No.138260

G×S!キーやんとサっちゃんの横島探索日記2

さん

懲りずにまたやってしまいました。


反省?何それ、美味しいの?

2010-04-24 00:06:29 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5978   閲覧ユーザー数:5453

 

サっちゃん『さて、今回も頑張りまひょか』

キーやん『そうですね、急ぎましょう』

サっちゃん『慌てず、急いで、正確にな』

キーやん『何処の技師長ですか』

 

 

横島「銀ちゃん、ゴメン。遅くなったな」

銀一「ホンマや。遅いで、横っち」

 

バッグを抱えながら横島は、走って来た。

横島と銀一、二人は小学六年生でクラスメイトである。

今日は映画を見る約束をしていて少し、横島が遅れたらしい。

 

銀一「お、間にあったな。横っち、早よせんと始まってまうで」

横島「分かっとるって。え~と、小学生は……あっ、今日はレディースデーか」

銀一「…ちょっと待て、横っち…まさか…」

横島「悪い銀ちゃん、ちょっと待っててな」

 

そう言い横島は駆けて行った。

 

銀一「はあ……」

 

銀一は重いため息をついた。そして数分後。

 

横島「お待たせ~~♪」

銀一「…やっぱりか……」

 

そこにいたのは、さっきまでの衣装に若干の変化を持たせ、長い黒髪のウイッグを付け、スカートを穿き、何処から見ても絶世の美少女になった横島であった。

 

『きゃ~~、何あの子?可愛い~~』『モデルかしら?』『お人形さんみたい』

 

横島「さ、早く行こ。銀ちゃん」

 

横島はウキウキ顔で会計を済ます。

 

銀一「横っち、お前な~」

横島「だって、今日はレディースデーだもん」

 

そう、彼はその女顔を活かし、レディースデーなどは女装をしていたのだ。

 

 

 

キーやん『・・・・・・』

サっちゃん『…しょっぱなからコレかい』

 

 

サっちゃん『さてと、お次は…』

キーやん『どうでしょう』

 

 

 

沙羅「忠夫!何時までもだらしない格好してないで着替えて来なさいよ。今日は久しぶりの依頼者が来る日なんだからね!!」

横島「分かったよ」

双樹「はい忠夫、着替えだよ」

 

俺は横島忠夫21歳、GSだ。ようやく美神さんから独立して今は自分の事務所を持っている。そんな俺の元に助手として押しかけて来たのが白鐘沙羅と白鐘双樹の双子の姉妹。俺なんかの何処がいいのか住み込みで俺の世話をしてくれている。

 

双樹「さあ早く着替えて。て、手伝ってあげるから///」

沙羅「あ~~!!双樹、何抜け駆けしてるのよ!!どきなさい、着替えの手伝いは私がするから」

双樹「ず、ずるいよ沙羅ちゃん。私がするの!!」

横島「お、おい、二人とも…」

 

二人とも着替えをさせる立場を取り合っているがこの狭い場所でもみ合うと…

 

沙羅「うわっ!」

双樹「きゃっ!」

横島「どわっ!」

 

言わんこっちゃない。もみ合いになって三人まとめて倒れ込んだ。

そして其処に。

 

秋月「お早う御座います!GS協会から参りました秋月と申します。今日は文珠使いである横島先生に是非ともお受けしていただきたい依頼が……はあぁっ!!」

 

いきなりノックも無しにドアを開けて入って来た秋月という男は俺達を見て唖然としていた。それはそうだろう、絡み合っている今の俺達を第三者の目から見たら……

 

秋月「こ、之は男一人、女二人による多人数プレイ!いわゆる『3P』!!あ、ああ、何という事だ、何という事だ、重要な依頼を受けてもらおうとした男がまさかこんな異常性癖の持ち主だったとは。中学生相手に信じられん。俺なら断然巨乳の女、映画女優でいうならイ○ベル・ア○ャー○がいいのに。しかし、この男以外にあの霊症を解決できないのもまたたしか。俺はあえて社会道徳をかなぐり捨てて見て見ぬふりをしなければ………ゴクンッ」

(心象風景)《(あけて~、あけてよ~)夜中、電話ボックスの中で泣きながら開かないドアを叩く秋月少年》

 

沙羅と双樹は秋月がブツブツと独り言を言っている間に横島から離れてその横に座っていた。

 

秋月「そう、之は『超法規的措置』俺は霊症事件の解決の為に不幸な二人の少女の人生をあえて、あえて見て見ぬふりをするのだ。ああ~、最低だ最低だ。俺はなんて最低なGS協会職員だ。故郷の母親よ、別れた女房よ、女房の実家に引き取られた愛しき愛娘よ、この秋月郁の魂の選択を笑わば笑え…………見なかった事にしよう。(ワハハハハハハハハハハハハハハハハハッ)と、いう事で横島先生」

 

さっきまでの苦悩もなんのその、笑顔で話を続ける秋月。

 

