No.187634

真・恋姫†無双~赤龍伝~第16話「反董卓連合結成」

さん

この作品は、基本的に呉√にそっては行きますが、主人公も含めてオリジナルキャラクターが出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。

2010-12-02 23:16:34 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:7327   閲覧ユーザー数:6189

真・恋姫†無双~赤龍伝~第16話「反董卓連合結成」

 

 

 

漢王朝滅亡への足音。

 

後漢王朝第12代皇帝、霊帝の死去の報が、大陸全土を駆け巡る。

 

黄巾の乱によって無策ぶりと無能ぶりを存分に発揮してしまった後漢王朝。

 

その要である霊帝の死去が奉じられてから、諸侯の動きが活発になる。

 

大将軍可進ち十常侍の確執から始まった混乱劇は、やがて霊帝の後継者たる小帝弁の暗殺に続き、最後には地方領主である董卓の手によって劉協という皇太子が献帝として祭り上げられるに至った。

 

その内乱の最中、大将軍可進は十常侍に暗殺され、十常侍も可進の副将であった袁紹に暗殺された。

 

そして、十常侍の筆頭であった張譲が董卓に殺され、と血で血を洗う暗殺撃劇が繰り広げられていた。

 

馬鹿らしく、滑稽でもあるその政争も董卓の手によって一応の鎮静を見たのだが…………。

 

権力を欲する人間が居る限り、権力争いはどこまでも続き、大陸に嵐を巻き起こす。

 

大陸全土に吹き荒れたその嵐、反董卓連合の檄文は、割拠し始めていた諸侯の心中にある、野心という名の炎を盛んに煽り立てた。

 

 

――玉座の間――

 

火蓮「皆、来たな」

 

玉座の間には火蓮に呼ばれて、雪蓮たちが集まっていた。

 

火蓮「早速だが、これを読め」

 

そう言って、雪蓮に持っていた手紙を投げ渡した。

 

雪蓮「ええと、何々……董卓は許せないので、みなさん、やぁっておしまいー?」

 

火蓮「袁紹からの檄文だ。私に反董卓連合に参加してほしいそうだ」

 

藍里「あぁ」

 

冥琳「なるほど……」

 

穏「そう言う事ですか~♪」

 

雪蓮「で、母様どうするの? もちろん参加するんでしょ」

 

火蓮「当然だな。もちろん参加する」

 

雪蓮「連合に参加するとなると、他に参加する諸侯の動きを見極める必要があるわね」

 

冥琳「この戦いの後にくる割拠の状況によって、我らが取るべき道も変わる、か」

 

火蓮「そういうことだ。……皆、ここからが正念場だ。頼りにしているぞ」

 

祭「応っ!」

 

蓮華・藍里・明命・亞莎「はいっ!」

 

思春「はっ!」

 

穏「はいっ♪」

 

藍里「しかし、火蓮様。その檄文の事を袁術に知らせるのですか? 袁紹の事ですから、袁術には檄文を送っていないと思いますが」

 

火蓮「……知らせない訳にもいくまい。面倒な事だがな」

 

冥琳「仕方がありません。あんな奴でも一応は上役なのですから……」

 

火蓮「明日にでも袁術の所に出向くか。……上手くいけば、この戦いで袁術の力が削げるしな」

 

祭「ところで堅殿。……あ奴はどうする気じゃ?」

 

火蓮「…あ奴?」

 

祭「決まっておるじゃろ。……赤斗の事じゃ」

 

雪蓮「…………」

 

冥琳「…………」

 

藍里「…………」

 

思春「…………」

 

赤斗と火蓮の戦いを見ていた一同は沈黙する。

 

戦いを見ていない蓮華・穏・明命・亞莎は頭の上に「?」を浮べていた。

 

火蓮「赤斗は……連れていく」

 

祭「……そうか」

 

思春「っ!」

 

藍里「火蓮様っ!」

 

蓮華「………」

 

