No.1108408

狂い咲き!6「草のにおい!」

心地よい風が麻斗を包み込んでくれてしばらく浸っていたが、やがて決心したように腰を上げて川原に戻る事にした。再び木々を抜け草の堤防既に来るとやはりうんざりするくらいのゆだるくらいの日差しが待っていた!既に川辺では釣り糸をたらしたさっきの学生たちが座り込んでいた。麻斗がばけつを投げ出してきた場所とほぼ間近だったが幸いにも草に隠れて見つかってないみたいだ!

「ううう、僕のお気に入りの場所があ〜!(-_-;)」

また、いちゃもんつけられるのも嫌だし、麻斗はちょっとはなれた位置から草木をかきわけると目立たないように会話をしてる学生たちを気にしながら忍者みたいに、浅い川を渡った。けれど、渡り終わってほっとため息をついた時、「パパパパン!」と何か弾けるような激しい音が耳を襲った。

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2022-12-07 20:20:22 投稿 / 557×764ピクセル

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