No.1173780

パズル

違うものを見て、同じものを好きになる。

以下、前回同様のがんばるぞ抱負(コピペ)です:
作品完成しない病を克服したいので、創作15分ルーティンをがんばってます。その日に思いついたテーマでランダムに書いて投稿します。

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2025-09-15 04:33:31 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:226   閲覧ユーザー数:226

 家に帰る。お星ちゃんがもう起きて下へ降りてきて、ダイニングテーブルに向かって座っていた。

 

「随分騒がしかったな、何だったんだ?」

 

 まだ眠そうな、間延びした言い方で私に問い掛ける。

 

「さあ。この辺じゃ見かけないのが来てたみたい」

 

「会ったのか?」

 

「いいえ。でも遠くから、ちょっとね。面白かった」

 

「骨董屋と一緒にいたんだろ、その見かけないの」

 

「そう。なんだ、見たの」

 

「声で分かる」

 

 彼らがいたのはここから随分離れた湖だったけど、よく聞こえたものだと私は感心した。

 

「へえ。ここからでも聞こえたの」

 

「聞こえた」

 

「耳聡いこと」

 

「普通だろ。お前だって、うるさいのが聞こえたから見に行ったんだろ?」

 

「いいえ。たまたま散歩してただけ」

 

「あっそ」

 

「私、好きだな、あの人の言葉遣い」

 

「……どの」

 

「知らない人」

 

「あっそ。……そういや、なんか歌ってたな」

 

「そう。知らない歌だったけど、不思議と懐かしい感じがしたな」

 

「……そうだな」

 

 もうそれ以上何も言わずとも、二人が同じことを考えているのは確実だった。


 
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