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No.1175039
【黒冥土の溟と白姉の夕闇第一章】第十二話:決着、そして、出会い(パート四:第十話~第十二話(全四パート:全十二話))
eye-elさん 2025-10-09 12:10:06 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:62 閲覧ユーザー数:62 |
存在内空瓦解(そんざいうちからがかい)!!
私は目の前の空間を殴ってみた!
バリリリリリリーーーーン!!!!!!
…一瞬、世界が崩壊したような気さえした
…空間が内々(うちうち)から崩落したのだ、それも…広範囲に渡って……
…勝てる、これを当てさえすればな、沈黙の騎士を倒せる!!
そう、強く思った私は「存在力盾」を使って、あの、沈黙の騎士の持っている、その大槍を反らせた後、そのスキに叩き込む! と自分に誓った
沈黙の騎士は、それを見てか、張り切って、いつもより上、空高く舞い上がる
(次は、全力で来るようだ…)とぞセカンド・
十分な高さ(目視で五十m程)まで跳び上がったようで、バッサバッサと滞空している
蹴上空間・三歩がやがて来た
一歩・ 二歩三歩はやい 存在力盾!…間に合った、反らせて、ここへ!
―――――存在内空瓦解―――――
バリリリリリリーーーーーーン!!!!!!!!
渾身の技が沈黙の騎士の存在そのものが依存している空間に決まる
…砕け散った、沈黙の騎士の、その内の、目が私を見ながら…落ちる
………沈黙の騎士は空間ごとバラバラになって死んだ………
「勝った……」
(いや、何か来るぞ!)(「強者探索機(センサー)・セカンド溟のみの技」)
高速で来たるのが、さっきと同じ顔、(まさか?…いや)どうやら、本物のアヒルの騎士(ナイト)が来たと、ファーストとセカンドの共通認識があったのである
「…私は善(トーレ)でもなく、悪(イントーレ)でもありません…」
…とその顔が言う
!!?
…風に斬られたと思った時、既に首元の真横(右側)には”それ”があった…「あ!??」
ガラスの割れまくる音
大槍の寸止め
圧倒的な力の差
………
俄然たる存在感を持ち、私の首元まで伸びる途中に輝くオリハルコンを見るまではそれが槍だと気づかなかった キリリとしたアヒルの顔に付随した、その…
…気を抜いていたつもりはなかった……
「これが戦士?…戦士とは随分と悠長なものですね……」
大槍を収めつつ、アヒルの騎士(ナイト)は彼方、私の背後に向かって、声高らかに叫ぶ
「鬼乳! あなたの能力は私の槍を受け付けません!!
…どうぞ、お引き取りを…」
アヒルの騎士(ナイト)が声をかけた方、私が振り向いた先、鬼乳がいた 言う事に…
・・・・・・
「さすがの私も、君のような真の勇者(アヒルの騎士(ナイト)の事)の相手はしたくない……帰ろね、士(し/さむらい)の溟」
…私にはその鬼乳の言葉(士)は二重に「し」と「さむらい」に聞こえた 不思議な事に、両者はお互いにお互いを知っているようだった…
鬼乳の能力:鬼乳なる世界・乳なる世界・巨乳世界
・フェア感次第でダメージを受ける受けないを選択出来る
・一見、無傷で相手を倒し合う事から、巨乳世界とか呼ばれ、その主が鬼乳であるから、乳の名を冠している
・武器攻撃なども無効に出来、その効力は世界的である!
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第一章最終回
読み:黒冥土の溟(くろめいどのめい)と白姉の夕闇(しろしすたーのゆうやみ)
副題:黒士(こくし)メイドと精〇シスター
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