No.147000

真・恋姫無双 刀香譚 ~双天王記~ 第零話

狭乃 狼さん

ども、sayでございます。

北朝伝も終わってないのに、新作投稿です。

続けるかどうかはわかりません。

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2010-06-01 16:42:34 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:155188   閲覧ユーザー数:95519

 

 

 ある日、ある一つの邑に、一筋の流星が落ちた。

 

 その約一年後、同じ邑で、二つの命が生まれた。

 

 それは、男女の双子。

 

 男の子の名は、劉翔、字は北辰。

 

 女の子の名は、劉備、字は玄徳。

 

 

 

 そして真名――家族以外は真に大切な、親しいものしか呼んではいけない、聖なる名――は、

 

 それぞれ、『一刀』、『桃香』と、名付けられた。

 

 二人の両親が、二人が生まれる前日に見た夢の中で、抱きかかえる子供たちの手の中に、

 

 一振りの刀と、桃の枝があった。それが由来である。

 

 二人は、優しい父母の元で、すくすくと育つ。

 

 成長するにつれ、二人は双子らしく何もかもそっくりになっていった。

 

 顔も、背丈も、その性格も、趣味も。

 

 唯一つだけ差が現れたのは、性別の違いによるものだけ。

 

 それがなければ、実の親でさえ、どちらか判らなくなる時があったほど。

 

 そして、瞬く間に時は過ぎ、二十年の月日が流れた。

 

 時は漢の初平元年。

 

 ところは幽州琢郡、琢県。楼桑村。

 

 

 

 

 

 

 

    物語は、ここから始まる・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 というわけで、新作の投稿に御座います。

 

 北朝伝も終わってないのに、何を血迷う、ってところですが。

 

 「たこやん」さんの作品を見て、前々から暖めていたこれが、

 

 どうしても書きたくなってしまいました。

 

 なので、北朝伝の方と平行して、書いて行きたいと思ってます。

 

 まあ、一応あっちがメインなんで、こちらはかなり遅いペースになるかと。

 

 

 

 で、こちらの一刀は転生なので、記憶はもちろんありません。

 

 メインのヒロインはもちろん桃香。

 

 ですが、ここの外史では二人はれっきとした、実の兄妹です。

 

 なので、永遠に結ばれることのない、二人の想いと葛藤を、

 

 表現できたらいいなと思っています。

 

 

 

 能力については、一刀はもちろんですが、桃香も、

 

 多少チート補正をかけるつもりです。

 

 

 

 最後に、読んで下さるかどうかは分かりませんが、

 

 たこやんさんへ。

 

 きっかけをくださってありがとう御座います。

 

 そしてごめんなさい。けっしてパクリじゃありませんから。

 

 インスパイア指定したほうがいいですかね?

 

 では、またの機会に。

 

 コメントお待ちしてま~す。

 

 
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