冥琳「火蓮様、大丈夫でしょうか? 下手をすれば前回の二の舞になりかねませんが……」

 

火蓮「今回の戦いでは、赤斗の力が必要になるはずだ。将として、軍師として、そして天の御遣いとして、な」

 

穏「その根拠は、火蓮様の勘ですか~?」

 

火蓮「勘だけじゃないさ。……私たちがいるんだ、蓮華も藍里もそう心配するな」

 

蓮華「……はい」

 

藍里「わかりました」

 

火蓮「よし♪……赤斗には私が直接会って伝えよう。各自、戦の準備を始めてくれ」

 

一同「はっ!!」

 

 

――街の飲茶――

 

赤斗「ふぅー」

 

お茶を飲み一息つく。

 

警邏後の遅い昼食を取っていた。

 

赤斗「すみませーん、肉マン2つおかわり」

 

おかわりを頼んで、再びお茶を口にしながら、窓から外を眺める。

 

赤斗(霊帝が死んだ……そろそろ袁紹が反董卓連合を結成しようとしている頃かな?)

 

霊帝が死去した事を知ってから、これから始まるであろう董卓軍と反董卓連合の戦いについて考えていた。

 

赤斗(たしか、三国志の孫堅は曹操や公孫賛たちと一緒に連合へ参加していたな。やっぱり火蓮さんも参加するのかな。こんな事なら、もっと三国志を読んでおけば良かったかも……)

 

店員「おまたせしました」

 

赤斗「あっ、どうも」

 

考え事をしているうちに注文した肉マンがやって来た。

 

赤斗「はぁー、考えても仕方がないか」

 

独り言を言って肉マンに手を伸ばす。

 

火蓮「貰うぞ」

 

取ろうとした肉マンが横から奪われてしまった。

 

赤斗「なっ、火蓮さん?」

 

火蓮「よう、赤斗。元気か? モグモグ……」

 

火蓮は奪った肉マンを食べながら陽気に話しかけてきた。

 

赤斗「それ、僕の肉マンなんですけど…」

 

火蓮「そんなケチくさい事言うな。今度、私が上手い物を奢ってやるからさ♪」

 

肉マンを奪った事を悪びれる事もなく、火蓮は前の席に腰かけた。

 

赤斗「はぁー、まぁ良いですよ。……それで?」

 

火蓮「うん?」

 

赤斗「僕に用があって来たんでしょう? 何かご用ですか?」

 

火蓮「実はだな……袁紹からこんな手紙が届いたんだが」

 

火蓮は先ほど雪蓮たちに見せた袁紹からの檄文を手渡した。

 

赤斗「……反董卓連合へのお誘いですか?」

 

火蓮「ほぅ、内容を見ないで、よく分かったな」

 

感心したように火蓮は言った。

 

赤斗「なんとなくですけどね。……で、火蓮さんは参加するの?」

 

火蓮「まぁ、な。……お前はどう思う?」

 

赤斗「どう思うも何も、王様の火蓮さんが決めた事に僕が口を出しても良いの?」

 

火蓮「お前の意見が聞きたい。……反董卓連合への参加をお前はどう思う?」

 

赤斗「…………袁紹も連合に参加する他の諸侯たちも目的は一緒でしょう」

 

火蓮「ほう。それは何だ?」

 

赤斗「これを機に名声や風評を得る事。それは同時に自分の勢力を伸ばす為に必要な事でもある」

 

火蓮「その通りだ。これは飛躍するには絶好の機会なんだ。逃す訳にはいかない」

 

赤斗「しかし、僕は袁紹と言う人間が信用できません。他の諸侯たちを、利用しようとしているのが見え見えですしね」

 

火蓮「確かに、袁紹は私たちを利用しようとしている。だが、それはお互い様だな。私も袁紹を、そして董卓を利用しようとしているのだからな」

 

赤斗「そう、ですか。僕はあまり賛成できませんが……。結局どちらが勝っても、その後は動乱の時代になるだけですよ」

 

