No.182709

TINAMI 学園祭 (争乱再び)

JINさん

南華老仙さんに続き、TINAMI 学園祭 (争乱再び)を投稿しました


今回の捕獲メンバー:

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2010-11-05 11:51:35 投稿 / 全14ページ    総閲覧数:2169   閲覧ユーザー数:1808

学園祭初日、学園内にて騒動があった

 

たった一匹の犬、通称ヒトヤ犬が女子生徒にわいせつ行為を働き、好き放題に暴れていた

 

これを見かねた女子風紀委員が狩りという名の捕獲命令を下し、ヒトヤ犬を見事に捕まり、飼い主に渡したのだった

 

これで明日からの学園祭が問題なくやっていけるだろうと思っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一つの放送があるまでは

 

 

 

 

「こちら風紀委員長の南華老仙です。生徒および先生方にご報告しなければならない事があります。一部の人はご存知かもしれませんが昨日侵入し悪行を繰り返していた『ヒトヤ犬』が再び現れました。既に一部の風紀委員が捕獲に動いていますが既に璃々チャン’sの下着が盗まれるなどの被害が発生。しかもこのヒトヤ犬は小さい頃焔耶さんを襲い焔耶さんの犬嫌いの原因になった犬である事も判明。風紀委員及び一般生徒(ユーザーの皆さん)もすぐにヒトヤ犬を追ってください。捕まえられない場合罰として君達の部屋の合鍵を新任の貂蝉先生と卑弥呼先生にお渡しするのでそのつもりでいる様に。以上」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この放送で女子生徒はショックを受け、男子生徒は驚愕した

 

 

またか、またあの犬かと皆が奮起し、ヒトヤ犬を捕まろうと行動を起こした

 

 

 

 

 

かくして、「ヒトヤ犬捕獲大戦」が始まるのであった

 

 

 

とある教室

 

「これより昨日の騒ぎで女子生徒を襲った犬、通称ヒトヤ犬の捕獲作戦を実行します」

「はい」

「さっさと決めようぜ、オレは今すぐにあの犬を捕まえてぇんだよ」

「そうだな」

 

二つ返事でこの作戦に賛同した………主にほとんどの男子生徒が

 

「「「「「「(……あんな犬のためにオレらの貞操を無くしたくないんだ!!)」」」」」」

 

ついさきほど、風紀委員長の南華老仙が放送で言ったことに男子生徒が恐怖を感じ、即刻ヒトヤ犬を捕まえなければ、自分(の貞操)が危ないとわかったのである

 

「それでさっきの話の続きですが、今回捕まえるに相応しい人がちょうどこのクラスにいるじゃないですか」

「…そうね、彼なら任せられるかも」

 

一人の女子生徒の言葉にみんなが頷いた

 

そしてその視線の先には

 

「……………くがー……むにゃ、………」

 

呑気に横になって寝ている一人の男

 

「はぁ、まったく……コラJIN、さっさと起きろ」

「………ぐがー、…ん?なんだ?」

「今ある犬を捕まえるのを話し合ってて、それでJIN君に頼んでもらいたいことがあるの」

 

頭を掻きながら体を起こし、何を話してるのかと聞いていたJINは

 

「…なるほど、つまりオレにそのヒトヤ犬という名の犬を捕まえてくれと、そういうことでいいんだな?」

「ああ、そうだ」

「このクラスで頼りになるのはあなたです、JIN君」

「やめてくれ、そう褒められるのは苦手なんだ……わかった、なんとか頑張ってみる」

「頼む、あの犬を捕まえてくれ」

 

なぜ、彼はここまでこのクラスに期待されているのか

 

 

 

その理由は、JINは別クラスの北郷一刀と同じ剣道部の同期で、彼は一年にして当時二年で副部長である不動に一本を取った人物である。そのため色々な意味で彼は有名人だ。だが本人はあんまり人に接せずいつも一人でいることが多い、また暗い所にいることで落ち着くと本人が言ったため、ついた渾名は「闇の一匹狼」である

それから時間が経ち、同期である一刀がしつこく話しかけたり、遊びに誘ったり、剣道の稽古に付き合うなど、色んな方法を考えて彼と話し合いたかった。また本人は最初嫌だったものの、こういうのも悪くはないなと思い始めていた

そしてこれをきっかけに彼は皆に話し掛けてみたら、最初はちょっと驚いたけれど話し合ってみれば、とてもいい人であることがわかり、この学校に転校してきた男子生徒の如く時間があれば皆が彼に話しかけ、昼では一緒にご飯はどうですかと誘いを受け、放課後になり剣道部に行けば不動や一刀に稽古の相手になってもらい、極めつけに帰宅の途中に女子生徒にラブレターまでも貰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もげろ、オレの分身(ぇ

 

 

 

