No.1171451

フナムシは食糧難を救うか?

新人さん

ビーチの日 ビーチ(=砂浜)は波によって運ばれた砂で形造られることから、な(7)み(3)がいい(1) 【波が良い】 の語呂合わせで、日本ビーチ文化振興協会が7月31日に記念日を制定したそうだ。きのうは津波がカムチャッカから来てしまい、せっかく台風のお陰で波がいいのに、 朝からずっと「海から離れて避難しなさい」という指示がでていた。全国的に、天気の良い波がいい日だったから、ビーチに近寄れないサーファーの失望感が伝わってくる気がした。 メディアは高台に避難するように 繰り返し呼びかけていた。しかし具体的に何m以上の高さとは言わない。不思議に思って調べてみると「何メートル以上を高台とする」という定義はなく、地域や目的により異なるのだという。日本の防災基準では、津波避難場所としての「高台」は、標高20メートル以上の場所(海抜0mならビルの7階ぐらい)を推奨することが多いようだが、津波のリスクが高い地域では、30メートル以上の標高を推奨している地域もあるようだ。要するに「高台」とは相対的な高さを指しており、特定の数値で一律に定義されるものではないらしい。だからメディアは漠然(わざと曖昧に)と高台としか言わないのだ。ちなみに、巷では海抜と安全性の関係は、”安全の目安は津波の高さの4倍”と考えているらしく、2mくらいまでの津波では 海抜10m以上の高台なら安全であり、海抜5m~10m未満の高台は注意が必要となり、30cmくらいの津波を想定するなら海抜1m~5m未満の高台で要注意になるらしい。 さて、ビーチが岩場と違っておしゃれな気がするのは、フナムシがいないからだろう。フナムシは英語でSea roach、日本では海のゴキブリと呼ばれるが、昆虫類ではなく、エビ・カニと同じ甲殻類の仲間だ。細かく分類すると、ダンゴムシと同じ「等脚目」というグループに属しているらしい。 勘違いしやすいのは、「フナムシが海中に潜れる」のではなく、「フナムシは海上に出ても平気だ」が正しい。特殊なエラ呼吸をするので海水魚と同様に海水が無いと生きてゆけないのだ。 また乾燥にも弱いから磯や防波堤に住んでいるという。だからフナムシは津波でも平気だと思う。 雑食性で、オキアミや藻類、魚などの生物の死骸等なんでも食べるから、磯の掃除屋さんと呼ばれている。人はフナムシも食べれる。だが甲殻類とはいっても、オキアミとは違い ものすごく苦いだけのようだから、エビ好きな人も食べないほうが良さそうだ。 AIによるフナムシの食べ方を見てみよう♪ 《注意点と下処理》酒に浸けて殺菌・臭い消しをする。尾を摘んで引っ張ると、ワタが簡単に取り除ける。《食べる部位》脚の付け根の筋肉は、甲殻類系の風味がわずかに感じられる。大きな個体は、ワタを取り除いて串焼きや炒め物にするのも良い。《味》苦味や臭みが気になる場合は、唐揚げ粉をまぶして揚げたり、醤油をかけて食べるのも良い。味噌汁に入れる場合は、臭みが気にならないように、しっかりと下処理をしてから入れると良い。

2025-07-31 14:26:33 投稿 / 1024×768ピクセル

2025-07-31 14:26:33 投稿
総閲覧数:125 閲覧ユーザー数:125
1024×768ピクセル

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択