No.194058

『舞い踊る季節の中で』 第101話

うたまるさん

『真・恋姫無双』明命√の二次創作のSSです。

 劉備の援軍要請に力を貸す事にした孫呉。
 だけどそれは決して、同盟と言う名の義で果たされる訳では無い。
 冥琳は多くの思惑を胸に秘めながらも、一刀の成長と覚悟を見極める。

続きを表示

2011-01-05 00:04:14 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:14223   閲覧ユーザー数:9695

真・恋姫無双 二次創作小説 明命√

『 舞い踊る季節の中で 』 -群雄割拠編-

   第百一話 ~ 高ぶる魂に舞う詩を冥き魂は詠む ~

 

 

(はじめに)

 キャラ崩壊や、セリフ間違いや、設定の違い、誤字脱字があると思いますが、温かい目で読んで下さると助

 かります。

 この話の一刀はチート性能です。 オリキャラがあります。 どうぞよろしくお願いします。

 

北郷一刀:

     姓 :北郷    名 :一刀   字 :なし    真名:なし(敢えて言うなら"一刀")

     武器:鉄扇(二つの鉄扇には、それぞれ"虚空"、"無風"と書かれている) & 普通の扇

       :鋼線(特殊繊維製)と対刃手袋(ただし曹魏との防衛戦で予備の糸を僅かに残して破損)

   習得技術:家事全般、舞踊(裏舞踊含む)、意匠を凝らした服の制作、天使の微笑み(本人は無自覚)

        気配り(乙女心以外)、超鈍感(乙女心に対してのみ)、食医、

        神の手のマッサージ(若い女性は危険です)、メイクアップアーティスト並みの化粧技術、

        

  (今後順次公開)

        

冥琳視点:

 

 軍を展開しつつも馬を走らせた遥か前方に、後退しつつも奮戦する劉備軍の一行が視界に映る。

 劉備軍は兵士達を連れて来れなかったのか、それとも散らせてしまったのか、その兵数は一万を遥かに満たない。

 それでも、袁紹軍を何とか奮闘できているのは、袁紹軍の士気や練度が低いと言う訳では無く。 絶対的な兵数差を利用して、軍を三つに分けて交代で攻撃を仕掛けているからだ。

 兵達が疲れてくる前に次々交代して行くため、袁紹軍は兵数をさして減らす事無く相手を追い詰めて行く事ができ、逆に劉備軍は幾ら士気が高く練度があろうと体力と気力が無限では無い以上、いずれその時が来た時には兵達は目に見えて力を失い。 無残にその命を散らされる運命が待ち受けるのみ。

 将が一騎当千だろうと、この状況を覆せれる物ではなく、絶対の数の前には飲み込まれざる得ない。

 それこそ、一人で三万の暴徒を撃退できるような正真正銘の化け物の呂布でも居れば話は別になってくるが、相手が暴徒ではなく、統率がある程度取れた兵達相手では、その限りで無い事は連合の時に証明された。

 

 だが、このままそれを眺めている訳には行かない。

 此度の出陣は、別に劉備の救援要請に応えて見せる事だけが目的では無い。

 袁紹軍に楔を打つ事も大切な目的の一つであり。 その為には数で圧倒していようと、調子に乗れば痛い目に合うと言う事を奴等の心と体に植え付けねばならない。

 例え連れて来た兵数が少なかろうがな。

 

 もし袁紹軍が魏を破り、大陸の北を手中する事になれば、袁紹は後先の事を考えず馬鹿げた数の徴兵を行い。その圧倒的な数で我ら孫呉を飲み込まんとするだろう。

 目の前の劉備軍と袁紹軍の光景は、将来の我等の未来となり得るかもしれない光景。

 だが、その様な事を許す訳には行かない。

 例え袁紹が大陸を制した力を持って腐敗した者達を一掃し大陸に平穏を齎そうとも、そんなものは一時的なものでしかなく、大陸中の民に恨みと不満を募らせる結果になるだけだ。

 馬鹿げた数の徴兵は民の生活の基盤を奪い事と同義。

 働き手を失った田畑は荒れ、工作物は不足し、民が貧困に喘ぐ事になり、下手をすれば黄巾党の騒ぎ処ではなくなる。

 袁紹の狙いも、想いも袁術達の言で分かったとは言え。そのやり方に賛同する訳には行かない。

 例えその志が高く、その恨みを一身に浴びる事を覚悟してようと、民の苦しみと悲しみを天秤にすら掛けないそのやり方は、民からしたら袁家の老人共となんら変わらない自己満足に過ぎない。

 機を見る目、圧倒的で分かり易い力の示し方、そして馬鹿な行動を馬鹿だからと納得させるその演出、その能力は認めるが、目的と手段が入れ替わっていては所詮は袁家と言う所か。

