No.126365

闇姫無双 2

護衛さん

思いつき第二段てかまったくのノープランですが

2010-02-24 02:22:51 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:15615   閲覧ユーザー数:12195

劉備 関羽 張飛が出会った見たこともない青年

彼を見た瞬間 関羽こと愛紗は・・・・

青年「あー、おれの名前は北郷一刀」

愛紗「性が北 名が郷 字が一刀ですか?」

一刀「いや、性が北郷 名が一刀かな」

桃香「ほぇ~、二つ性って珍しいのに 字が無いんだ・・・・」

一刀「所で君たちは?」

桃香「わたしはね、姓を劉 名を備 字は元徳だよ」

一刀「ええ!!君が劉備!?」

桃香「え!?そんなに珍しいかな?」

一刀(どうゆうことだ・・・この子が劉備なら後ろにいる子は関羽と張飛なのか・・・?)

桃香「ご主人様?どうかした?」

一刀「いや、何でもないよ・・・・で、なんでご主人様?」

桃香「だって、わたしたちの主になってもらおうかなって・・・」

一刀「主!?おれが!?」

愛紗「そうです、アナタ様が噂どおりの天の御使いならば・・・主とするのがわたし達の天命でしょうから」

一刀(俺が劉備たちの主?そもそも噂とはいったい・・・」

一刀「ねぇ、関羽さ「私のことは、愛紗と及びください」へ?」

一刀(愛紗?関羽なのになぜ別の名が・・・?)