沙羅「…大丈夫かコイツ?」

横島「さあ?」

双樹「え、と……続き、する?///」

横島「何のだ!!」

 

 

サっちゃん『何や、ツッコミどころ満載やな』

キーやん『そうですね』

 

 

サっちゃん『さて、お次は』

キーやん『期待は出来ませんね』

 

 

一刀「白蓮!」

白蓮「よお!北郷じゃないか」

愛紗「お久しぶりですね」

鈴々「久しぶりなのだ!!」

 

此処は反董卓連合が集まっている場所、一刀達はようやく連合に合流したのだ。

 

白蓮「どうだ、琢県の様子は?」

朱里「はい、今は糜竺さんと糜芳さんの姉妹に任せてあります」

白蓮「北郷達が留守を任せるとはかなりの腕前なのか?」

朱里「ええ、武の方もそれなりにありますし、政の方もそれなりに信頼できますし、まあ、それなりに大丈夫かと」

白蓮「…本当に信頼してるのか?」

 

其処に新たな軍勢がやって来た。

 

愛紗「今度は何処の軍でしょう?」

白蓮「旗印は…劉に横か。桃香と横島か」

一刀「劉だって!!白蓮、もしかして劉備か?」

白蓮「ああ、知っているのなら話は早いな。驚くなよ、あそこにも天の御遣いが居るんだぞ」

愛紗「そんな!!ご主人様以外に御遣いが居る訳が…」

朱里「でも、たしかに管輅の占いには御使いは二人いるとの件が」

鈴々「うにゃ~。会ってみれば分かるのだ」

一刀「そ、そうだな…(まさか本当に劉備が居るとはな。もしかしてとんでもない事をしちまったんじゃ)」

 

そして、桃色の髪をした女の娘とこの時代には無い筈のGジャンとGパンに赤いバンダナをした男、朱里によく似た格好をした紫色の髪の小柄な少女がやって来た。

 

桃香「白蓮ちゃ~~ん!!元気だった~~!?」

横島「久しぶりだな白蓮」

雛里「久しぶりでしゅ」

白蓮「お前達も元気そうだな」

 

朱里はその小柄な少女を見ると。

 

朱里「ひ、雛里ちゃーーん!!」

雛里「え?……しゅ、朱里ちゃ~~ん!!」

 

二人は泣きながら駆け寄り抱き合った。

 

朱里「雛里ちゃ~~ん、会いたかったよ~~」

雛里「ひ、酷いよ朱里ちゃん、黙っていなくなるんだもん~~」

白蓮「何だ、二人とも知り合いだったのか」

 

桃香は一刀に近づいて話しかける。

 

桃香「貴方が琢県の県令様でもう一人の御使い様ですね。初めまして、私は名を劉備、字を玄徳と申します」

横島「俺は横島忠夫だ。よろしくな」

一刀「あ、ああ。俺は北郷一刀、よ、よろしく」

愛紗「私は関羽雲長。ご主人様一の忠臣だ」

鈴々「鈴々は張飛なのだ!!」

 

一刀は桃香を呆然とした表情で見つめていた。

 

一刀(この娘が劉備玄徳。愛紗と鈴々の本当の主だったかも知れない娘…)

 

すると其処に。

 

星「おやおや。北郷殿はさっそく桃香様に手をかけようとなさっておいでか?」

一刀「えっ、いや、そんな事は……せ、星!!」

星「久しぶりですな、北郷殿」

白蓮「なんだ、星。結局横島の所に行ったのか」

星「ええ。桃香様の理想に感銘を受けたし、何より主が面白s……げふんげふん、主は忠誠を誓うに相応しい人物でしたからな」

横島「今、本音が漏れていたぞ」

星「これは心外な。まさか我が忠誠が疑われようとは」

横島「はいはい」

 

そんな光景を見て一刀は。

 

一刀(五虎将軍の一人の星が劉備の所にいるのか。なら少しは安心かな)

 

そんな想いをはせていた。すると、

 

桃香「あ、あの~、北郷さん」

一刀「は、はい。何でしょう?」

桃香「さっき、星ちゃんが言ってた事なんですけど…わ、私にはご主人様が居るのですみません!!」

 

桃香はそう叫び、横島の腕を掴んで頭を下げた。だが一刀は顔を青くして震えていた。何故ならば……

 

愛紗「ご主人様……」

一刀「は、はいっ!!」

愛紗「少しお話があります。此方へ…」

一刀「そ、そうだな。話をしような、話を。…だから話には偃月刀はいらないよな?」

愛紗「いいから来て下さい」

一刀「……はい…」

 

横島「…大丈夫かアイツ?」

朱里「はわわっ!た、多分…」

雛里「あわわっ!ほ、本当に?」

 

 

その後、陣の隅々まで悲鳴が響いたとか……

 

 

 

サっちゃん『今回もやりたい放題やったな』

乱「まあ、ブログ、20万HIT記念という事で」

キーやん『どこが記念なんですか?』

 


 
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