 なんにせよ生き残るためとは言え、雪蓮をあんな目に合わせた曹操を勝たせるための工作をしなければならないとは、世の中儘ならんな。

 

 私は北郷の指揮振りを眺めながら、もう片方の思考でこの作戦をもう一度見直す。

 霞の率いる隊が虎牢関の時に呂布の隊と組んで袁紹軍に大打撃を与え、なおかつ陣の一番分厚い所を食い破ってあの戦場を堂々と逃げ遂せた事は、袁紹軍の兵にとって記憶真新しい出来事。

 その霞が横撃を掛けるのだ、兵達は混乱しないわけが無い。

 だが、それだけではそこまででしかない。 幾ら自分達に恐怖を与えた相手とは言え、数で圧倒的に勝っていると言う人間の心理は、不安に怯えながらも立ち直ってしまう。

 それだけ戦において数で相手に勝ると言う事は有利だと言う事。 王道にして、常勝の手段。 そして常識と言ってさえ良いだろう。 だが、それを覆す為に研鑽されたのが兵法と言う物。

 正攻法では崩せない其れを、心理的に崩して見せれば、その厚き壁は決して頑強なものでは無い。

 不測の事態が将や兵達の心理防壁を越えれば、それはあっけなく崩れる物だし数だけを頼りにした軍などと言う物は、その心理防壁は押し並べて低く脆いもの。

 

 敵陣までおよそ三町(約330メートル)弱の距離、袁紹軍は此方に気づき陣形を並べ直しているが、調練不足を補うため単純な陣形しか取れない上その連携も愚鈍。 あれでは突っ込んでくれと言っているようなものだが、それだけの余裕がこの距離にあると言える。

 まだ仕掛けてくる気は無いと言う気の緩みが、その首を絞める事になるとは知らずにな。

 だがその油断を誘うのがこの策の始まり。

 

 

 

 

 蓮華様が天高く上げた孫呉の王である証である南海覇王をまっすくに敵陣に振り下ろすと、北郷の視線の合図とともに一斉に弦が弾く音が辺りに響く。

 甲高い音が重なり合い聞こえる中、鋭い風音が劉備軍と交えている袁紹軍中層に向かって行く。

 

 普通の弓矢の届く距離では無い。

 一般兵の弓矢では四十間(約72m)程しか飛ばぬし、普通は向かってくる相手に十間(約18m)ぐらいまで引き寄せて撃つもの。 此方からでは威嚇や牽制意外はさして意味をなさない物。

 弩弓であればそれも可能だろうがアレは連射が効かない上、矢が普通の物より短くなるため近中距離ならばともかく、それ以上となれば距離が出るほどに安定さを失う。 翡翠の妹である諸葛亮が黄巾の乱の折に発明したと言う連弩は、矢を番える手順が省略されると言ってもわずか数度でしかなく、次射までの時間は弓の比ではなく、距離が出る程に精度を更に犠牲にしている。

 結局幾ら弩弓の扱いが普通の弓より簡単で圧倒的な飛距離が在ろうとも、速射性と精度が無ければ何の意味も無い。

 それこそ金に飽かせて大量に生産しないかぎりはな。

 

 敵もそう思っていたであろう。 次の斉射まで時間があると。

 だが、その安易な思い込みはあっさりと裏切られる事になる。 次々と降り注ぐ弓矢と築かれてゆく仲間の屍の山に、混乱と恐怖が生まれて行く様子を見て、この策が上手く行く事を確信した。

 北郷隊の僅か四百の兵士が使っているのは、北郷が齎した天の世界の弓矢。

 先の戦には間に合わなかったが、滑車の付いたその特殊な形状は、名のある武将しか引けぬ様な強弓を一般兵にすら容易に扱わせてくれた。 

 その上、幾つもの材質を張り合わせる事で組み合わせたその弓の威力は従来の弓の比ではなく。 更に矢尻に巻いた螺旋状の形態と矢羽の組み合わせは、飛び行く弓矢をより安定させ狙い違わず飛んで行く。

 その威力と精度は祭殿を子供のように興奮させた。 一晩中撃ち続けるほどに。

 

 もっとも、欠点としては構造が普通の弓に比べて遥かに複雑で整備が大変だと言う事。

 制作に時間が掛かり、強弓故に現状の制作方法ではソリが生じやすく、寿命が思ったより短いと言う事。

 何より値段が高いのだ。 これが何より痛い。 現状ではこの弓一つで普通の弓が百は作れる。 矢にしても程度の差はあれ同様と言えよう。

 正直、試験運用とは言え雪蓮の安易な許可が無ければ、北郷の隊全員に持たす事すら反対したかった。

 おかげで予想外の大出費に翡翠に散々嫌味を言われたが、実際その後始末をさせられる翡翠の苦労と胃の痛みを思えば、それすら甘んじて受けざる得なかった。

 それでも、北郷に支給に当たり掛かった金子の事を口止めする辺りは翡翠らしいと言えるのだが……。

 

