No.180786

花蓮✝無双 16時間目 (新天地)

久々にあの人が登場します。
それと綾波っぽい人も出ます。


うまく書けたかな…?

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2010-10-27 21:52:51 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3962   閲覧ユーザー数:3403

呉を出た蓮華たちはとりあえず魏に向かった。

その途中懐かしい人物に出会った。

 

「おや主…それに蓮華殿に花蓮殿…それに冥琳殿達も……こんな所でどうされた?」

「せいおねえちゃ~ん」

 

星は賊退治の帰りなのだろう龍牙を片手に持ちメンマを咥えながら歩いていた。

花蓮は星を見つけると駈け出した。

 

「花蓮殿毎日メンマを食べているか?」

「まいにちだとあきるからたまにたべてるの~」

「ほほ~主!」

「なに」

 

やはり星なのだ…。

メンマ好きは筋金入りなのだ…。

花蓮の答えに青筋を立てながら一刀の首元に龍牙を突き立てた。

 

「花蓮殿にどんなメンマを食べさせているのだ主!!」

「どんなって…」

「私が送っているメンマ以外を食べさせているのではないだろうな~」

 

あの世界ではおいしいメンマを見つけては宅配便で送るのだった。

その為北郷家の冷蔵庫にはメンマが切れたことがないのだった。

 

「ちょっと星…やめなさい」

「趙雲…」

 

星は冗談で龍牙を突き立てていたが一刀大好きっ子の二人には通用しなかった。

蓮華は愛を首元に当てて呉羽は金剛爆斧を腕に当てた。

 

「わかったやめるから…どうして主を好きになった娘は性格が悪いんだ…」

 

そういうと星は龍牙を納めた。

幸い後の言葉は二人に聞こえてなかったようである。

星は気を取り直して改めて一刀に聞いた。

 

「まあそれはさておき、主…どうなされたのだ本当に」

「ああ…実は」

 

一刀は星に呉で起こったことを言いこれから許昌に向かうことを伝えた。

 

「なるほど…しかしなぜ魏に行く必要がある」

「今の現状ではそれがベストだと思うが」

 

冥琳は軍師の立場から魏がベストと考えていたのだ。

あの世界で国を持っており自分たちの素性を分かっている華琳と麗羽がいた。

しかし麗羽に下ると孫策たちに攻められると考えたのだ。

 

「確かに…反董卓連合のメンバーだけで考えればな…しかし主よ一つ忘れてはおるまい」

「なにを?」

「あの連合に参加していない諸侯もいる事を」

「確かにそうだが…」

「私も連合に参加しなかったがあるところに仕官している主たちもそこで仕官しないか」

 

星は今仕えている主君に仕官しないかと誘ってきたのだ。

しかも星は自信満々だった。

 

「もし肌に合わなかったらやめればいいだけ…」

「わかった…星が気に入って入ったくらいの主君だ会ってから決めよう…星すまないが案内を頼む」

「御意…こちらです」

 

一刀の答えにみんな否定しなかった。

旧北郷軍の絆は固いものだとわかっていたからだ。

 

星に案内され益州永安の都にやってきた。

そして城に入り星の主君を待った。

 

「星ちゃんお帰りなさいどうだった」

「あんな賊ども簡単に成敗してやったぞ…それにいい拾い物をしたしな」

「拾い物?星ちゃんの事だから壺漬けメンマとかでしょ」

「それよりいい物だ…主」

 

そういうと一刀を始めとする主要な人間を部屋に呼んだ。

 

「俺たちは拾い物かよ」

「そうであろう主」

「ご主人様…それに蓮華ちゃんたちも」

 

そこにいたのは家族ぐるみでお世話になっている人だった。

 

「久しぶりだね紫苑」

「お久しぶりです紫苑お姉さま」

「しおんまま~♪」

「ええ…」

「もしかして…」

 

一刀は星の顔を見た。

すると誇らしく星は頷いた。

 

「ああ…我が主の黄忠殿だ。主よ…仕官の話どうする?」

「喜んで乗らせて頂くよ…みんないいよね」

「ああ…」

「紫苑御願いがある…俺達を仕官させてくれ」

 

そういうと一刀は紫苑に頭を下げた。

 

