No.207950

少女の航跡 第1章「後世の旅人」27節「挑戦」

王都を奪還するために、女騎士同士の決闘が行われます。

2011-03-24 21:56:40 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:329   閲覧ユーザー数:294

 

 私達は、東側の中庭に通じる広間から、城内部への通路に入って行った。

 

 その通路内にも荒らされたような形跡は無かった。むしろ、カテリーナと私が先ほどの戦いで

荒らしてしまったあの広間が申し訳ないくらいだ。床は磨かれていて、まるで鏡のように反射し

ている。

 

 廊下にところどころ陳列されたものも、盗まれたりしていないようだ。

 

 それは多分、『ディオクレアヌ』はこの城を自分のものとしたいからだろう。彼にとってこの城

はすでに自分のもの。だから陳列されているものも自分のもの。それを荒らされる事を許しは

していないのだろう。

 

 だが不思議なのは、広間では襲われた私達も、ここでは誰の気配も感じられなかったという

事だ。そう、ここは占領されている城のはずなのに、敵兵の姿が見当たらないのだ。

 

 城下町の方での騒ぎに、兵が駆り立てられているという事も考えられるが、城内は静まり返

ったように静かだった。

 

 しかしそうであっても、私達が警戒を緩めるような事はない。私はカテリーナに付いていく事し

かできなかったが、見当はつく。おそらく彼女は城の王室へと向かっている。それは、あのエド

ワード王と私達が謁見したあの王室だ。今ではどうなっているか分からないが、城が占領され

ているのなら、そこに『ディオクレアヌ』はいるはずだ。

 

 『ディオクレアヌ』は敵の盟主。彼女はそれを討ち取ろうというつもりだ。しかも、城の中に誰も

いないのなら好都合なのだが。

 

「どうも、泳がされている気がする…」

 

 階段を駆け上りながら、カテリーナが言った。その言葉は私を不安にさせた。

 

「ええっ?」

 

 慌てて私は聞き直す。

 

「いくら朝早いからって、占領された城にこんなに簡単に潜入できるなんて、あまりに不自然さ」

 

「簡単…、ね…」

 

 カテリーナには簡単でも、私には違ったのだ。さきほどの戦いの緊張を私は思い出す。

 

「さっきのは、どうも様子を見られたという感じ…」

 

 そう言いながら、カテリーナは階段から通路へと入っていった。この階は王室のある階。カテ

リーナは『ディオクレアヌ』のところへ直接行こうとしている。余所見もせずに一直線に向かって

いる。

 

 やがて辿り着いた王室の前にも、一人の衛兵もいなかった。占領される前にはしっかりと衛

兵がいた。それが占領された後には、敵兵すら見えないというのは、確かにあまりに不自然だ

った。

 

 まるで、この場所に来るように誘導されているかのようだ。

 

 だが、カテリーナは罠だと確信しているというのに、その罠へと飛び込んで行こうとしている。

怖いものが無いかのように。

 

 例えるならば、彼女は障害である壁は乗り越えていくものではなく、壊していけばいい。いつ

もそう考えているかのようだ。

 

 そう、その精神で、何のためらいもなくカテリーナは、王室の扉を荒々しく開け放つのだった。

 

 王室に踏み込んだ私達。カテリーナはどんどん部屋の中央へと向かった。

 

 そして、私とカテリーナは、王室の奥、その中央でまるで自分が王であるかのように玉座に座

っている男と対峙した。

 

 男は、何人もの兵によって守られるかのように座っていた。その兵とは、赤い鎧を身につけ

た女騎士達だった。

 

 赤い鎧の女騎士。兜をかぶっていて、その間から赤い髪を垂らしている者もいる。カテリーナ

が以前戦った、あの革命軍の女騎士と同じ姿をしていて、更に相当に似てもいるようだった

が、皆別人だ。

 

「カテリーナ・フォルトゥーナ…、シェルリーナの娘…」

 

 その男は、カテリーナと目線を合わせてそう呟いた。

 

「そういうあんたは、そのシェルリーナの元部下の『ディオクレアヌ』だな?」

 

 カテリーナはどんどん『ディオクレアヌ』の方へと近づいていく。彼を守るようにしている女騎士

達は、そんなカテリーナの方を兜の面頬越しに見ているが、ただ彼を守るようにしているだけ

で、一向に動きは見せない。

 

「そんな昔の事は今ではどうでもいい」

 

 カテリーナは部屋の中央付近を通過し、周りが許すならば、背中の剣で『ディオクレアヌ』を攻

撃できるという位置ほどまでに近づく。

 

 すると、さすがに彼を守るようにしていた女騎士達も、一斉に武器をカテリーナの方へと向け

た。

 

 カテリーナは脚を止めた。

 