「まぁとりあえず見回りに行ってくる、なにかあったら連絡をくれ」

「ええ、わかったわ」

「オレらの方にもなんかあったら連絡する」

「では、単独ではありますがよろしくお願いします」

「ああ、任せろ」

「頼んだぜ………ではオレらだけでも会議をやるか」

 

そういって彼は自分の得物である二つの刀「天地一対刀」を持ち、今回の騒ぎの元であるヒトヤ犬の捜索に出た

 

「……(皆がオレのことを思っているのか、一人にしてくれた。なら、それに応えるようがんばらなくてはな……さて、どこから探すか?)」

 

 

ピリリリリリリッ…ピリリリリリリッ…

 

 

「電話……南華老仙先輩からか………(ピッ)はい、JINです。」

「JIN君か、南華老仙です。今学園中に犬による騒ぎは知っていますね」

「ええ、さっきクラスの人に聞きました」

「なら話は早い。風紀委員からも捜索を始めていて、君にはそれのサポートに回ってもらいたいのだが、君は一人の方がいいと思ったので、特定の場所に行っていただきます」

「ありがとうございます…ではこれで」

「はい、がんばってください」

 

電話を切り捜索を始めようとしたとき

 

「キャアアアア!」

 

どこかで悲鳴を上げそこにその元凶がいるだろうと思いその方向に向かって行った

 

 

 

「わふ」

「ちょっと!このヘンタイ犬、ソレを返しなさいよ!」

 

声があった場所に着いたら、女子生徒は顔を紅くしながらスカートを抑えながら、その子の下着であろう物を口に咥えながら逃げていく一匹の犬がいた

 

「…ハッ」

 

口よりも行動の方が早いJINは自分の得物を振りおろした

 

だが

 

「わふ(甘い)」

「………ほう」

 

犬はそれをものともせずに避けてあと毛繕いしていた

 

「……その態度、オレに対する挑戦状とみていいんだな?」

「わふ(キサマなぞ、オレの相手ではないわ)」

「なら…いくぞ」

「…………見つけたぞ、ヒトヤ犬!」

 

戦いを再開しようとしたとき、後ろから一人の青年がものすごい勢いでこの場にやってきた

 

「…関平か」

「お、JINか、ちょうどよかった。その犬を捕まえるのを手伝ってくれ」

「それはさっき風紀委員長に頼まれたからここにいる」

「そうか、それとおもいっきり力を出してもいいらしいぞ、なんでもバリアを張ったあるとかないとか」

「つまり、暴れてもいいと?」

「そういうことだ、よし捕まえに行くぞ」

「……団体行動は苦手だが、まぁいい」

 

 

 

 

「今日という日はてめぇに命日だ、覚悟!」

「……」

 

 

二人が追いかけている中、ヒトヤ犬はまた猥褻行為を働いていた

女子生徒の胸を触り、スカートを捲り、女子更衣室で下着を盗み、女の子の着替え中に舐めまくなど、到底犬とは思えない行動だった

 

 

「このままじゃ埒が明かん、関平、オレは別ルートから回る、君はそのまま追ってくれ」

「了解だ………そうだ、もし途中に『男の娘喫茶』があったら、そこのいる大ちゃんにあったら、メイド服に着替えて『メイド喫茶』に行ってくれと伝えてほしい」

「大ちゃんだな……わかった」

 

 

そういって二人は別れた

 

 

 

「『男の娘喫茶』は確か……ここか」

 

そういってある場所に着いた

「男の娘喫茶」その名の通り店員は全員男で女の子の格好をして、接客をする所だ

男が女の格好なんて気持ち悪いなんて思う人は少なく無いだろう、なのにそれにも関らず人気が高かった、なぜなら

 

「いらっしゃいませー」

「ご注文は如何なさいますか?」

「3番テーブル、ミルクティー二つ入りました!」

 

店員全員が可愛かった、それも美少女といっても過言ではないレベル

 

「すまん、ちょっと聞きたいことがあるのだが」

「はい、なんでしょう?」

「ここに大ちゃんという人はいるか?」

「はい、いますよ。呼んできますか?」

「頼む」

 

そういって店員は彼(女)を呼びに行った

 

それからすぐに一人の店員がやってきた

 

「ボクが大ちゃんです、何か御用ですか?」

「関平から伝言があって、メイド服を着替えて『メイド喫茶』に行ってくれと」

「ああ、関平くんからですか。はい、わかりました」

 

 

「……さて、いくか」

 

用事を済ませ、捜索を再開しようとした時

 

 

ビリリリリリリッ…ビリリリリリリッ…

 

「…関平か…(ピッ)ああ、オレだ」

「JINか、今すぐに『メイド喫茶』に向かってくれ」

「どうかしたか」

「さっき生徒から聞いたのだが、これからあそこでイベントをやってるらしい、それなら奴は必ずそこに現れるだと思うんだ。そこで待ち伏せするぞ」

「オレもたった今君が言ってた大ちゃんという人に会って伝えたよ」

「そうか、ありがとう」

「…なぜ彼を『メイド喫茶』に行ってくれと言ったんだ?」

「ああ、それは昨日の事だ。知ってると思うが奴は女の子が大好きでな、そんで奴が相手に抱えられていて何かしようとしただろう。だけど相手は女の子ではなく、『女装コンテスト』と『男の娘喫茶』で女の子の格好をした男の子だ」