「それは嬉しい話なんですけど…」

「けど?」

 

紫苑はわけを話そうとした時部屋の扉が開いた。

 

「お父様~」

「璃々ちゃん」

 

璃々は一刀に抱きついた。

呉羽は大きくなって初めて璃々を見た。

 

「一刀様…その娘は」

「ああ…紫苑の娘の黄叙だ」

「黄忠殿の娘でお父様といっている……一刀様!私の告白を断っておきながら黄忠殿と楽しい事をしていたのですか!!」

「違うって…落ち着いて呉羽」

 

呉羽は一刀と紫苑にできた娘と勘違いし激怒した。

それを見て璃々はすぐ一刀から離れた。

蓮華は慌てて補足説明を入れた。

 

「呉羽…よく聞いて。確かにお父様って言ってるけど違うの生みの親じゃないの…ねえ璃々」

「はい蓮華さん」

「だから一刀と楽しい事してるのは私だけだから落ち着いて」

 

説明を聞いた呉羽は蓮華に再度確認した。

 

「本当か…蓮華」

「ええ…だから落ち着いて呉羽」

 

自分の勘違いに気付いた呉羽はしゅんと大人しくなった。

 

「すまなかった一刀様」

「いや…いいよ可愛かったし」

「……」

 

一刀はそう言うと頭を撫でた。

呉羽は恥ずかしくもあり嬉しくもあった為黙ってしまった。

 

「ホント…華雄将軍は猪ね」

「詠ちゃん」

「あ~あ一刀…お姉ちゃんに叱られちゃうね」

「そうだな…花蓮をどうするか」

 

この時蓮華は機嫌を悪くしていたがそのことに一刀は気づいてなかった。

 

しかしそれを表面に出さず紫苑のわけを聞いた。

 

「ところでお姉さま嬉しいけどどうされたんですか?」

「そうだったわね…ご主人様を部下として使うと言うのに抵抗があるから…ねえ星ちゃん」

「確かに多少は抵抗あるかも知れませんな…」

 

確かに今まで主君として慕っていたのにいきなりその立場が逆転するのは誰でも抵抗するだろう…。

一刀はそんなこと気にする人間ではなかった。

 

「そんなの気にしなくていいのに」

「う~ん」

 

紫苑が悩んでいると穏が妙案を思い付いた。

 

「じゃ~こ~すればいいじゃないかな~。とりあえず紫苑様は一刀さんを仕官させる。そして街のみんなに一刀さんの実力を認めてもらったら一刀さんに主君になってもらうっていうのでどうでしょ~か~?」

「そうですね…それなら…ご主人様,旧呉軍の皆さんこれからよろしくお願いします」

「お父様…これからずっと一緒ですね」

 

こうして旧呉軍は紫苑たちの軍勢に加わることとなった。

その夜歓迎の宴が行われた。

 

「これより一刀殿及び旧呉軍の歓迎会を行います…かんぱ~い」

 

紫苑の音頭により宴は開始された。

殆どの武将は参加しているが花蓮,月,思春は辞退した。

 

「蓮華そんなに怒るなよ」

「怒ってないわよ!!それより飲む過ぎないでよね」

「は~」

 

蓮華はあの時から不機嫌のままで何度一刀が聞いても答えなかった。

 

「うむ…やはりツマミは壺漬けメンマに限るな」

「璃々~あまり呑み過ぎないでよ~」

「はい…お母様」

「…………おいしい」

「華雄将軍破目外しすぎないでよ」

「わかっている」

 

そして楽しい宴が進んでいくと酒の量も増えていく。

そうすると酔う人間も出てくるわけで…。

 

「か~じゅと~さま~ふみゅう~」

「お父様!私の話聞いていますの!」

「呉羽~膝に頭を置かない…璃々聞いてるよ」

 

呉羽と璃々は早々に酔ってしまった。

呉羽は酔うと猫のように甘えてくる…。

璃々はずっと話しっぱなしになってしまう。

しかも内容は一刀の事ばっかだった。

その二人の相手をしていた為一刀は酒をほとんど飲んでいなかった。

その姿を見ていた酔っぱらった蓮華が突如一刀の前にきた。

 

「!!かじゅと!」

「はい」

「ちょにょこっちゅにきにゃしゃい」

「痛い!痛いよ蓮華~」

 

そういうと耳を引っ張って寝室まで連れて行った。

 

「紫苑よ…蓮華殿は酔うとああなのか?」

「ええ…きっと次の日はご主人さま仕事できないでしょうね~」

「そうか……メンマが切れたか…」

 

紫苑と星は二人の様子を肴に酒を飲んでいた。

 

寝室に着いた二人…。

一刀は寝台に正座していた。

 

「かじゅとはだりぇのおっとなのでしゅか?」

(一刀は誰の夫ですか?)

