No.144194 真・恋姫†無双 頑張れ一刀 その72010-05-19 22:37:37 投稿 / 全4ページ 総閲覧数:11448 閲覧ユーザー数:8489 |
孫策たちの提案を受け、華雄を挑発することを任せると共に劉備軍と孫策軍の間に同盟が結ばれた。理由は一刀の事が気にいったから。
そして真名を交換しあった。
そして今、一刀と雪蓮は軍の先頭にきている。
「どうやって華雄を誘き出すんだ?」
「かゆーは昔、母しゃまにいくしゃでまけてりゅかりゃしょこをしぇみぇりゅと出てくるわきっと」
雪蓮の母、孫文台と戦い敗走した経験を持つ華雄にその娘孫策は敵に等しい。
特に自分の武勇に自信を持っている華雄には効果てきめんと思われる。
「そっか……。それじゃあ俺がいる意味は?」
「え、えっとね…………かたぐりゅましてほしいの!」
もじもじしながら答える雪蓮。
「肩車? 別にいいけどなんで?」
「そっちの方がイラちゅくと思うにょ」
確かに。
とういうことで一刀は雪蓮を肩車して汜水関を見上げた。
「こりゃーかゆー! 昔母しゃまに負けたくしぇに調子にのりゅにゃー! あにゃたの頸をとることにゃんて稲を刈りゅより楽だわ!」
雪蓮の挑発が終わると何やら汜水関から叫び声のようなものが聞こえて来た。
「離せ張遼! あんな子供になめられてたまるか!」
「アホ! アホ! アホ!」
「くそー! 貴様もあいつと同じか!」
華雄を必死で止める幼女張遼。
しかしその甲斐なく華雄は張遼を振り払って出陣してしまった。
「アホ華雄! ウチら虎牢関にさがるからな。達者でな!」
こうして張遼は部隊を率いて虎牢関に退いてしまった。
「城門が開きました!」
「本当に開いたし……」
「だかりゃ言ってでしょ♪」
一刀に肩車をされて上機嫌な雪蓮。
二人は後方に下がった。
そして華雄を迎え撃つのは、劉備軍の助太刀に来てくれた公孫賛。
「それー! 公孫賛軍は華雄を迎え撃て!」
そして二つの軍は激突した。
「連合軍など蹴散らしてくれるわー!」
華雄は真っ直ぐに突撃して、白馬を蹴散らしていた。
そしてそれらを率いているであろうポニーテールの非幼女を見つけた。
それは白蓮も同じで二人の視線が交錯する。
『お前もかぁー!』
非幼女の二人の戦いが幕を開けた。
この戦いを見ていた兵士は後にこう語った。
『なんだかつまらない戦いでしたね』
と。
「うおぉぉぉ!」
「はぁぁぁぁ!」
個人の武では華雄が勝るのだが、馬上ということで白蓮も善戦している。
「初めて会ったのにお前には何かを感じるぞ公孫賛!」
「ああ! ここが戦場でなければと思う!」
二人の戦いが白熱していると、
「劉備が家臣、関雲長が汜水関を占拠した!」
汜水関に劉備軍の牙門旗が立っていた。
こうして汜水関は劉備軍の勝利に終わり、華雄は白蓮に降ったのであった。
<おまけ>
「公孫賛」
「私の事は白蓮でいいぞ」
「そ、そうか白蓮。私には真名が無いので華雄で頼む」
「分かった」
「なあ白蓮」
「なんだ?」
「ひとつ提案があるんだ」
「奇遇だな。私もちょっと考えていたことがあるんだ」
「白蓮から言ってくれ」
「いや、華雄から」
「なら、同時に言おう」
「ああ、分かった」
『せーの』
『わたしと姉妹の契りを結んでくれ』
「ぷっ、あははははは」
「はははは! 考えることは同じだな白蓮」
「ああ! では早速乾杯しよう!」
「おお!」
こうして二人は義姉妹になったのである。
完。
良い話だ( ^ω^ )ニコニコ
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頑張れ一刀くんシリーズの本編が全て支援数100を超えました/)`・ω・´)
ゼニガメは狂喜乱舞しております(*/∀\*)
しかし最初の作品を見るとちょっと真面目だった( ゚д゚)
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