No.1174043

蒸気バス

新人さん

明治36年(1903年)9月20日に 京都の二井商会が アメリカのロコモービル社製の、ナフサ(ガソリンと灯油の中間らしい)を燃料とする 2シリンダー927cc、6馬力、2人乗りの車両を、6人乗りに改造した蒸気自動車で 京都市に日本初の乗り合いバスとして運行を開始した。しかし車両の故障が相次いだことや、資金繰りが困難となり数カ月後に廃業したそうだ。この乗り合いバスの初運行を記念して 日本バス協会が1987年(昭和62年)に、毎年9月20日を「バスの日」に制定している。 明治37年(1904年)には山羽式蒸気バスが岡山で開発された。国産初の蒸気バスは見事に動いたが、タイヤが乗員12名の重量と重い車体に耐えきれず 実走行は不可能となり計画は断念している。 日本最初の国産バスが営業したのは 明治38(1905)年2月になってからで、広島駅隣の「横川駅」の近くだったそうだ。総ケヤキづくりのボディの車は重量が1tあったそうだ。アメリカ製の18馬力のエンジンを乗せた、屋根付きの12人乗りの車だったという。車掌付きで、広島市西区横川町から安佐北区可部までの約14,5kmを片道運賃24銭で営業を始めたが、この車両も重いボディと でこぼこ道で当時のタイヤでは耐久性に欠け、わずか9ヶ月で営業を停止したそうだ。自動車黎明期にはタイヤの重要性が理解されていなかったのだろう。日本でタイヤが生産されるのが1913年のダンロップからで、本格的な生産は1930年(昭和5年)になって横浜ゴムからだというから、しばらく待たなくてはならなかったようだ。

2025-09-20 16:08:47 投稿 / 978×734ピクセル

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