No.1172952

キリン

新人さん

日中戦争から太平洋戦争にかけて、物資の不足を補うために国民に向けて制定された『金属類回収令』という国からの指示があった。1941(昭和16)年)8月30日に公布され 1943(昭和18)年には全面改正された。また1945(昭和20)年にアルミニウムも回収するように追加されているが、戦後すぐに『金属類回収令』は廃止されている。 もともと1938(昭和13)年の国家総動員法で、家庭の金属はすでに回収の対象であって 廃品だけではなく使用中の品であっても金属回収を呼びかけられている。マンホールの蓋や鉄柵などの回収も始まっていた。それが この金属類回収令によって半強制的に進められたのだ。鉄や銅・青銅製品を中心に、手すり、銅像、寺院の仏具や梵鐘などのほかに、家庭の鍋や釜、洗面器、ブリキの玩具、火鉢などの日用品、さらには鉄道の線路にまであらゆる金属に及んだという。100年前の日本は常軌を逸していたのだ。 戦時中は国に金属が取られてまでも 外国と戦争をさせられていたが、現在の日本は外国人に金属を盗られてまでも外国人を呼び込んでいる。令和6年に太陽光発電施設からの金属ケーブル窃盗で検挙されたのは147人で、そのうち110人が外国人であり、カンボジア人が74人、タイ人が19人いたそうだ。他にも 鉄の4倍の換金価格だというステンレスポール連続窃盗事件も 6割が外国人の犯行だったという。関東圏には複数の外国人犯罪集団が存在し、不法滞在している犯罪者への資金源となることを指摘されているそうだ。一連の窃盗事件を受けて、警察庁は外国人犯罪集団の実態解明とともに、転売先の金属買い取り業者に対しても新たな規制を設けるそうだ。また最近流行のエアコン室外機の盗難は、去年1年間に3397件発生し 5年間でおよそ13倍に増加しているという。こちらも金属を狙う窃盗犯がエアコンの室外機を標的としているようで、価格が高騰している室外機内部の銅線が目当てだという。 彼らは公園の芸術的な銅像も、寺の宗教的な仏像もお構いなしに盗んでいく。小学校の二宮金次郎像ならまだしも、 澁谷のハチ公像は『金属類回収令』によって一度破壊され 戦後再建されたものだし、上野の西郷さんも盗まれたら大変だ。 戦時中なら進んで金属を提供したかもしれないが、現在は目を離すと すぐ金属が盗まれてしまうのだから油断ができない。 盗まれる心配が無い石や木の像やレゴで像を作るのが良いのだ。 各地でレゴの巨大キリン像が設置されているそうだ。

2025-08-30 14:01:36 投稿 / 978×734ピクセル

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