 彼女は周りに威嚇されていても、その態度を崩そうとはしない。威嚇に対しても、何も恐れる

ような姿をしない。ただ脚を止めただけだ。

 

「ではなぜこんな事をする?」

 

 カテリーナは言った。

 

「分かっているだろう? 全ては変革の為だ。世界が変わる為には、誰かが変えようとしなけれ

ばならない」

 

「あんたがしているのは、ただの侵略行為だろう?」

 

「革命は時として、侵略行為と呼ばれる。そして革命家は、侵略者とな。だがそういう者達がい

るからこそ、世界は安定して来たのだ。運命の女神ルノーンが紡いでいく糸のようにな…」

 

「あんたは、違う。そんな大それた革命家じゃあないし、運命が自分に味方していると思えるの

も今の内だ。あんたが、誰かの手の上で遊ばれている内はさ。大体、今、あんたに味方してい

る黒幕は誰だ?」

 

 私はカテリーナの言った言葉に耳を疑った。

 

 皆がそう言っていたし、私だってそう。この一連の事件は、目の前にいる『ディオクレアヌ』こ

そが黒幕だと思っていたからだ。そう、誰しもがそう思っている事だろう。

 

 更に黒幕がいる? カテリーナが言う事は本当にそうなのか?

 

「ええい! そんな事がお前に関係あるかッ!」

 

 『ディオクレアヌ』は突然いきり立つ。彼は落ち着いた態度を崩した。

 

 カテリーナの言った言葉が癪に触った。そうではなく、本当の事を指摘されたから焦っている

かのように見える。

 

「それと…、5日前から追跡をさせて、一体何をしようとしている?」

 

 カテリーナは続ける、彼女の方はいたっていつもの冷静さを保っていた。相手が大軍を率い

ている盟主だからといって、引くような様子も見せない。

 

 追跡とは一体何の事か。それも5日も前から? 5日前と言えば、《リベルタ・ドール》目指し

て、王を連れて来ようとしていた頃だった。

 

「さあな? 私はお前を始末するように言っただけだが、いつやれとは命じていない。彼女次第

だ」

 

 彼がそう言った時、カテリーナはさっと警戒の姿勢を取った。そして剣を一閃させる。それ

は、目の前にいる男の方向ではなく、背後からやって来た人影の方だった。

 

 赤い色をした光のようなものが、カテリーナの背後から襲いかかる。かなりのスピードだっ

た。目にも留まらぬようなスピード。カテリーナは剣を使って、その者の攻撃を防御した。

 

 カテリーナから一定の距離を保ち、その人物は槍を構えていた。

 

 赤い鎧を見に付けた女騎士。兜を被ってはいるが面頬を上げているので素顔が分かる。エ

ルフのように整った上、青白い顔。ただそれがエルフと大きく違うのが、髪や瞳の色が赤いと

いうところだ。

 

 それは、『ディオクレアヌ』の周りにいる女達と同じ姿だ。だが、私はこの人を知っていた。

 

 あの《リベルタ・ドール》が襲撃された時、カテリーナに一人戦いを挑んだ、あの女だった。名

前は確かナジェーニカと言ったはずだ。

 

「どうも、彼女はお前を私の目の前で倒したいらしいぞ?」

 

 『ディオクレアヌ』は、面白いものを見るかのように、頼もしそうな表情をしていた。

 

「一度失敗しているから、その償いと言ったところか?」

 

 ナジェーニカという女騎士の方を見て、カテリーナは言った。両者は視線を合わせて、お互い

を見つめ合っている。

 

 ナジェーニカの方は、カテリーナに何も言わなかった。代わりに彼女は兜の面頬を下ろす。カ

テリーナは続けた。

 

 

「この前負けたのに懲りないな」

 

 そう言い、カテリーナは彼女に向けて、大剣の刃先を向けた。

 

 先に攻撃したのはナジェーニカの方だった。彼女はカテリーナに向かって、槍の刃先を突き

出して来る。横にそれる事により、カテリーナはその攻撃を避けた。

 

 更にナジェーニカの攻撃は続く。今度は柄の方を振り回し、彼女はカテリーナの方に迫って

いく。そして、自分を軸にして、槍を振り払い、攻撃を続ける。

 

カテリーナはそれらの攻撃を全て避け、かわしていた。剣で受け止めるような事もしていない。

私はただ、巻き添えを食らわないように離れた所から見ている事しかできない状態だった。

 

 ナジェーニカはカテリーナ目掛けて槍を突き出して来ようとする。

 

 カテリーナは、がっしりとナジェーニカの槍を掴んで言った。

 

「止めておきな。いくらやっても私を捉えられはしないさ」

 

 だが、ナジェーニカは何も言わずに、カテリーナの腕を槍で振り払い、さらに彼女へと次々と

攻撃を仕掛けてきた。

 

