１年でいちばん認定記念日の多い日は８月８日で、件数は７４件（２０２５年８月１日現在）だ。２位は１０月１０日で３位は１１月１１日となる。　2023年も１位は8月8日の67件で、2位は10月10日の60件、3位は11月11日の59件だった。2022/10/06のときは10月10日が一番で、二番目に多い日は11月11日と8月8日だったから、ここから8月8日が抜け出し 独走してきたようだ。毎年記念日は増えていくが、これだけ多いと目立たないし、覚えられない。忘れるから意味も無さそうだ。逆になぜ、どうでも良い記念日を作るのか疑問に思うのだが、どんどん増えていく。まるで協会を儲けさせるために作っているようだ。認定といっても、自称記念日協会が勝手に認定しているだけである。あなたは一般社団法人の意味を知っているだろうか？　一般社団法人とは『 収益事業を行うことは可能だが、利益は構成員に分配しない。』つまり社員はタダ働きのブラック企業だから、利益は 活動資金だといって代表が使っても分からないのだ。『簡単に設立でき、特別な許可や認可は不要。どのような事業でも行うことができる。一般社団法人には監督官庁がなく、活動は自由だ。』まるで悪の秘密結社のような野放しの組織だが、反社会組織ではない。そこに公的な権威なども存在しないから、自分が駄洒落で作った記念日を登録しても、なんでも良いわけだ。ただし協会は、登録料をもらって登録しているだけで、暴利を貪っている訳ではないし、詐欺のような悪事を働いているわけでもない。暴力は使わないから暴力団でもない。ただ知恵を使って金儲けをしているだけである。宗教に似ているかも知れない。悪の秘密結社の総裁は素晴らしいのだ。　さて、記念日を作る目的は様々だろうが、やはり記念日ならば記憶に残る方が良いだろう。それならライバルは少ない方が良いはずだ。調べたところ 2024年１月の時点で、１月２日と１２月１５日に特定記念日が無い。新規に記念日を登録するなら、狙い目だろう。記念日協会が認定した記念日は増えすぎたから、新たにに”記念日連盟”とか”記念日機構”でも作って登録料を格安で募集したら儲かるかもしれない。　協会の登録料は一件で1日15万円だ。2日は 25万円、3日は 30万円 、年に4日以上（～週間、毎月同日など）なら 30万円＋以降1日毎に5万円加増となるそうである。　悪の秘密結社はこうして儲けているのだ。もし新規に記念日連盟をつくるなら、記念日の登録料は一件５万円くらいで良いだろう。「来るものは拒まず」で、どんどん登録しよう。協会に文句を言われても、独占禁止法が守ってくれるはずだ。《 あなたの好きな記念日を勝手に作って良いんだよ。自分の誕生日や、好きな人の誕生日もペットの誕生日もみんな記念日にしてしまおう！》