んでくれるのか?積極的だな」

 

「呼ぶかどうかは貴方の心掛け次第よ」

 

「ふーん、でも、俺達が居た国には真名なんて文化ないんだよ。だから、こっち流で言うなら一刀、左慈や于吉ってのが真名に当たるんだよな~」

 

「なっ、」

 

「むむむ、、」

 

「そうなのか、、、」

 

よし、予想通りの展開。

俺は笑みを浮かべる、于吉はあきれ顔、左慈は応援してくれるようだ。

 

「曹操、つまり俺は君に初対面で真名を呼ばれちゃったわけなんだよな?この国の流儀で言うと、首切られても仕方がないんだっけ?」

 

「くっ、本当に、口が回る男ね。けど、そうだと言うなら、こちらも真名を預けないと不公平でしょうね」

 

「へっ」

 

「一刀、私のことは華琳と呼んでいいわ」

 

「いや、別にそこまでしてもらうつもりは、、」

 

「春蘭、秋蘭、貴方達もいいわね」

 

いや、真名って重い物なんだろ?

少し苛めてやろうと思っただけなのに、そこまでされると少し重い。

ほら、夏候惇なんて納得できないって顔してるじゃないか。

 

「返事はどうしたのかしら?」

 

「はっはい、わかりました」

 

「御意に」

 

「おいおい、随分怖そうな雇い主様だぞ。あの両側のドリルは攻撃力高そうだし。どうする?于吉、左慈」

 

「どうするもこうするもないでしょう。一刀君が決めたことでしょうに」

 

「しかし、前向きに考えればこれで宿代も飯代も解決だな!」

 

そして、俺達は何も知らないまま、、華琳と名乗る金色クルクル、、、、

自称、曹操とゆかいな仲間達の所に厄介になることになった。

 

 

         後書き

 

 

遂に男性率50パーセントまで低下した第三話!

覇王様の元に行くことになった一刀達!その運命はいかに!!

果たして一刀はこれからもふざけ続けられるのか!?

 

やり過ぎた感はある。けど後悔はしません。

 

まあ、以後もこんなノリで続いて行きます。

見ていてくれる人が居続ければですが(笑)

 

ちなみに、読んでくれた方は一言でもコメントしていただけると、

やる気が出て更新速度が維持できるかも。

 

とか言ってみたり。、、、ごめんなさい、うざいですね。

 

あ、あと次回はあのデレない子が出てきます。

楽しみですよね?

 

ではこれにて、、また次回。

 

  

  ドロン

 

 

消えたいなあ

 


 
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