No.207150

真・恋姫 つなぐ想い 8?

kabadiさん

おはようございます。

朝から失礼します。
今回もいつも通りの低クオリティになりました。(泣)

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2011-03-20 06:21:16 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:5673   閲覧ユーザー数:4201

はじめに

 

―この作品のくされ設定―

 

一応魏ルート後のはずです。

一刀君は魏ルートの記憶がございません。想いは残ってます。

記憶を取り戻すか未定です。

外史世界では1年半、一刀君の世界では3年経っています。

一刀君は武・知ともに一応強化済みです。

種馬スキルもパワーアップ。でも肝心なとこは鈍感。

ただ強化具合は作者もわかりませんし、そもそも強化した意味ない気がする今日このごろですが、気にしてはだめです。

一刀君は世界を移動する際、他の外史での一刀君に対する強い思いの残滓を拾ってしまっています。

そのため、魏以外の女の子と接触すると、その想いが一刀君を通して入ってしまい好感度が上がります。ご都合主義です。

作者はへたれです。モヒカンに消毒されるべき汚物です。

 

では、今回も物好きな方はお付き合いください。

 

<魏 許昌>

 

蜀からの使者が早馬で成都から出発してから数日後のこと。

 

時間はすでに遅く、日はすっかりと暮れていた。

魏の中心である許昌では、蒼々とした満月がぽっかりと天に浮かび、辺りを優しく照らしていた。

 

城内の執務室。

 

華琳はいつものように書簡を処理していた。

―常人のそれとは比べるべくもない速度でこなしているが、魏の者が見れば数年前に比べ、まだわずかに劣ることが分かる速さで。

 

初めは山のように有ったのであろう書簡は、もう残りわずかとなっていた。

「ふぅ。少し疲れたわね。」

 

しばらくして作業を終え、誰にともなくそう呟くと、ふと窓辺に歩み寄り窓の外に広がる夜空に目を向けた。

覇王の仮面を外し、一人の少女の顔をしながら…。

 

「嫌な月ね。まるであの日のような…。」

見事な満月を見上げながら彼女は顔をしかめ、ぽつりと言葉を漏らす。

「早いもので、もう1年半にもなるのね。あなたは何をしているのかしら…。私は私の物語を歩いてるわ。胸を張ってね。」

静かに誰かに語りかけるように、彼女は言葉を続ける。

「……でもやっぱりこんな日は思い出してしまうわね。何が愛していた、よ。……はやく帰って…きなさいよ………っ。バカ………ぁ…。」

そして、気が付くと彼女は静かに涙を流していた…。

 

突然、部屋の外から誰かがパタパタと慌ただしく廊下を駆けて来る音がしてきた。

「(トントンッ)華琳様。お部屋に居られますか?」

扉を叩く“のっく”と共に桂花が声をかける。

 

―これはある男がもたらした風習である。彼がいた証を残すかのように、魏ではこの風習を残すことにしていた。最初のうち魏の者達の中には、こんな小さな所にも彼のことを思い出して涙ぐむ者もいたが。

 

華琳は涙を拭い、一瞬で覇王の仮面を被って椅子に座ると、扉に向かって答えた。

「ええ、居るわ。桂花、入りなさい。」

「失礼致します。」

すぐに、桂花が部屋に入る。

 

「それで、どうしたの?」

「はい。それが蜀から急使が到着したようです。すぐに拝謁したいと申しているらしいのですが…。」

「こんな時間に?…わかったわ。すぐに会うから玉座の間に通しておきなさい。それと、春蘭か秋蘭を呼んで来てちょうだい。私の護衛をさせるわ。」

「御意。」

 

華琳が指示を出すと、すぐさま桂花は動き出した。

華琳は自らの身だしなみを整え、とても先ほどまで涙を流していたとは思えぬ凛とした姿となり、桂花が再び来るのを待った。

 

しばらくして、再び訪れた桂花と春蘭・秋蘭を従え華琳は玉座の間へと向かった。

玉座の間に着くと、使者と親衛隊の面々が待っていた。

よほど急いで来たのだろう、使者の顔には疲れが見える。

華琳は使者から書状を受け取ると、使者を丁重にもてなすように言って下がらせた。

そして、早速書状に目を通し始めた。

 

読み進める内に華琳の手は震え始める。

顔にも隠しきれない動揺の色が見えていた。

―どちらも常の覇王・曹操には見られないものだ。

 

桂花・春蘭・秋蘭はその華琳の姿に驚いていた。

華琳が書状を読み終わると、すかさず秋蘭が尋ねた。

「どうなさったのですか?華琳様。書状には何と?」

「一刀が…帰ってきたかもしれないって…蜀にいるかもしれないって…。」

「「「!!?」」」

「なんですって!?」

「北郷の奴が帰って来たのですか!?おのれ、奴め。何故ここにまっすぐに来ないんだ。今すぐその性根を叩き直してくれる!」

「まて、姉者。華琳様、“かもしれない”とはどういうことですか?」

華琳の言葉を聞き飛び出そうとする春蘭を止めつつ、秋蘭は驚きながらも疑問をぶつける。

それに答え、華琳は書状を差し出す。

三人はそれを受け取ると、同時に覗き込む。

 

その書状には、要約すると

・「天の御遣い」こと北郷一刀らしき人物を成都の森付近で発見し、蜀で保護している。

・彼は、以前この世界にいた記憶がない。

・魏から彼を確認できる者を送ってほしい。

といった旨のことが書かれていた。

 

三人も驚きを隠せない。

一刀と再び会えるかもしれない嬉しさ、本当に本人なのかという不安、一刀に記憶がないかもしれないという恐怖、様々な感情が四人を包む。

それは、表面上は彼を嫌っていた桂花も例外ではなかった。

 