「蓮華です…」

「しょ~でしょ!にゃのにわらしのころちっとみょかみゃってくれにゃい」

(そ~でしょ!なのに私の事ちっともみてくれない)

「蓮華…ごめん」

「みゅ~」

 

蓮華はとうとう泣き出した。

一刀は蓮華が泣き止むよう頭を撫でた。

 

「ごめんってだからね…泣き止んでよ」

「……ちゅきありぃ~」

(……隙あり~)

 

しかし蓮華は嘘泣きをしていた。

そして一刀を寝台に押し倒した。

 

「蓮華さん…なにを」

「きゅちでいってみょわかりゃないおっとみぃはかりゃだでおぼえしゃせるの~」

(口で言ってもわからない夫には体で覚えさせるの~)

 

そういうと蓮華は服を脱ぎ捨て一刀を脱がし始めた…。

そしてその後蓮華の夫は誰かということを体中に刻み込まれた。

翌日やはりこの夫婦は寝不足になっていた。

 

 

花蓮side

 

お引越しから数日たったけどまだ新しいお家に着かないの

お馬さんも少しお疲れなの

もうちょっとだからがんばってね

 

「おや主…それに蓮華殿に花蓮殿…それに冥琳殿達も……こんな所でどうされた?」

「せいおねえちゃ~ん」

 

星お姉ちゃんに会ったの~

星お姉ちゃんは時々メンマを送ってくれるの~

そのメンマはとっても美味しいの~

でもお姉ちゃんメンマの悪口言うとすぐ怒るの

パパ悪口言ってないのに怒られてるの~

 

「私が送っているメンマ以外を食べさせているのではないだろうな~」

「ちょっと星…やめなさい」

「趙雲…」

 

でもママと呉羽お姉ちゃんが星お姉ちゃんを止めてたの

それで星お姉ちゃんと一緒にお城に言ったの

そこには紫苑ママと璃々お姉ちゃんがいたの~

 

「お父様~」

 

璃々お姉ちゃんがパパを呼んだら呉羽お姉ちゃんが怒ってたの~

ママが懸命に呉羽お姉ちゃんを説得してたの~

どうして璃々お姉ちゃんがパパを呼んだら怒ったのかな~?

 

「花蓮…今日は思春お姉ちゃん,月お姉ちゃんと一緒に寝なさい」

「は~い♪」

 

ママ何か怒ってる感じだったの

なんでかなって思ったけどそれより眠たいの

 

「花蓮じっとしろよ」

「は~い♪」

「花蓮ちゃんパジャマはここに置いておきますからね~」

「ありがと~♪ゆえおねえちゃん♪」

 

思春お姉ちゃんに体を拭いてもらったの~

とっても気持ちいいの~

 

「じゃあ寝るか…」

「はい」

「は~い♪」

 

体を拭き終ったら思春お姉ちゃんと月お姉ちゃんと一緒に寝るの~

思春お姉ちゃんは寝る時は髪をおろしてるの~

ママと同じで気持ちいいの~

やっぱり誰かと一緒に寝るのは落ち着くの~

 

「う~ん…」

「すぴ~…こら翠!…すぴ~……馬では…すぴ~…遅れをとるが…すぴ~……艇では…すぴ~…遅れを取らん!!…すぴ~」

「Zzz…麗羽さん……Zzz…このホールは……Zzz…もう少し……Zzz……絞めても…Zzz…いいですわよね~……Zzz…」」

 

一緒に寝るれるのは嬉しいけど寝言うるさいの~

早く寝ないとママ怒られるの~

 

つづく


 
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