No.184178

馬鹿が呉にやってきましたが何か?

はびゃさん

イカレタ短編です。 
一刀のキャラを極限におかしくしています。

気が向いたら続き書きます。

2010-11-13 00:27:03 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3756   閲覧ユーザー数:3098

 

 

 

一刀 「ふんふ~ん♪」

 

 

 

広い屋敷の庭先で鼻歌交じりに洗濯物を竿に掛けていく。

 

空には陰りのない晴天があり、カラカラとした陽気が体を包んでいる午前。

 

 

一刀 「今日は絶好の洗濯日和だぜ!」

 

 

俺の名前は北郷一刀、

 

ちょっと前まで聖フランチェスカという学園の生徒だったのだが、今はこの屋敷で雑用をこなしている、いわゆる丁稚だ。

 

どうしてそうなったかというと話はひと月程前に遡る

 

原因不明の出来事で古代三国志の時代と思われる世界に突然俺がタイムスリップしてきたのが事の始まりだ。

 

 

 

雪蓮 「おっはよ一刀♪」

 

一刀 「うぉ、雪蓮さん! 朝からお美しいぜっ! きらめく朝日にその健康的で褐色の肌がなんと眩しい事か!!」

 

雪蓮 「ふふ、ありがと。 貴方も朝から精がでるわね」

 

一刀 「まぁ男は定期的に精を出さないと溜まって獣になっちゃいますからね~。 ハハハ!!」

 

 

 

雪蓮さんはこの世界に来て始めに会った人。

何もわからない俺を助けてくれた上に、この屋敷で保護してくれたとても優しい人で、気さくな性格と男を狂わす美貌と身体をもっている。 故にその正体は淫魔かもしれない。

 

別名がかの有名な「孫策 伯符」なんだけど女性で、彼女に限らずこの世界の三国志有名人はどういうわけかみんな女性だ。

 

 

(ハア、ハア、にしてもこの乳、尻、太もも、たまんねーぜ エヘヘ)

 

 

雪蓮 「大変ねぇ男の子も。 眼が血走ってるし鼻息荒いわよ」

 

一刀 「そうなんスよ! もー毎日大変なんスよ! 雪蓮さんなんとかしてくださいよ!」

 

雪蓮 「私? んーーーー……いいわよ♪」

 

一刀 「な!? マジっすか!!」

 

雪蓮 「貴方が獣になって暴れたりしたら……私が殺してあげる♪」

 

一刀 「は? 殺し……て?」

 

雪蓮 「ん」(ニコニコ)

 

 

 ……

 

 

殺して? ……殺される……死ぬ。 ……あの世に逝く ……イク……

 

 

 

(雪蓮さんが……イかしてくれる!!?)

 

 

 

雪蓮 「フフ、ちょっと脅かしすぎたかし_____」

 

一刀 「……ぉおおおおお!! ありがとうございます!!! それでは今すぐ逝かせてくださ~~~い!!!」

 

雪蓮 「へ?」

 

一刀 「ダメでしょうか!!!」

 

 ズイッ

 

雪蓮 「ちょ近っ、え……ええと、死にたいの?」

 

一刀 「死にたくはありません!!」

 

雪蓮 「じゃ、駄目じゃない」

 

一刀 「うぉ~ーーーーーーーそんなーーーー~~~!!!」

 

(ここで死を恐れなければ雪蓮さんの足で……ならば今ここで今生との別れを!! ……いやいや、しかしでもそんな、そしたら俺の命が……でも雪蓮さんが……雪蓮さんと……あの足でイかせてもらえる機会なんて……だけど命が……あぁ、いけないよそんなの。 でも……でも)

 

一刀 「なあぁ!! 俺は一体どうしたらいいんさーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

雪蓮 「…………(この子、ホントおもしろい子だわ。 天の御使いとして役にたつかはどうかだけど……)」

 

 

冥琳 「一体なんの騒ぎだ」

 

雪蓮 「あぁ、冥琳……」

 

一刀 「ぬあぁぁぁぁぁーーーーーーやーーーむーーー!!」

 

冥琳 「騒がしい!!」

 

 バキッ

 

一刀 「ふげっ!!」

 

冥琳 「はぁ、まったく朝から元気な奴だな……」

 

雪蓮 「アハハハハハハハ」

 

一刀 「いてて……もう、いきなりなにすんスか冥琳さん! 後ろから叩くなんて愛情表現が雑すぎますよ」 

 

冥琳 「愛情表現ではない。 理由を胸に手を当てて考えて見なさい」

 

いきなり後ろから俺を叩いた知的でクール美人の冥琳さん。

彼女は雪蓮さんの大親友さんだ。

雪蓮さんとは違った刺さるような色香がたまんない。 おっぱいもたまんない。

 

一刀 「はい♪」

 

 ムニュ

 

冥琳 「っ! 自分の胸だ!!」

 

 ボカッ

 

一刀 「がへっ」

 

今度は拳が飛んできた。 冥琳さんの胸はふニュぷニュだった。

 

孫策 「アハハハハハハハ」

 

冥琳 「そこ、笑い事じゃない!! は~~もう、それで北郷は自らの反省点には気付いたのか?」

 

一刀 「ん~~~~~……あ、もしかして洗濯物の下着を何枚か取っちゃた事ですか?」

 

冥琳 「な!?」

 

雪蓮 「ぶふっ!!」

 

そういえば何枚か洗濯物の下着に穴が開いていたので縫ってあげようと自室に置いてある。

それをきっと盗まれたと勘違いしてるんだな、彼女は。

 

一刀 「あの下着冥琳さんのだったんスね。 あ~でも大丈夫、ちゃんと用事が終わったら返しますから。 問題なし♪」

 

冥琳 「な~~~~わけないだろ!!!!」

 

 

 バキッ ボカッ グシャ

 

 

雪蓮 「アハハハハハハハハハハ!!! 一刀ボッコボコ~~~♪」

 

冥琳 「笑い事じゃないっ!!!」

 

一刀 「ワハハハハ 俺ボッコボコ~~~~♪」

 

冥琳 「お前が笑うなーーーーーー!!」

 

 

冥琳さんの振り上げた足が顔面を捉える

 

 

(あっ、黒♪)

 

 

 ドグシャ

 

 

 


 
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