第2話 外史へ
地獄?の夏休みを無事に乗り越え、なんとか北郷流の免許皆伝を許された一刀。
今日は始業式のために、鹿児島から帰ってきて聖フランチェスカ学園に向かっていた。
一刀「はぁ~・・・じいちゃんの言う覚悟かぁ・・・今すぐにそんな覚悟しないといけないような場面なんてこないとは思うけど・・・」
???「かーずピーー」
一刀「ん?」
???「かずピーどないしたん?朝から辛気臭い顔してからに」
こういつは俺の親友?の及川で、常にめんどくさい奴だ。
一刀「ちょっと考え事してただけだよ」
及川「ふ~ん・・・。あっ、かずピー夏休みまた修行してたん?」
一刀「そうだけど、なんで知ってるんだ?」
及川「かずピーのことなら何でも知っとるで!」
及川は親指を立ててウィンクしてきた。
一刀(うわっ、キモっ!!)
及川「今とっても失礼なこと考えたやろ?」
一刀「(意外と鋭い!!)なんも考えてねえよ」
及川「かずピー夏休み前よりもなんか逞しくなったというか、一皮むけたというか・・・まさか!」
一刀「なんだ?」
及川「かずピー俺に黙って勝手に童貞をそ(ゴスッ)・・・痛ッ!!」
一刀「それ以上言ったら俺はお前を思いっきりぶん殴る!!」
及川「殴った後に言わんといてや!!」
及川は一刀に殴られた頭を擦りながら反論をする。
一刀「こんな往来で変なことを言うお前が悪い!!だいたい、俺はまだ童貞だ!」
頬を紅く染め照れながら言う一刀を見て周りの女性とは
女生徒1「聞きました?」
女生徒2「聞きましたわ!」
女生徒3「私たちにもまだチャンスはあるわ!」
女生徒4「それにしても、照れてる北郷君もいいですね~」
女生徒5「北郷君、おはよう」
一刀「ん?あぁ、おはよう(ニコッ)」
女生徒「「「「「きゃ~~~~~~~~~!!」」」」」
一刀「なっ、なんだ?」
及川(あ~あ~、またかずピーのナチュラル女たらしが発動したか・・・なぜかずピーばかりに・・・おれにもその力少し分けてほしいわ)
時は移り変わり今は10月・・・
担任「それじゃあ、修学旅行の準備しっかりしとけよ~?それから、明日の集合時間に遅れた奴は置いてくからな~」
生徒「「「ふぇ~~~い」」」
及川「なぁなぁかずピー、この後買い物行かへんか?」
一刀「う~ん、部活も無いからな、行くか」
及川「そんじゃ、善は急げや」
一刀「お前は何を買うんだ?」
及川「ふっふっふっ・・・今はまだ内緒や」
一刀「?」
主に絶対税関で引っかかるようなものから、絶対修学旅行に必要ないようなまで買っていた及川と、買い物を終えた俺は聖フランチェスカ領内にある男子寮に帰って明日の準備をした。
一刀「ふぅ~、これで準備終わり・・・と」
及川「かずピー準備終わった?」
一刀「今ちょうど終わったとこだよ」
及川「じゃあ、邪魔するで」
一刀「あぁ、でもおれは今から風呂入ってくるけど待ってていいぞ」
及川「おおきに~(ニヤッ)」
及川のあのニヤけ顔が気になったが、無視して風呂に入った。
それからバカみたいな話を2時間程していた。
でもこんな時間がとても楽しい。
こんな平和な時間が・・・。
いつまでもこんな時間が続けばいいと思っていた・・・。
及川「それじゃあ、明日朝早いからもう寝よか」
一刀「そうだな、おやすみ~」
及川「ほなな~」
そしておれは朝6時にアラームをセットし、深い眠りに落ちていった・・・
あとがき
いや~、遅くなりました。
すみません。
実はこの第2話に関しては昨日の段階で書きあげていたんですが、何を思ったか投稿しないでパソコンの電源を落としていました。
寝て起きて確認・・・すると上がっていない!!
なんということ!!
やっぱり寝ないで書こうなんて無理はしない方がいいですよね・・・
今回は及川が出てきたのですが、大阪弁が全く分かりませんでした!!
読んでみて大阪弁がおかしいと思ったらコメントで報告して下さい。
即刻直させていただきます!!
コメントでも色々とアドバイスいただきました。
ありがとうございました。
なるべく反映させていこうと思っていますので、これからもアドバイスよろしくお願いします。
前回予告したのですが、今回は外史に行く直前で終わらせました。
ごめんなさい。
次回はいよいよ外史に入りますので、よろしければ最後まで読んでみて下さい。
第2話を読んでいただきありがとうございました。
第3話もよろしくお願いします。
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第2話投稿しました。
書くのは楽しいけど難しいですね(汗)
コメントありがとうございました。
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