 私には2人の動きを目で追っていくのがやっとだ。カテリーナは易々とナジェーニカの攻撃を

避けているようにも見えるが、ナジェーニカだって相当素早い動きを見せているのだ。彼女の

鎧の赤い色が空間に残像を残してさえいる。

 

 ナジェーニカは大きく槍を一閃させ、カテリーナを捕らえようとした。真っ赤な光が輝いて、そ

れが、槍の軌跡に残った。槍が床をかすっただけで、絨毯は引き裂かれ、床は隆起するかの

ように砕けてしまった。

 

 カテリーナは左腕を動かす。良く見ると、彼女の左手の籠手が砕け散っていた。今のナジェ

ーニカの攻撃で傷付いたようだ。

 

 再びカテリーナの方に突き出される大槍。彼女はそれを大剣で弾いて防御した。

 

 カテリーナは飛び上がり、そのまま天井で脚を踏み切ると、ナジェーニカの方に剣を振り下ろ

そうとする。

 

 彼女はカテリーナのその攻撃を、槍で受けた。それだけで、ナジェーニカの周囲の床には亀

裂が走る。

 

 ナジェーニカはカテリーナの剣を槍で押しやる。すると、カテリーナは空中で大きく跳ね返され

た。

 

 そしてカテリーナが空中にいるままの状態で、ナジェーニカは次々と攻撃を浴びせようとし

た。

 

 槍を振り払い、突き出し、カテリーナを攻撃しようとする。カテリーナは空中にいるままで、剣

でそれらの攻撃を防御する。次々と弾き返す。

 

 やがて、カテリーナは床に脚を付けた。

 

 すると、その脚で再び踏み切り、彼女は勢いを付けてナジェーニカへと横から剣で斬り付けよ

うとする。

 

 再び槍でその攻撃を受けようとするナジェーニカだが、彼女の鉄製の槍には、青白い電流の

ようなものが帯びていた。

 

 彼女はその槍でカテリーナの剣を受け止めたものの、頑丈そうな鉄製の槍は、大きく折れ曲

がった。

 

 ナジェーニカは大きく後方へと後退させられ、彼女の脚が引きずった部分の絨毯は引き裂か

れ、床までも、2つの脚の軌跡を残しながら破壊されてしまう。

 

 カテリーナの稲妻の力を帯びた大剣による攻撃を受けた槍は、すでに破壊されてしまってい

た。

 

 カテリーナは、ナジェーニカへと接近して行く。目にも留まらないようなスピード。彼女が動い

た跡には、青白い軌跡のようなものが残る。

 

 彼女はそのまま、大剣による攻撃を浴びせようとする。ナジェーニカの槍は折れ曲がってい

たが、彼女はそれを使ってカテリーナの攻撃を受け止めようとした。

 

 だが、カテリーナの剣の更なる攻撃によって、彼女の槍は真っ二つに切断されてしまう。

 

 カテリーナの攻撃は続いた。剣の攻撃によってひるんだナジェーニカの一瞬の隙を突き、彼

女は体を一回転させながら、その力を利用して、ナジェーニカにとどめの一撃を浴びせた。

 

 ナジェーニカは、その攻撃を両腕を交差させて防御しようとした。切断された槍は、破片と共

に宙に舞っている。それでは防御ができない。

 

 彼女の両腕の籠手は粉々に砕け散った。同時に、ナジェーニカの体も、大きく後方へと飛ば

される。その方向は、この王室の扉。扉を破壊しながら、彼女の体は廊下へと飛び出し、さら

に廊下の壁面にめり込んでしまう。

 

 そのまま彼女は床へと破片と共に崩れ落ちた。同時に、ずっと被っていた兜も脱げて床に転

がった。

 

 すぐに崩れた破片を押しのけ、彼女は身を起こそうとした、だが、今受けたダメージが大きい

らしい。カテリーナの剣を両腕で防いだナジェーニカだったが、防御し切れなかった上に、腕に

も大きな怪我を負ったらしい。籠手は粉々になって、彼女の両腕は露出していた。

 

「お、おのれ…!」

 

 ナジェーニカは、その素顔でカテリーナを睨み、唸る。

 

 しかしカテリーナの方は、すぐに『ディオクレアヌ』の方へと向き直った。

 

 『ディオクレアヌ』は幾分か落ち着きを取り戻した様子で、カテリーナに対して拍手させもして

いた。

 

「お見事。見事な戦いぶりだ。正直の所、母を遥かに上回るほどの戦いだ。その大胆さと恐れ

ぬ精神、剣さばき。どれを見ても目を見張るものだよ」

 

「さて、さっさと終わらさせてもらう」

 

 『ディオクレアヌ』の言葉をさえぎり、彼の方へと、大剣の切っ先を向けるカテリーナ。

 

「あまりいい気になるなよ…!」

 