『 ワシの部隊のも寄越せ 』

 

 と、北郷隊の事を知り乗り込んできた祭殿を。

 

『 弓兵を主力とする隊を持つ祭様の要求ももっともな事ですが、一刀君の隊はあくまで天の技術の試験運用です。 実用に耐えれるかどうか分からない物を祭様の隊に支給しては、祭様の名に傷が付いてしまいます。 それに、今使われている祭様の所の弓矢も支給し直したばかりで、予算の方が…… 』

『 人の生き死にが掛かっておると言うのにケチ臭い事を言うのぉ。 あい分かった。 あの弓が手に入るのならば、それぐらい自腹を切ってやる 』

『 そうですか、其処まで言うならば御要望にお応えしたいと思います。

  ちなみに参考までに一刀君の隊に用意しただけでこれくらい掛かりましたが前金でお願いいたしますね 』

『 ……ぅぐっ。 のぉ、これ桁が幾つか間違えておらぬかぇ? 』

 

 そう言って青い顔で嫌な汗で沢山流す祭殿を黙らせた時の満面の笑顔を見る限り、当分無理は言えんなと溜息を吐かざる得なかった。

 まったく同じ笑顔とは言え、北郷の笑顔とはある意味対極の笑顔と言える。 さすがの私もあの笑顔の翡翠に物を言う気にはなれん。

 北郷、翡翠、明命、袁術に張勲。それぞれ違った笑顔を持つ者達が集う家族。

 雪蓮が其処に入りたいと望みながらも、それを叶える訳には行かなかった家族。

 そして、北郷自身が守り通したいと思っている家族。

 孫呉はそれを利用しなければいけない。 それは北郷とて同じだろう。 家族を守るためには孫呉を利用し、自ら地獄を進むしかないと分かっているはず。 雪蓮の一件で、それを思い知らされた今なら猶更の事。

 此度の劉備の援軍の要請を受けたのは、北郷が先に戦で見せた決意が本物であるかどうかを確かめるのが、私にとって主目的とさえ言る。

 

 

 

 

 やがて北郷の鉄扇が水平に横に上げられると共に撃ち出される矢は収まり、代わりに地響きが鳴り出す。

 北郷の隊を始点に始まった地響きは、やがて我等軍全体へと広まって行く。

 そう地響き。 銅鑼の音でもなく、武器を打ち鳴らす音でもなく、敵を威嚇する声を上げるのでもなく、ただ只管に地面を思い切り踏み鳴らし続ける音。

 それが、ただ只管と繰り返される。

 一つ一つは小さな音。

 だけど其れが五百と鳴り、千と鳴り、万を遥かに超す人数が只管それを行えば、それは大きな地を轟かす地響きへと成る。

 弩弓でなければ届かぬ距離があると言うのにも拘らず降り注いだ矢から、敵は弩弓の速射性を補うために我等がかなりの数の弩弓部隊を持っていると勘違いしいるだろう。 しかも恐るべき練度を持つ部隊の。

 そしてかなりの多くの本隊を見えない所に連れて来ていると考えるのが普通。

 其処へ地を揺るがさんばかりの地鳴り。

 さぞ袁紹軍の兵達は、その心に不安を募らせているで事だろうな。 そして北郷の策はこれで終わりではない。 北郷の閉じられていた鉄扇が開き、袁紹軍の将が冷静さを取り戻す前に次の策を打ち出される。

 

 「「 遼来々っ! 」」

 「「「 遼来々っ! 」」」

 「「「「 遼来々っ! 」」」」

 

 地響きと共に、広がって行く兵達の声。

 天に。

 敵兵の魂に。

 轟けと言わんばかりに、高らかに揚げられて行く声。

 最初は乱れていた叫び声は、やがて息の合った声となり。

 更にはその声と共に地を鳴らす足音も揃って行く。

 

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 

 万を遥かに超える人間の放つ声に。 

 異様と言える揃った高らかに謳う声に。

 聞き覚えのある名と共に呼び起される恐怖の記憶に。

 袁紹軍は恐慌状態一歩手前と言った所だろう。

 矢、地鳴り、そして声。 この三つが士気の低い袁紹軍を精神的に追い詰める。

 その事が、北郷の作らせた望遠鏡でよく窺える。

 そして、その声に導かれたかのように。

 

どどどっ

どどどどどっっ!

どどどどどどどっっっ!!

 

「ウチこそは神速の張遼っ!

 命が惜しかったら道を開けいっ!」

 

 先頭を掛ける霞のタンかと共に、約五千の部隊がまさに神速の名に相応しい勢いで、敵部隊の鎧袖に向かって突っ込んで行く。

 我等の兵の声をその背と肩に背負って、混乱する敵部隊へと突撃する。

 

 

 

 

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

「うらうらうらっっ!!