一刀「なら愛紗「はい」近くに邑ないか?」

愛紗「ございます」

一刀「なら、そこで話聞きたい 案内してくれるか?」

愛紗「もちろんです、ご主人様」

愛紗に案内され一刀は邑の酒場に腰を下ろした

一刀「それで・・・さっき言ってた噂ってのは?」

桃香「えっとね・・・国一の管路ちゃん「自称ですが」が言ってたのは・・・・」

管路「白き流星と共に天の御使いが舞い降りるであろう、その者限りない武と知そして優しさでこの乱世で乱れた世を導くであろう(適当です)」

一刀「乱世ね・・・」

桃香「そうなんだよ・・・だから、私たちと共に困ってる人たちを救おうよ」

一刀「救うって言われてもな・・・・俺は武もなければ知もないぞ・・・それに、人の上に立つほどの・・・」

愛紗「ご主人様!私は・・・」

桃香「愛紗ちゃん」

一刀「・・・・本気みたいだね。わかった、俺でよかったら主となろう」

笑顔と共に宣言された主となる決意 

ソレを見た三人は・・・

桃香「私のことは桃香って呼んでね ご主人様」

愛紗「私は先ほども言ったとおり、真名は愛紗です ご主人様」

鈴々「鈴々の真名は鈴々なのだ。よろしくなのだ、お兄ちゃん」

一刀「ところで、真名ってなに?」

一刀の問いに元気よくこけた三人

愛紗「その、真名とはですね・・・その者が持っている本当の名という意味でして、相手の許可なく名を呼んだものは何をされても文句が言えぬものでして・・・」

一刀「・・・ということは、信頼の証とでも思っておけばいいのかな?」

愛紗「はい、・・・そのように思っていただいてもよろしいかと」

一刀「なら俺のことは一刀って呼んでくれ、ソレが俺の真名に当たる名だから」

桃香「え?ご主人様に真名ないの?」

一刀「俺がいたところではそういった風習がなかったんだよ。だから一刀が親からもらった真名になるのかな」

一通り真名の交換を終え 飯を食うことにしたのだが・・・

一刀「・・・なんでこんなことに・・・」

俺の目の前にはたくさんの空になった皿と苦笑中の桃香と愛紗

そしてその皿の山を作った鈴々が満足そうに笑っているだけだった

一刀「・・・愛紗「はい」明らかに足りないだろ・・・その路銀だっけ?」

愛紗「はい、私どももご主人様が持ってるかもと期待していましたが・・・こうなってしまっては持っていても、もはや・・・」

桃香「うぅ・・・ごめんなさい、私があんなこと言わなければ・・・」

事の始まりは数時間前

愛紗たち三人の主となることを決め 空腹のため料理を頼んだまではよかった

回想

桃香「もうお腹ぺこぺこだよ~、愛紗ちゃん」

愛紗「まったく桃香様は・・・ここで食事してもよろしいですか?ご主人様」

一刀「そうだね、桃香じゃないけど俺もお腹すいてるし・・・」

鈴々「鈴々はもうぺこぺこなのだ・・・」

愛紗「わかりました。ですが路銀は残り少ないので・・・・その・・・・」

桃香「わかってるよ。すいませーん」

給仕「はーい」

桃香「えっと、これとこれ、あとこれも・・・・」

給仕「かしこまりました。少々お待ちください」

一刀「ところで、愛紗?」

愛紗「はい、何でしょう?ご主人様」

一刀「料理は好き?」

愛紗「はい、好きではあるのですが・・・その・・・」

一刀「やったことはない?」

愛紗「はい、中々時間がなく・・・」

俺と愛紗が仲よさそうに話をしているのを快く思っていなかったらしい桃香はついに爆弾発言をしていまう

桃香「ねぇ鈴々ちゃん」

鈴々「なんなのだ?お姉ちゃん?」

桃香「ご主人様にすごいとこ見せてみたら?」

鈴々「にゃ?そうすれば鈴々もおにいちゃんに褒めてもらえるのか?」

桃香「そうだよ・・・ナデナデされるかもね・・・」

鈴々「わかったのだ・・・鈴々がんばるのだ!」

一刀と愛紗が料理のことで盛り上がっていて桃香のたくらみを阻止できなかった

そして・・・・

今に至る

一刀「それで・・・・何か言い分は?」

桃香「それは・・・ご主人様が・・・・」

愛紗「しかしですね、アレは加減を知らぬ子供ですよ・・・・それを・・・・」

桃香「だって・・・・愛紗ちゃんばっかりご主人様とお話して・・・」

一刀「愛紗とばっかり?」

愛紗「桃香さま?ご主人様は桃香様にも話をされていたではありませんか・・・」

桃香「え!?・・・・もしかして、私の勘違い?」

一刀「確かに愛紗と話すのが多かったかも知れないが・・・桃香と鈴々にも話したよな?」

鈴々「そうなのだ、鈴々はおにいちゃんとちゃんと話したのだ」

桃香「そう・・・・なんだ」

そう言って桃香は俯いた

一刀「まぁ、配慮が足りなかったのは俺の責もある、まずはこの支払いをどうするか考えよう」

愛紗「そうですね・・・・確認のために言いますが・・・・路銀は・・・・です」

一刀「そうか・・・すみません」

給仕「はい」

一刀「店主に話があるのですが・・・・合わせてくれますか?」

給仕「お待ちください・・・・」

店主「私が店主ですが・・・・どうしましたか?」

一刀「あのですね・・・大変申し上げにくいのですが・・・・路銀が足りず、支払いができないのです」

店主「なんですって!それはどういう・・・」

一刀「待ってください。怒る気持ちはわかります。ですから俺を使ってください。」

一刀「俺はそれなりに料理はできます。それとココにはない料理もタブンですが作れると思うんです・・・・ですから・・・・」

俺は必死に店主に申し出た

そんな俺を見て哀れに思ったのか店主は「食った分しっかり働いてもらうからな」と言い残し

給仕の子に耳打ちして奥に歩いていった

給仕「では、北郷さんの腕を見るためにこれから1刻(2時間と勝手に解釈)の間、ココにある食材を使って料理をしてもらいます」

一刀「わかりました。」

給仕「値段はお客様一人一人に決めて貰います。それはもちろん気に召さなかったら無償というのも・・・・」