火蓮「そうだろうな。でも、これは決定事項だ。……お前にも一緒に来てもらう事になるぞ」

 

赤斗「……分かりました」

 

火蓮「良いのか!? ……また、お前に辛い思いをさせるかも知れないのだぞ」

 

すんなり承諾された事を火蓮は驚き、赤斗に聞き返した。

 

赤斗「戦いはまだ怖いですよ。だけど、今回は戦い以外に何か出来るかも知れない。そんな気がするんですよね」

 

火蓮「そうか。それなら期待しているぞ。……それとな」

 

赤斗「はい?」

 

火蓮「辛かったらな。……いつでも頼ってくれて良いぞ」

 

赤斗「……はい、ありがとうございます」

 

 

出陣準備も終わりた後、孫呉の軍勢を引き連れて、反董卓連合が駐屯している合流地点へ向かっていた。

 

雪蓮「冥琳。反董卓連合に参加してる諸侯って、どれくらいいるの?」

 

冥琳「発起人の袁紹と、尻馬に乗った袁術を筆頭に、北方の雄、公孫賛。中央より距離を置きながら着々と勢力を伸ばした曹操。前の乱で頭角を顕し、平原の相となった劉備。そして、我らが主な軍勢になるだろうな」

 

赤斗(ふーん。やっぱり、曹操と劉備も女の子かな?)

 

穏「他にも涼州連合や、多くの太守さんたちが参加していますねぇ」

 

赤斗「飛躍にもってこいの時期だからといって、なんだか大勢集まっているみたいだね」

 

火蓮「だが、飛躍できるのは一握りの諸侯のみだ。一年後、どの諸侯が生き残っているかな?」

 

穏「なかなか予測はつきませんねぇ~」

 

雪蓮「まぁねぇ……冥琳はどう見てる?」

 

冥琳「ふむ……まずは曹操だろう。曹操は人材、資金、兵力など全てを潤沢に用意しているからな」

 

火蓮「うむ。それには異論ないな」

 

冥琳「次に我ら孫呉だ。資金も兵力も充実の兆しを見せているし、人材も揃い始めている」

 

雪蓮「袁紹や袁術ちゃんはどうなの?」

 

冥琳「確かに袁紹の兵は強大だ。だが北方の公孫賛という強敵を抱えているし、率いる人材を上手く使いこなせていないように感じるな」

 

火蓮「……袁術は?」

 

冥琳「袁術は……我らが倒すのでしょう?」

 

火蓮「もちろんだ」

 

冥琳「なら、一年後に我らの天下取りの道のりに邪魔するのは、今のところ曹操のみという事になります」

 

赤斗「……劉備は?」

 

雪蓮「私もその子は気になるわ。義勇軍の大将だったのに、いつのまにか平原の相に成り上がってる。天の時を得ているわね。劉備の配下には勇将や知将が揃っている噂。人の和もある」

 

冥琳「しかし、劉備には地の利がないな。けれども気になる人物であるのは理解できる。……英雄となる人物かもしれんな」

 

雪蓮「ふむ……なら一度話してみましょうか。ねぇ母様」

 

火蓮「そうだな。時期を見て接触してみるのが良いかもな。赤斗。その時にはお前にも付き合ってもらうぞ。お前も劉備の事が気になるのだろ?」

 

赤斗「そうですね。少しだけですけど……会ってみたいとは思いますね」

 

火蓮「ふっ、なら決まりだな」

 

その後、暫らくしてから反董卓連合が駐屯している合流地点に到着した。

 

 

火蓮「さて、これから軍議が始まるわけだが、冥琳、赤斗。二人で行ってこい」

 

赤斗「僕もですか?」

 

冥琳「軍の代表である火蓮様か雪蓮が出るべきだと思いますが……」

 

火蓮・雪蓮「却下」

 

冥琳「はぁ~……」

 

火蓮「赤斗も勉強だ。行ってこい。冥琳よろしく頼んだぞ」

 