 そう彼が言うと、彼の周りで警戒していた他の女騎士達が、武器を構え始めた。さらに背後

からもやって来て、あっという間に私とカテリーナを取り巻いてしまう。

 

 5人の赤い鎧の女騎士達に、私達は武器を向けられていた。剣やら槍やらを向けられて、私

は全く身動きが取れない。

 

「仕方ないな…」

 

 だがカテリーナは動じる事なく、そう静かに呟いた。

 

 私は、カテリーナの体が青白い光を放ち、小さな火花のようなものが走っているのに気付い

た。

 

 武器を向けられ、周りを囲まれていても、思わず彼女から離れたくなりそうになる。

 

「今度は手加減しないぞ…!」

 

 彼女はそう言い、全身に強い光と共に稲妻を纏った。私は思わず彼女の方から飛びのく。

 

 その時だった。

 

 突然、巨大な咆哮が轟ぐ。地割れでも起きたかのような巨大な低い音。それが激しく城を揺

るがした。その衝撃だけで、私達は体勢を崩してしまう。

 

「な、何だ…?」

 

 そう口に出したのは『ディオクレアヌ』だった。彼は外の方に目を向ける。

 

 あの、上空に静かに佇んでいた『リヴァイアサン』が、激しく旋回しながらこちらへとやって来

ようとしていた。

 

 そして巨大な顔、巨大な目をこちらへと向けた。幾つもある青い岩のような眼が私達の方へ

と向けられる。『リヴァイアサン』はかなり接近していた。

 

 カテリーナは、稲妻を纏ったまま『リヴァイアサン』の方を向いた。彼女はがっしりとその巨大

生物と目線を合わせる。

 

 すると『リヴァイアサン』は、再び口を大きく開け、巨大な咆哮を上げた。その衝撃波は物凄

いものがあった。王室の壁が揺るぎ、ステンドガラスが粉々に割れる。絨毯が舞い上がった。

 

 さらに『リヴァイアサン』の口に、緑色の光が集中して行く。それは周囲から集まるかのように

凝縮して行き、球を作り出していった。

 

「ま、まずい…! 一体何のつもりだ…!」

 

 『ディオクレアヌ』が叫んだ。

 

 私達は思わずその場に身を伏せる。この緑色の光は、私も見た事がある。破壊の力。大砲

のように発射し、全てを消し去ってしまう。

 

 緑色の光が、『リヴァイアサン』の口から発射された。巨大な光の柱となって、王室の方へと

迫ってくる。そして、強い衝撃波と共に壁を破壊し、私達のちょうど上の辺りを、竜巻のような衝

撃で通過して行った。

 

 やがて収まる光。私達はゆっくり身を起こす。瓦礫が当たり一面に散乱していた、王室の光

景は一変している。天井、そして屋根ごと光に飲み込まれてしまったらしい、天井は跡形もなく

消え去ってしまっていた。

 

 『リヴァイアサン』は、まだこちらに目を向けていた。いや、その巨大生物は、カテリーナに目

を合わせていたのだ。

 

 カテリーナの鋭い視線と、『リヴァイアサン』の視線が激しく激突する。そして、それに共鳴した

かのように、『リヴァイアサン』はこちらへと向かって来た。

 

 巨大な迫力が迫ってくる。それだけでも押し潰されてしまいそうなくらいの迫力。巨大な存在

が今、目の前へと、大地を揺るがしながら迫って来ていた。

 

 しかし、カテリーナは動じない。彼女も、迫ってくる『リヴァイアサン』の方へと駆け出していた。

剣を片手に、破壊されてしまった王室の壁を通り抜け、城のバルコニーへと飛び出す。

 

 私も続いていた。この場所にはいられない。脱出しなければ。脱出すると言ってもどこに? 

もはや、カテリーナについていくしかない。

 

 だが何より、私はカテリーナの存在の大きさを感じていた。今、彼女の体から放たれている、

青白い稲妻のようなもの。それがそう感じさせていた。

 

 カテリーナも、『リヴァイアサン』と同じような、強大な存在の大きさを持っていたのだ。

 

 なぜなのか。彼女は今までにも鬼神のごとき凄まじい迫力を戦いで見せていた。今も、それ

を『リヴァイアサン』へと見せ付けているのだ。

 

 それも、巨大生物を圧倒するかのような迫力で。

 

 バルコニーへと、一気に距離を詰めてくる巨大生物。

 

「飛ぶぞッ!」

 

 そのカテリーナの合図と共に、巨大生物が城へと最も近づいた時、私達は、『リヴァイアサ

ン』の背へと飛び移った。

 

 確かに恐怖もあった。だがそれだけではない。私は感じていた。自分と共にいる彼女の存在

が、まるで守護神であるかのような感覚を。

 

 

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28.トール・フォルツィーラ


 
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