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No.1180553
【黒冥土の溟と白姉の夕闇第二章】第九話前編:お返し(パート三:第七話~第九話(全四パート:全十二話))
eye-elさん 2026-01-15 10:45:43 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:52 閲覧ユーザー数:52 |
十字架がくるりと回って逆さ十字になる、これが※1「お返し」である(♰→⸸)
※1「お返し」の意味は神への敬意である 本当のキリスト者は「キリスト者」と名乗ったり、実際に心の中で自分を「キリスト者」と思ったりしない 故に、言われる”キリスト者”、「反・キリスト者」の”キリスト者”ではない 本当のキリスト者の本性は人間的な謙虚である それに、やたらと十字架を身につけたりもしない アンチ・クリストも同じ理由で、”アンチ・クリスト”を名乗る
逆さ十字がくるりと回って十字架になる、これが※2「返し」である(⸸→♰)
(人間的な謙虚を持たない、キリスト教では、アンチ・クリストの事を”アンチキリスト”と言って悪魔扱いしているので、「返し」)
アンチ・クリストの根幹は「お返し」だと世間の人達は思っている
…しかし、アンチ・クリストからしてみれば、アンチ・クリストとは、キリスト教で「返し」がなって、ニーチェが「お返し」して、正しい所に戻したのである
……つまり、元々、正しい位置(逆さ十字)にあったのに、キリスト教がおかしくしてしまった、「返し」をしてしまったので、新たに、「お返し」と言うものを私たち(アンチ・クリスト)が創造する必要が出て、それで「お返し」したのだ!
※2「返し」の意味として、完全に蛇足だが、宗教的に言えば…
…神に指さす事、つまり、冒涜である
神方(かみがた)を指ささないように、インドなどでは鍵十字であったり、元々、神を示すものは逆十字を心に持っているのであるが…(ペテロなど)
私たちは二階の部屋にいた
…果たして襲撃はあった …ただし、私が狙われるように動いて、「存在力盾」・「内空瓦解」で秒殺したのだが…
「さすがですね~ 悪魔メイドちゃんの組織にいるだけの事はあります」
「これでも加減はしたけど… じゃなきゃ、部屋が壊れちゃう」
と私
「この部屋は荒れてしまったので、隣の部屋に行きましょうか?」
「暗殺が失敗したとなると、向こうとしてはまた、部隊を送って来ると思う… ボスの神をほおが倒してくれていると、いいけど……」
「まあ、問題ないと思いますよ、悪魔メイドちゃんですし
それはそうと、やられっぱなしは嫌なので、共生的指向(デカダン)させてもらいますね、よっと!
私の体はどうにか、なってしまったようだ 身動きしようとしても、自分の言う事を体が聞かない
「私は、一体?どうなって??」
「深く共生的指向(デカダン)したのです、ほらほら、ベッドに座って?」
私の体は他人のものになってしまったかのように、声に出す暇もなく、スルリとベッドに座ってしまった
「私の顔、見えます?」
白シスターがベッドに腰掛けて、私の顔をのぞき込んで来る 微笑を浮かべて 私を
「は、い」
あ、言葉は合わせなくていいですよ?
白シスターの言葉が直接、頭に響く
「何する気?」
「いえいえ、別に襲おうとか考えてないですよ?
ただ、神とはどう言うものかについて、知って欲しかったのです まあ、少し?頂きますがね」
「”頂く”って何を?私を??」
近くにある、白シスターの顔はほんのり赤い
白シスターは私の質問に答えずに…
「お返しです、おでこの分の」
「気にしていたんだ… 案外、小物感」「”神”ですから、ね!」「はあ、そう…」「私としては、見せられて満足ですから、もう解きますね~」「あ、動く」
続く
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読み:黒冥土の溟と白姉の夕闇(くろめいどのめいとあんち・くりすとのゆうやみ)
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