冥琳「分かりました。穏、私が軍議に出ている間、部隊への指示はお前に任せる」

 

穏「は~い♪ お任せくださ~い。では皆さん、天幕を張っちゃいましょう~♪」

 

兵士に指示しながら、陣地設営に向かった。

 

冥琳「では行くぞ風見」

 

赤斗「分かった。じゃあ行ってきます」

 

雪蓮「いってらしゃーい♪」

 

火蓮たちを残し、冥琳と一緒に連合軍の軍議を行われる天幕へと向かった。

 

 

袁紹「それでは軍議を始めますわ。知らないも多いでしょうから、まずそちらから名乗っていただけますこと?」

 

金髪くるくる頭の女性が自己紹介を促した。

 

赤斗「ねぇ、あれが袁紹?」

 

隣に居る冥琳に小声で尋ねた。

 

冥琳「そうだ。連合の発起人だ。三公を排出した名家の出身で、自身も司隷高尉でもある」

 

冥琳も小声で答えてくれた。

 

公孫賛「幽州の公孫賛だ。よろしく頼む」

 

劉備「平原郡から来た劉備です。こちらは私の軍師の諸葛亮」

 

諸葛亮「よろしくお願いします」

 

赤斗(あれが劉備と諸葛亮か。……諸葛亮って、藍里をそのまま小さくしたような娘だな♪)

 

馬超「涼州の馬超だ。馬謄の名代だ。よろしく頼む」

 

袁術「袁術じゃ。河南を治めている。ほっほっほ!」

 

赤斗(あれが袁術か!? ……まるっきし子供じゃないか。……あれで火蓮さんの上役か)

 

張勲「私は美羽様の補佐をさせていただきます。張勲と申しますー」

 

袁術と張勲の自己紹介が終わって、順番が回ってきた。

 

冥琳「孫堅軍の軍師をしている周瑜だ。こちらは風見。よろしく頼む」

 

冥琳の自己紹介と同時に頭を下げた同時に、一同がこちらに視線を移した。

 

赤斗「あの……何でしょうか?」

 

袁紹「あーら。あなたが天からの遣いですの? どこの下男かと思いましたわ」

 

赤斗「え?」

 

冥琳「火蓮様の命令で、孫呉に天の御遣いが舞い降りたと噂を流しておいたからな」

 

赤斗「そんな噂を流しても良いのか? ……上役の袁術が良く思わないんじゃないのか?」

 

冥琳「思わないだろうな。しかし、それだけの価値がある噂という事だ」

 

袁紹「そこ。何をくっちゃべってますの!」

 

小声で冥琳と話していると、袁紹に怒鳴られた。

 

赤斗「失礼しました。どうぞ、続けてください」

 

袁紹「まったく。次は……華琳さんの番ですわね」

 

曹操「……西園八校尉の曹操よ」

 

赤斗(曹操は小柄な男だったって聞いた事があるけど、こっちの曹操は小柄な女の子か)

 

曹操「こちらは我が軍の夏候淵。そして…」

 

曹操がそう言うと夏候淵と一緒に、曹操の後ろで控えていた男が前に歩み出た。

 

司馬懿「司馬懿です。曹操様の下で軍師をしております」

 

黒い衣装を纏った細身の男は、司馬懿と名乗り、軍議の参加者を笑顔で見回した。

 

そして、司馬懿の目と僕の目があった瞬間、僕の左肩に激痛が走った。

 

赤斗「ぅう…!」

 

いきなりの激痛だった為、その場で膝をついてしまった。

 

冥琳「風見どうしたのだ!?」

 

劉備「だ、大丈夫ですか?」

 

心配そうに冥琳と劉備が近寄ってきた。

 

袁紹「一体何ですの?」

 

赤斗「ちょっと立ち眩みが……すいません。もう大丈夫ですから」

 

痛みが引き、劉備の手を借りて何とか立ち上がった。

 

