No.1183437

地底竜と戦う

新人さん

この世には、冬眠する竜がいる。「土竜」と書くモグラは、冬期は冬眠せずにより深く潜るだけだが、「地竜」と書くミミズは冬眠するという。だがそろそろ土竜と地竜も地上に顔を出す啓蟄(けいちつ)になった。今年は3月5日だそうだ。「啓」は“開く・開放する”、「蟄」は“虫が冬の間、土にこもる”といった意味だという。土の中から虫たちがはい出てくる頃とされているが、昔はこの虫をカエルやヘビのことを指していた。虫と竜が同格なのは納得しかねるが、冬眠する小型の動物は多くのものが虫となるようだ。昔の人(中国人)の考え方は漢字を調べると分かりやすい。虫という字はヘビ、トカゲ、カエルなどの爬虫類や両生類をさす言葉であり「蛇」「蜥蜴」「蛙」となる。さらに哺乳類でさえ虫扱いで、コウモリは「蝙蝠」となっている。どうやら「虫」というのは小動物であることを示すようだ。その証拠に海の生物にも虫が付いている。カキ「牡蠣」ハマグリ「蛤」アサリ「浅蜊」タコ「蛸」などがある。 そういえばハマグリの旬は春先であった。啓蟄だからといって蛙などの虫は食べたくはない。啓蟄の食卓には蛤の汁と ふきのとうと菜の花の天ぷらそして、春の魚であるサワラ「鰆」の西京焼きなんて洒落ているかもね。

2026-03-05 15:01:29 投稿 / 978×734ピクセル

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