No.1184719

いつでもなく どこでもない場所 何者か達の会話

a2t5さん

2026-03-28 13:19:02 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:54   閲覧ユーザー数:54

 

「やぁ、ひさしぶりだねぇ。

 

 いや 

 こうやって直接対話するのは初めまして

 かな。

 

 ガタノソテクは自分にまかせてほしいと言ってたんだが

 理解の外側と直にお話するチャンスだしね。

 

 そう緊張しないで。

 キミもすでに歪みの存在なんだ。

 

 妹さんの突発と言えど

 覇者を目指す者が

 ライバルの前でそんな及び腰では頼りないぞ?

 

 甘いモノなどいかがかな?

 がっつりいきたいならステーキなんかも・・・

 

 ん?いやいや

 貢物の催促なんかじゃないよ。

 言ったろ キミは我らのライバルとなるんだ

 捧げものをする必要なんてもうないよ。

 

 ただ そろそろいい頃合いかと思ってね。

 

 

 

 知っての通り

 昨今 コーン神の殺戮祭りは

 度を越している。

 

 今や彼は 

 力を得るために殺す のでなく

 彼本来の存在理由であり

 彼の願いそのものである

 

 殺すために 

 殺す

 

 を現在進行形で実現中だ。

 

 

 

 私がレルムを支配していた頃は

 それはそれは 

 すべてが

 安定していた。

 

 皮肉なことにね。

 

 

 

 スラーネッシュも

 ナーグルも

 そのことは理解していた

 だが

 

 彼らの

 覇者としてのプライドと

 本能が

 他者の支配に甘んじることを許さなかった。

 

 そしてさらに厄介なことに

 私自身が

 安定というものが

 大っ嫌いだった。

 

 

 

 あー、

 そこはキミの想像に任せるよ

 今さら何を言ったって

 言い訳チックになるからね。

 

 とにもかくにも

 結果オーライだ

 

 {今}は私の大好きな

 

 未知と可能性

 すなわち

 

 {変化}に溢れている。

 

 実にエキサイティングだ。

 

 

 

・・・まぁ その

 耳の痛い話だ。

 

 {知らない}を楽しんでるうちに

 {良くない}不確定要素が

 我々の世界に進行中だ。

 

 そだよ。

 

 アレらも 私の{知}の外側だ。

 

 全知が通用するのはあくまでココの中だけだからね。

 

 キミも感づいた通り

 {アレ}は ただの昆虫ではない。

 

 

 

 キミがそこまでアレに恐怖する理由を言語化してみようか。

 

 アレは

 いうなれば

 世界というポッケに

 ぽっかりと開いてしまった

 

 {穴}だ。

 

 

 

 彼らは食べる

 動くものも 動かないものも。

 

 生きてるか死んでるかも関係ない

 ただただ食べ続ける。

 

 その先に何がある?

 

 彼らの繁殖か?

 支配か?

 永劫?

 

 いーや違う

 

 彼らは

 腹を満たすために食べるんじゃない

 成長するためでも

 繁殖するためでもない。

 

 ただ目の前の存在を消し去るために

 食べ続ける。

 

 殺すために

 殺す。

 

 

 

 

 ブレーキ係が必要だ。

 

 彼と彼らの決定的な違いは

 一方は私の{知}の内側だが

 もう一方はそうでない。

 

 だからこそキミたちが必要だった。

 キミたちもまた

 私の{知}には無かった存在だからだ。

 

 

 

 

 キミたちの望みは自由だろ?

 

 あんなもの達を

 ほうっておいたら

 どうなる?

 

 特に昆虫たち。

 

 キミはポケットディメンションに居を構え

 やり過ごすつもりだろうが

 奴らはウェブウェイすらも攻略したぞ?

 

 おねぇさんは?

 妹ちゃんは?

 

 

 

 

 まぁー、そうはいっても まだ猶予はある。

 

 私はまず あの乱暴者をどうにかするとしよう。

 

 キミの仕事は んー、

 ひとまずは アレらへの恐怖心を克服したまえ。

 

 話題に上げただけで目に涙を溜めてるようでは話にならない。

 ちゃんと戦えるようになっておくんだ。

 

 

 

 ふふ、いままでどうして

 好き放題私の館を走り回れたのかな?

 

 やんちゃ娘一人 

 追い出すも はたきつぶすもわけはない。

 

 自由にいろんな世界を観光させたのも

 訓練の一環だ。

 

 カンフー{は}覚えた 

 

 だろ?

 

 あとはそれを 

 目的のために使えるようにしなくては。

 

 

 

 ところでうちのオペラケーキは絶品だよ

 遠慮なく頬張りたまえ。」

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択