No.206304

真・恋姫無双 ~降りし御遣い伝~ 第3話

rin1031さん

第3話連続投稿
書いてたら楽しくて止まらない!

今回はいよいよ外史にいきます。
さて、一刀君がどうなるか・・・

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2011-03-14 04:05:40 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:10679   閲覧ユーザー数:8007

 

 

 

 

 

 

                     作られた外史

 

                   それは新たな外史の始まり

 

                 乱世の真っただ中に降り立つ一筋の光

 

            この光に乗った青年が、この乱世の世を静めてくれるであろう

 

 

            この予言にある者は喜び、ある者は怯え、ある者は激怒した

 

            

 

                 今、外史に新たな1ページが刻まれる

 

 

 

 

 

 

第3話 見知らぬ地

 

 

チュンチュン、チュンチュン・・・

 

一刀「ん、んん~・・・」

 

川の流れる音

 

心地よい木々の葉がこすれる音

 

何より、美味しい空気

 

俺の部屋はこんなに住みやすかったのか・・・

 

一刀「ん?」

 

おかしい。

 

川なんて流れてないし、俺の部屋に植物は無い。まして空気なんて変わらないはずだ。

 

なにより、背中がゴツゴツしていて痛い。

 

一刀「ん~・・・?」

 

まだ寝惚け眼ではあったが、目の前に広がるは見慣れたはずの部屋ではなく・・・

 

一刀「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

木々が生い茂る森の中にいた。

 

しかも近くには川が流れていた。

 

一刀「・・・・・・」

 

茫然とした。

 

一刀(昨日は及川のバカと話をしてその後は布団にもぐってちゃんと寝たはず・・・)

 

考えても分からないことばかりだった。

 

周りを見ても及川のバカはもちろん、他にも誰もいなかった。

 

でも・・・。

 

一刀「あれ?」

 

そこには昨日準備した旅行用バッグ、それから・・・

 

一刀「なんでここにこれが?」

 

そこには夏休みの地獄の修行の際、じいちゃんから北郷流免許皆伝の証としてもらった『黒刀【白王虎】』がそこにあった。

 

一刀(こいつはじいちゃんのところにおいてきたはず・・・)

 

う~ん・・・

 

とりあえず、一刀は怪我をしていないか自分の体を見た。

 

一刀「なんでフランチェスカの制服を着てるんだ?ちゃんと寝間着に着替えたはずだ」

 

ますます頭がこんがらがってきた。

 

一刀(一体ここはどこだよ・・・なんでここに俺はいるんだよ)

 

だいたい30分は大の字で考えていたのではないだろうか。

 

一刀(携帯は圏外だし、見たこともないところだし・・・とりあえず誰か人でも探すか)

 

歩きだして数十分・・・

 

一刀「だ、誰もいない・・・なんで人っ子一人いないんだ?」

 

???「キャーーーーーーーーーーー」

 

一刀「ん?」

 

一刀は悲鳴の聞こえてきた方に向かって走り出した。

 

 

一刀「えっ・・・?」

 

一刀は目の前の光景に自分の目を疑った。

 

目の前では、家が焼かれ、人が死に、賊と思われる奴らから逃げ惑う住民たち。

 

賊1「殺されたくなければ金品全部よこせ~」

 

賊2「ギャハハハハ、食料も全部よこしな」

 

賊3「男は殺せ!女は連れてけ!」

 

賊4「ん?こいつはいい女だ。こいつはおれがもらうぜ」

 

娘「イヤーーーーーーー、誰か、誰か助けてください!」

 

賊4「イヤがっても駄目だよ~。もうお前は俺の女だからな」

 

娘「そ、そんな・・・」

 

 

 

 

 

『一刀よ、お前に人を殺めてでも誰かを守る覚悟はあるか?』

 

 

 

 

 

一刀はじいちゃんの言っていた『覚悟』のことを思い出した。

 

そして・・・

 

一刀「やめろーーーーーー!!!」

 

賊「「「「あん?」」」」

 

賊1「誰だテメェは?」

 

一刀「知らなくてもいい。そういうお前らはなんでこんなことをしている」

 

賊1「なんでだと?なめた野郎だ!これで俺たちは生きてるからだよ!」

 

一刀「それでも、人を殺してもいい理由にはならない」

 

賊1「今の世の中そんな甘い事言ってたら生きていけないんだよ!!」

 

一刀「はっ?」

 

賊1「野郎ども、この生意気な奴をやっちまえ!!」

 

賊「「「おう」」」

 

一刀(この賊は今何て言った?今の世の中?クソ、今こんなこと考えてる場合じゃない!!)

 

賊2「おいおい、お前手が震えてるぜ?」

 

一刀は腰の黒刀【白王虎】に手をかけていたが、カタカタと震えていた。

 

それもそのはずである。一刀は祖父と地獄の特訓をしていたとしても、平和な時代に生まれ、平和に生活をし、今まで人を切ったことがないのだから。

 

例え覚悟を決めたとしても、仕方のない事である。

 

賊2「弱腰の奴に俺たちは殺せねぇよ」

 

賊は一刀に切りかかってきた。

 

一刀(何をためらっている・・・。覚悟を決めたはずだろ、北郷一刀!今あの娘は助けを求めているんだ。なら、助けることに全力を注げ!やるんだ北郷一刀!!)

 

ガキーーーン

ズバッ

 

賊1「何っ!?」

 

一刀「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

賊は目の前で何が起こったのか分からないでいた。

 

一刀は一瞬にして賊を切り、賊は息絶えていた。目に見えない早さで。

 

賊1「お、お前、な、何をしたんだ」

 

一刀「お前に教える義理はない」

 

賊1「な、なめるなぁぁぁぁ」

 

一刀は一瞬にして賊の背後に回り込み、刀が賊の腹を貫いた。

 

賊「「う、うわぁぁぁぁぁ」」

 

残りの賊は逃げ出した。

 

一刀「う、うぇぇぇぇ」

 

一刀は気持ち悪くなり、吐きだした。

 

娘「だ、大丈夫ですか?」

 

一刀「ご、ごめんね・・・心配掛けて。人を切ったのって初めてだから・・・。それよりも君は大丈夫かい?」

 

娘「は、はい。助けていただきありがとうございました。何かお礼がしたいのですが・・・」

 

一刀「い、いやお礼なんてしなく・・て・・・も」

 

バタンッ

 

娘「えっ・・・?」

 

一刀は急に倒れた。

 

 

 

あらすじ

 

いや~小説って、本っ当にいいものですね!!

 

いや~恋姫無双って、本っ当にいいものですね!!

 

書いていたら止まらないですなぁ。

 

さてさて、今回から外史編となりました。

 

今回のテーマ、気付いたあなたはさすがです!!

 

外史の始め方が違うと思ったあなた、これは私の妄想で書いています。

 

なので、まだどこの陣営にも組みしません。

 

それでは、どこに行くのか・・・。

 

まずは一刀に旅でもと考えていますが、上手くいくかどうか・・・。

 

やってみないと分からないので、まずは旅させます。

 

旅と言ってもそんなに長い旅にはなりません。

 

魏・呉・蜀全部好きだから悩んじゃうんだよね~。

 

まずは全部周ってみるのもいいかもしれませんね。

 

今回もグダグダ感が否めませんでしたね。

 

戦闘シーンが難しいなぁ・・・。

 

もっと上手く書きたいです・・・。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それでは、次回『たまにはイチゴバナナミルクが飲みたい!!』でお会いしましょう(嘘)

 

 


 
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