劉備「本当に大丈夫ですか? ……顔が真っ青ですよ」

 

赤斗「……もう平気です。…えっと、劉備さん。ありがとうございました」

 

劉備「いえ、どういたしまして♪ あんまり無理しないでくださいね」

 

劉備は太陽のような明るい笑顔で元の場所に戻って行った。

 

冥琳「本当に大丈夫なのか?」

 

赤斗「あぁ、大丈夫だ。心配掛けてすまない」

 

もう一度、司馬懿の方を見る。司馬懿は何事もなかったかのよう曹操の後ろに控えていた。

 

赤斗(今のは? ……まさか!?)

 

袁紹「そろそろ軍議を始めますわよ」

 

待ちくたびれたかのように袁紹が言う。

 

こうして軍議とは名ばかりの集まりは始まった。

 

 

赤斗「……ただいま」

 

本当に疲れて陣地に戻った。

 

雪蓮「おかえり。赤斗、冥琳」

 

冥琳「……」

 

火蓮「冥琳、ご立腹のようだな。軍議はどうだった?」

 

冥琳「反董卓連合の総大将は袁紹に決まりました。そして、連合軍は一致団結して洛陽を目指すそうです」

 

雪蓮「当然よね、それは。……んで?」

 

冥琳「それだけだ」

 

雪蓮「………はぁ? 何それ。どうやって洛陽を目指すとか、そういう作戦みたいなのは?」

 

冥琳「無い。いや、あるにはあるが、これを作戦と呼ぶのは軍師としての誇りが許さん」

 

赤斗「まあまあ、冥琳落ち着いて。気持ちは分かるけどさ。はぁー」

 

火蓮「一体どんな作戦なんだ?」

 

赤斗「洛陽まで『雄々しく、勇ましく、華麗に進軍』だそうです」

 

雪蓮「うわあ……」

 

火蓮「はっはははは。何だそれは…」

 

冥琳「はぁ……呆れ果てて何も言えなかったわ」

 

雪蓮「で、先陣は誰が取るの?」

 

赤斗「………」

 

冥琳「……劉備の軍が取る事に決まった」

 

雪蓮「劉備は受けたの?」

 

冥琳「受けた。……というか、受けざるを得なかったというのが本音だろう」

 

雪蓮「圧力を掛けられたか……」

 

赤斗「あの、………火蓮さん、雪蓮」

 

火蓮「ん?」

 

雪蓮「どうしたの赤斗?」

 

赤斗「劉備と接触するのを早める事はできないかな? できれば、今すぐにでも」

 

火蓮「ほう…何故だ?」

 

赤斗「えっと、今のままじゃ劉備は袁紹に捨て駒にされてしまう。恩を売るには絶好の機会でしょう。だから、味方に引き込めないかなと思って」

 

冥琳「風見は劉備を助けたいだけなのでしょう」

 

雪蓮「赤斗、劉備にまで手を出そうとしているの? 蓮華がここにいなくて良かったわね」

 

からかうように雪蓮は言った。

 

赤斗「そんなんじゃないよ。真面目に言ってるんだけど」

 

火蓮「はっははは……。雪蓮あんまり虐めてやるな。赤斗、安心しろ。劉備とはこれから直接会う手配はしておいた。お前が言った通り恩を売るには絶好の機会だしな」

 

雪蓮「行くのは私と母様と赤斗の三人で良いわよね」

 

火蓮「うむ。それでいいだろ。赤斗、雪蓮。用意が出来次第、劉備に会いに行くぞ」

 

雪蓮「はーい」

 

赤斗「はい。分かりました」

 

こうして、赤斗、火蓮、雪蓮の三人で劉備の陣営に向かった。

 

 

 

つづく

 

 

~あとがき~

 

 

呂です。読んでくださって、ありがとうございます。

 

反董卓連合対董卓軍の話になり、新キャラクター司馬懿が登場しました。

 

司馬懿について今後詳しく紹介する予定です。


 
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