家に帰る。お星ちゃんがもう起きて下へ降りてきて、ダイニングテーブルに向かって座っていた。
「随分騒がしかったな、何だったんだ?」
まだ眠そうな、間延びした言い方で私に問い掛ける。
「さあ。この辺じゃ見かけないのが来てたみたい」
「会ったのか?」
「いいえ。でも遠くから、ちょっとね。面白かった」
「骨董屋と一緒にいたんだろ、その見かけないの」
「そう。なんだ、見たの」
「声で分かる」
彼らがいたのはここから随分離れた湖だったけど、よく聞こえたものだと私は感心した。
「へえ。ここからでも聞こえたの」
「聞こえた」
「耳聡いこと」
「普通だろ。お前だって、うるさいのが聞こえたから見に行ったんだろ?」
「いいえ。たまたま散歩してただけ」
「あっそ」
「私、好きだな、あの人の言葉遣い」
「……どの」
「知らない人」
「あっそ。……そういや、なんか歌ってたな」
「そう。知らない歌だったけど、不思議と懐かしい感じがしたな」
「……そうだな」
もうそれ以上何も言わずとも、二人が同じことを考えているのは確実だった。
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違うものを見て、同じものを好きになる。
以下、前回同様のがんばるぞ抱負(コピペ)です:
作品完成しない病を克服したいので、創作15分ルーティンをがんばってます。その日に思いついたテーマでランダムに書いて投稿します。
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