「……そうか、だから彼に頼んだのか」

「そういうことだ、じゃ、そこで会おう」

 

JINは電話を切り目的の場所に向かった

 

 

一方、関平の方はいうと

 

「くっ、教室一つ分をダメにしたのにまた仕留め損ねたか」

 

ヒトヤ犬に追いついたものの、到底犬とは思えない動きで関平を翻弄し、別方向に逃げていた。でも、ヒトヤ犬が逃げた方向には「メイド喫茶」がある

 

「だが、そこがてめぇの墓場だ!」

 

 

 

今「メイド喫茶」であるイベントを行われていた

 

「ではこれより、メイドさんとツーショットで撮影するチャンスを抽選で決めたいとおもいます」

「ほああああああああああああああああああああああああああ!」

 

この店では昼になる前に必ずこのイベントを実施するため、ここに来る客は少なくなかった

 

それもそうである、今回の写真を一緒に撮る相手は人気トップである月、それに続き人気の高い詠である。さらにサプライズとして大ちゃんもその中に入っている、喜ばない人間はいないだろう

 

だが

 

「わふ(いい女がいる、よし、あの娘からいくか)」

 

会場の中に一匹の犬が紛れていた

 

 

「見つかったか?」

「いや、まだだ」

「まぁ焦る事はない、奴は必ずここにいる」

「…ん?」

「どうかしたか?」

「気のせいだと思うが、一か所にただならぬ気配をしたのでな」

 

 

そういった直後

 

 

「キャア!」

「!よしいくぞ」

「了解」

 

関平は声の方に向かい、JINはその後に続いた

 

 

 

 

「わふ(いい脚してるな、舐めまわすにはもってこいだ)」

「うわ、ちょ、やめっ」

「わふううううう!」

「いやん、あん、あっ……」

「わふううううう!」

「…いいかげんに、やめろ!」

「ギャン!」

 

一人のメイドがハァハァと肩を上下にしながら呼吸を整えてこの犬に睨めつけた

 

「よし、やくやった、大ちゃん!」

「関平くん」

「大丈夫だったか?」

「あ、さっきの…はい、一応大丈夫です」

 

メイド姿の大ちゃんが声のする方を見ると、友達の関平くんとさっき自分のクラスに来た男がいた

 

「よし、これで確保………な、これは!」

「どうした?」

「こいつはヒトヤ犬じゃない」

 

そこに倒れているのはさきほどの凶悪した顔のヒトヤ犬ではなく、とても癒されるようなかわいい犬のぬいぐるみがあった

 

「くそ、また逃がしたか」

「そう焦るな、まだ近くにいるはずだ……だが………ヒトヤ犬か。おもしろい、久しぶりに本気が出せそうだ」

「そうだな、今度こそ捕まえてみせる」

「オレも最後まで手伝おう」

 

そういって二人はヒトヤ犬の捜索に再開するのだった

 

 

 

戦いはまだまだこれからである

 

 

 

後書き空間

 

JIN「いやー、なんとか投稿できました」

 

月「お疲れ様です」

 

一刀「ていうかどうしてこんなに遅くなったんだ?」

 

JIN「そうですね、まずこちらから説明しましょう」

 

JIN「最初は3日くらいに投稿するつもりでしたが、その前日にテニスの大会があって、なぜか試合に勝って、次の試合は3日になりますと係の人に言われました、当然その日は断念して帰ってすぐに寝ました。そんで3日でまた勝ってベスト16まで勝ち進んで、ようやく執筆できると思えば、さらに次の日は免許の本免試験があり、それをなんとか合格して、すぐに帰って作業にかかり、今回ボクの作品に出てくれる南華老仙さん、関平さん、大ちゃんさんのキャラを自分なりにまとめて、それで朝までかかりました。」

 

JIN「この場を借りて謝りたいです、遅れてホントに申し訳ありませんでした」(ペコ)

 

一刀「まぁ事情は事情だし、仕方がないんじゃないか?」

 

月「そうです」

 

JIN「…うぅ、ありがとうございます、二人とも」

 

JIN「それからTINAMI学園祭でボクの分身を出したい、或いは出そうと思っている方がいたら許可は取らなくても結構です、キャラ設定もお任せします」

 

一刀「俺も月も、そしてJINの持ちオリキャラであるネコ一刀もみんなの作品を楽しみにしているぞ…な、月、カズ」

 

月「はい」

 

カズ「にゃん♪」

 

JIN「ボクの駄文を読んでくれてありがとうございます、これからもよろしくお願いしますね」

 

分身JIN「……オレからも頼む」

 

 


 
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