 命が欲しい奴はウチの前から消えなっ!」

 

 我等の声援の声を本当に背負ったのか、信じられないほどの勢いで敵の鎧袖を削りながら敵部隊を切り離す張遼隊。

 そして切り離された敵部隊には、矢がこれでもかと言うぐらいに降り注ぎ一方的に敵兵を減らして行く。 まるで次に切り離されれば、そうなるのはお前達だと言わんばかりに…。

 多少の抵抗はあるものの一方的に数度同じ事が繰り返される。

 混乱した兵達を、纏め直せるだけの将が居ないのか、それとも立ちなおす事が出来ない程士気と練度が低いのか。 袁紹軍は、ますます混乱に拍車がかかり始める。

 

 古来より、武器を打ち鳴らす音や怒声で相手の士気を挫くのは常套手段だった。

 泥と血と肉に塗れ生き残る事だけを考えて、殺気と断末魔の声に押されてその手に在る武器を振るう。 そんな状態を想像させるその行為は相手を不安を誘う。 だが常套手段が故に、その行為は相手に不安を与えるだけのものでしかなくなりつつあった。

 少なくともきちんとした調練をしてきた兵士達にとっては、それだけの事でしかなかったであろう。

 されど相手は碌な調練をしていない袁紹軍。 それに冷静に対処できるだけの丹力のある兵士はどれだけいた事であろうか。 ましてや北郷の考えた今回の音と声による示威行為。 今までに無い方法と言うのもあるが、揚げる声を揃える事で相手には原始的な恐怖を呼び起こさせ。逆に味方の兵達には高揚を与え士気を高める事になる。

 そんな味方の気勢に乗った張遼隊はまさに神速。 恐怖に打ち震える袁紹軍を小さく切り離して行く事等容易くさせる程に。

 士気の低い袁紹軍相手にしか、これだけの効果は表れはしないような奇策ではあるが、音や声にこのような方法があるとはな。 確かに北郷が霞に調子に乗り過ぎないように注意するだけの事はある。

 それに、これで北郷の思惑通り霞と霞の隊を降将だの裏切りだのと思う兵達は居なくなるだろう。

 幾ら策が成ったとは言え、八万の敵に僅か五千の兵で突撃をしたのだ。 それでも疑っては、それこそ江東の民の名が廃ると言うもの。

 霞達を今度こそ本当の仲間として、心から受け入れてくれるはず。

 

 「「「「「 遼来々っ! 」」」」」

 

 張遼隊の勇猛さの前に、混乱を治めるのは無理と判断した袁紹軍が撤退して行くのを見守る中。 まだ興奮の治まらぬ兵達は勇猛さを見せた張遼隊を賛美するために、天高く声を上げる。

 その姿を己が魂に刻まんと言わんばかりに。

 その恐怖を敵兵の魂に植え付けんと言わんばかりに。

 紺碧の張旗が戦場を大軍を相手に縦横無尽に駆ける勇猛さを、歴史に刻まんと言わんばかりに。

 

 「「「「「 遼来々っ!! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ!! 」」」」」

 「「「「「 遼来々っ!! 」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

あとがき みたいなもの

 

 

 こんにちは、うたまるです。

 第百一話 ~ 高ぶる魂に舞う詩を冥き魂は詠む ~ を此処にお送りしました。

 

 久しぶりの更新となってしまいました。 クリスマスイベントから始まって年末年始のイベントと忙しさに追われて、ノートPCを実家に持って帰郷したにも拘らず一行も執筆する事が出来ませんでした。

 私の実家は昔ながらの家なので、年末は大掃除から始まって、餅つきやお節料理をキチンと作るうえ、親戚一同が正月には集まると言う旧態依然御家で、冬休みとは名ばかりで普段以上に忙しい気がすると毎年思ってしまいます。

 とまあ私事はそれくらいにしておいて、皆様の御想像通りついに出てしまいました「 遼来々っ!! 」

 でもそのまま「 遼来々っ!! 」を出して、袁紹軍を追っ払ってはつまらないので、伏線撒きも含めて今回のような形にしてみました。

 さて、前回に引き続き今回の一刀の行動に「おや?」と思う方も居るかもしれませんが、それも伏線の一つです。 きっとその理由に気が付いている方は気が付いていると思いますが、それは今後のお楽しみと言う事で、話を進めて行きたいと思います。 次回はいよいよ桃香との会談の予定ですが、彼女は相変わらず言動不一致の迷走王なのか、それとも王として大きく成長しているのか、次回を心待ちにしていただければ嬉しいです。

 

では、頑張って書きますので、どうか最期までお付き合いの程、お願いいたします。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
134
14

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択