一刀「わかっています・・・・愛紗」

愛紗「はい。なんでしょうか?」

一刀「これを持って、外で立っててくれないか?」

愛紗「これをですか?あの、ご主人様」

一刀「なに?」

愛紗「これはなんと読むのでしょうか?」

一刀「あれ?読めないのか・・・なら、愛紗「はい」・・・って書いて持ってて」

愛紗「わかりました」

給仕「では。初めてください」

愛紗を店の前に立たせ、俺は下準備を開始する

数分後客が二三人入ってきた

給仕「いらっしゃいませ」

客「あの外にあるやつ頼むわ」

給仕「では、こちらからお選びください」

給仕が見せてきた札見て客は自分の選んだ札を給仕に持たせる

給仕「では。少々おまちください」

給仕の持ってきた札を見て調理を開始する

給仕は不思議そうな顔をしていたが、俺にはわかる 焼麺と書かれた札の意味が

給仕「いらっしゃいませーこちらへどうぞ・・・・」

客「おーい、兄ちゃん。勘定ココにおいていくぞー」

一刀「まいど~、またごひいきに~」

最初の客が着てからまだ15分ほどしかたってないのだが・・・・客がひっきりなしに来る

最初は興味本位やなじみしか来ていなかったが・・・・ほぼ、棒立ちの愛紗のために

焼き飯と点心 それと冷やし麺(ミニ)に椅子を持って愛紗のところへ

一刀「愛紗、ご苦労様」

愛紗「いえ、これしきのこと・・・」

一刀「はい、これでも食べて少し休憩してくれ」

先ほど造ったものを椅子に座った愛紗に渡す

愛紗「ありがとうございます・・・・」

給仕「北郷さ~ん、お客さん待ってますよ~」

一刀「は~い。じゃぁ、愛紗あとでね」

店の外に座っている美少女だけでも目を引くのだが・・・・

そこにいたのは幸せそうに料理を食べている、顔が緩みきっていた愛紗だった

愛紗に料理を渡して、すぐだった

今までちらほらとしかいなかった客が一気に増え、今では店主すら驚愕しながら調理しているほどに・・・・

店主「立麺おまち!」

一刀「焼麺と冷やし麺それと焼き飯もできたぞ」

給仕「はっはい!」

満員の店内に給仕一人だけではつらいと思い、急遽愛紗を店内に

店の外では看板を掲げた桃香と鈴々がおいしそうに点心にかぶりつきながら宣伝している

店主には給仕の子が俺には愛紗がつき

店主「できたぞ!」給仕「はい」

一刀「焼き飯に黄色いの!」愛紗「はい!」

そして人の波はさらに勢いをまし・・・・気がつけば夕方まで働きづめだった

そして、この日の店の売り上げは・・・・去年一年間の売り上げと同額だった

店主「北郷さん、いや北郷様。ありがとうございます」

一刀「いえ、そんなこと言わないでください」

店主の態度の豹変振りを苦笑しながら見つめていると

店主「これは、少しばかりですがお礼です」

店主が渡してきたのは酒と路銀

店主いわく少ししかないらしいがその袋はずっしりと重く 酒も質のよいものだった

店主「北郷様。今の季節花見には少し早いですが。近くの桃園に行ってみてはいかがでしょうか?」

一刀「桃園か・・・そうだな、ありがとうございます」

店主「いえいえ、お体に気をつけて」そういいながら深々と頭を下げる

一刀「それじゃぁ、桃香 愛紗 鈴々いこうか」

三人「「「はい!」」」

俺たち四人は店主の言った桃園に向けて歩き始めた

おまけ

私はメンマの探求者

メンマのすばらしさを知ってしまい、今では自分で作るほどその味 食感 に惚れてしまった

そんな私がある邑にメンマのよさを広めようと赴いたときだった

男「あ~、あの立麺うまかったよなぁ~」

男2「たしかに立麺もいいが、俺は何と言っても「竹麺」かなぁ」

男「たしかになぁ~、よし。俺も今度ソレを食ってみよう」

男2「おう、しかしなあの「竹麺」は何でもおやっさんが作ったわけじゃないらしいぞ」

男「ってことは、ちらっと見えたあの青年が?」

男2「そう思ったほうがいいかもな~」

ふむ、この邑には竹麺というものがあるのか・・・

先ほどの男たちと通りすぎた後今度は男女が話しをしていた

男「俺さぁ、今までメンマは立麺の添え物だと思ってたよ」

女「そうだねぇ、私もそう思ってたけれども・・・」

なんとここにメンマのすばらしさをわかってない者たちが・・・では、私が・・・

男「でもあの「メンマ丼」はうまかったよなぁ」

女「それもおいしいけど、私は「メンマセット」がおいしかったわ、少し値が張るけど・・・」

男「でも、竹麺に竹飯あと竹点心あとは・・・・」

女「竹混ぜ焼!アレはもう一度食べたいわ」

男「それだけは、一口もくれなかったな」

女「だって・・・止まらなかったし・・・・」

なんと、私以外にメンマのすばらしさが割っている御仁がいるとは・・・・

ぜひ、会ってみなければ

?「すまぬが、その竹麺を出してる店はどこにあるのでしょうか?」

男「はい、ここから数店先に看板というものが刺さった店がその店です」

?「そうですか、では行ってみます。しつれい」

私ははやる気持ちを抑え、その店に入り、注文をした

しかし返ってきた言葉に私は・・・

給仕「すみません、作る人がいなくなってしまったので・・・・」

うなだれる私を見た店主が一つの点心をくれた

店主「すみません、しかしこれがあの方が作った最後の竹点心、どうかこれでも・・・・」

私は店主に礼を言い、その邑を後にした

そして私には目標ができた それは!

「この点心と同じ味を自ら作り出すこと!」しかし、道は険しそうだ・・・

あとがき

ゲームやってると嫉妬深いのは愛紗なんですが

ほかに闇 病 などにしたら面白いというキャラいますでしょうか?

おまけに書いたのはほぼネタバレしてると思います

では次回は桃園の近い・公孫賛までかければいいです


 
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