No.1192218

氷の魔王ジェラート

新人さん

ジェラートの日は、日本ジェラート協会が制定し 2014(平成26)年8月26日に東京中央区の時事通信ホールで記念イベントが行われてスタートしたらしい。この日付は1953年に初めてアメリカで 「ローマの休日」が公開された日であり、オードリーヘップバーンがジェラートを食べていたからだという。ジェラートという言葉はイタリア語で「凍った」という意味だから、普通に氷菓子やアイスで良さそうだが ジェラートという響きがお洒落で人気が出たのだろう。スペインや中南米のアイスもジェラート(スペイン語ではhelado(エラード))で良いらしい。僕は全部まとめてアイスで良いと思うのだが、ジェラート好きな人はアイスクリームとは違うと力説する。果汁や牛乳、砂糖などにコーヒーやハーブを加えたりして混ぜて凍らせたものをジェラートだと説明するのだが、アイスクリームとジェラートは 英語とイタリア語の違いだけで、意味は同じ「凍ったお菓子」を指すようだ。 調べてみると どうも日本人は厳格に区別したがるようで、ジェラートとアイスクリームの違いを、乳脂肪分と空気含有量で区別している。乳脂肪分8%以上がアイスクリームで、4~8%をジェラートとしている。空気含有量は アイスクリームは40%以上あるがジェラートは20~40%で、製品の密度が違うようだ。その結果、食感はジェラートの方がさっぱりとして 素材の味がしっかりと感じられ、アイスクリームはフワッとして こってりとした味になるという。さらに専門店では温度でも違いをつけていて、アイスクリームはマイナス18度以下、ジェラートはマイナス10度前後にするいうからめんどくさい。平均的なカロリーを比べると アイスクリームは100gあたり180kcal前後だが、ジェラートは100gあたり120kcal前後のようだから、食欲の落ちた夏に ごはんの代わりにアイスで栄養をしっかり摂りたいのならジェラートより アイスクリームのほうが良いようだね。 材料はほとんど同じなのだから「ジェラートは"水増ししてミルクを薄めた"アイスクリーム」ともいえそうだ。きっとイタリア人はダイエットをしたいのか、単にケチなのだろう。 可笑しいことに「旅行中に最もチップを弾むのはドイツ人で、最もケチなのはイタリア人」という2013年の記事を見つけてしまった。大手旅行情報サイトの「TripAdvisor」がチップ支払いの習慣を9000人から調査したもので、旅行中に必ずチップを置くという設問の回答は、ドイツ人は69%、米国人は57%、ロシア人53%、ブラジル人40%、フランス人と英国人は39%、スペイン人36%、そして一番ケチだったのがイタリア人の23%となっていたんだ。ははははは。 ジェラートは男性名詞だから氷の魔王が似合うだろうね。きっとアイスを止められない人はジェラートの魔法にかけられているのだ。

2026-08-27 14:07:37 投稿 / 734×550ピクセル

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