この1年半の間に天の御遣いを見たという誤情報もちらほらとあった。

その度、彼女達は落胆することとなったのだが、今回は蜀からの正式な情報である。

期待するなという方が無理だろう。

 

そして、彼女達は思う。例え記憶が無かろうと、会いたい。それだけ彼の存在は大きいのだ。

 

 

少しの間の後、表面上落ち着きを取り戻した華琳が、指示を出す。

「桂花・春蘭・秋蘭。至急皆を集めなさい!」

「「「…御意!」」」

三人も我に返り、すぐに部屋を飛び出す。

 

『……………一刀。』

この呟きは誰のものだったろうか。

 

皆が玉座の間に集まるのにそう時間はかからなかった。

困惑してる者、不満そうな者、平然としている者、眠そうにしている者、様々だったが。

 

華琳は早速、先ほどの書状の内容を掻い摘んで話す。

 

やはり、皆先ほどの四人と同じ状態になった。

風でさえ、寝る真似をする余裕すらないほどであった。

 

皆が一応落ち着きを取り戻した後、(最後まで硬直していたのは凪だった。)

華琳は唐突に切り出した。

「蜀には私が行くわ。秋蘭、桂花、ここは任せたわよ。」

「えっ?」「なっ!?か、華琳様…。」

「いいわね?」

「ぎょ、御意…。」

華琳が有無を言わせぬ剣幕で言う。

 

「ウチも行くで!ダメとかぬかしおったら、魏を抜けさせてもらうからな?孟ちゃん。」

霞もすばやく発言する。

「わかったわ。霞、認めます。」

「よっしゃ!その間兵の調練は頼んだで~。惇ちゃん。」

「なっ…。勝手に決めるな!!」

「いいえ。あなたも残りなさい春蘭。良い子にしてたら後でご褒美をあげるわ。」

「は、はいっ!華琳様!」

不服そうにしてた春蘭だったが、華琳の一言で機嫌が直る。

―華琳達が旅立ってからその間華琳に会えないことに気付き、その上一刀のことが気になって仕方なくなり、ひどく後悔することになるのだが…。

 

「では風も行きますね~。稟ちゃん、桂花ちゃんの補佐よろしくです~。」

「なっ!?風、あなた…。」

「それとも稟ちゃんもお兄さんのことが気になって仕方ないんですか~?」

「わ、わたしは、べ、別に一刀殿のことなど…。」

「ではお願いしますね~。」

「ならば風。あなたも来なさい。」

稟の天の邪鬼を知り尽くした風が参加を決める。

 

「華琳様!どうか私も連れてって下さい!隊長のもとに。」

「な、凪…アンタ…。」

「凪ちゃん…。」

「頼む。沙和、真桜。行かせてくれ。」

凪が名乗りをあげ、華琳に次いで親友の二人にも深く礼をして頼み込む。

「しゃあないなー。帰ったらなんか奢ってもらうで?」

「そうなのー。」

「あ、ありがとう。二人とも。」

「いいわ、凪。あなたも許可します。」

忠犬・凪が参加決定。

 

「後は、親衛隊の二人だけど…。後のことを考えると一人しか連れて行けないわね。」

「季衣、お願い!私も行かせて!」

華琳の言葉を受け、流琉も親友に懇願する。

「流琉…。わかったよ!帰ってきたらご馳走うんと作ってね!。」

「ありがとう。季衣!任せて。腕によりをかけて作るから。」

「約束だよ。」

「うん。」

「なら流琉。あなたに私の護衛を命じます。」

流琉も親衛隊長として同行することが決まった。

 

「では出発は明朝とする。各々仕事の引き継ぎをしっかりとするように。今から準備にかかれ!」

華琳は素早く指示をとばす。

皆も負けじと、部下を集め、指示を出し動き出す。

許昌の城は夜にもかかわらず、騒然としていた。

 

こうして、華琳・霞・風・凪・流琉の五人が蜀へと旅立つことになった。

「待ってなさいよ、一刀。」

「待ってろや、一刀。」

「待っていてくださいね~、お兄さん。」

「待っていて下さい、隊長。」

「待っていて下さい、兄様。」

それぞれの想いを胸に…。

 

それは少数精鋭での、迅速な行軍であったという。

 

<蜀>

 

そんなこととはつゆ知らず、今日も今日とて女の子と交流を交わしている一刀君。

 

ぞくぞくぞくっ。

 

「今、なんかものすごい悪寒がしたぞ。」

 

さて、この先どうなることやら…。

 

 

―君は生き延びることができるか―

 

あとがき

 

すこし脱線しました。

蜀の続き期待してくれた方すいません。

一応次回は、時系列戻して一刀君が目覚める所から始めたいと思ってるんで、魏の面々が一刀君と絡むのはまだ先となります。

 

今回蜀に行く魏メンバー大分悩みました(汗)

秋蘭と桂花は華琳連れてくと外さざるを得なかったんですが…

連れて行きたかった。

でも大人数すぎても…てのもあり、書いていて自分の能力にうんざりしました。

表現や文法もカスもいいところだし。

 

しかし一刀君やばいね、これ(笑)

思いつきで進めてたらいつの間にかこの状況。何故だ…。

 

無いとは思いますが参考意見、リクなど、もし、万が一、ありましたら下さい。

作者のダメ具合のせいで反映できない可能性特大ですがorz

なら書くなよ…

 

ここまで付き合ってくれた勇者に感謝を。

こんな駄文に温かい応援メッセージやコメントをくれる方は神です!

支援してくれる方も神です!

 


 
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