No.108829

真恋姫無双~仁徳の王と共に~蜀√5

karasuさん

投稿です
星さんが仲間になるだけでとくに物語りに進展はありませんので
過度な期待はせずに生暖かい目で見ましょう

<●><●>

2009-11-25 06:42:50 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:26410   閲覧ユーザー数:17186

この作品はキャラ設定が崩壊しております。原作重視の方はご注意ください

時代背景がめちゃくちゃです

一刀くんがチートです

それでもいいかたはどうぞ

 

桃香たちが華琳たちと共に各地で黄巾党を撃破し続けること、約半年―――

桃香たちが黄巾党の兵糧の殆どを燃やし尽くしたせいで、黄巾党は内側から崩壊を始めていた

その様子を見ていた、各地の諸侯達も本格的に黄巾党征伐に乗り出すと、情勢は一気に黄巾党が押され始めるかたちとなり

その後、程なくして乱は終わりを告げる事となった

しかし、この乱の勃発は漢王朝の支配力の低下を白日の下に曝しただけだった

この状況で、諸侯に野心の炎が燃えない訳が無く、大陸各地に不穏な動きが見え始める

桃香たちは乱鎮圧の恩賞ということで平原の相、知事のようなものに任命されていた

 

桃香「きょ~うも楽しくみっまわりだぁ~♪」

一刀「ご機嫌だね」

桃香「だってやっと乱も終わったし。みんなが平和そうにしているのを見ると、私たち、ちゃんと頑張れたんだなって思えて、楽しくなってくるんだもん♪」

一刀「その気持ちはわかるけどね」

そういいながら二人が街を見回っていると

朱里「桃香さま~~。はぁ、はぁ、……やっと見つかりましたぁ」

桃香「朱里ちゃん? 何かあったの?」

朱里「えっとですね、すぐにお城に戻ってもらっても良いですか?」

一刀「何か緊急事態ですか?」

朱里「そういうのじゃないです。実はお城に、桃香さまを訊ねて来た人が……」

桃香「お客さん? 誰だろ?」

朱里「お名前は、確か趙雲さんとか……」

一刀「星? 確か白蓮のところに居たのに」

桃香「白蓮ちゃんの使者としてきたのかな?」

一刀「わからないけど、とにかく城に戻ってみたら? 巡回は俺がやっとくから」

桃香「うん、わかった。行こう、朱里ちゃん」

朱里「はい」

桃香と朱里は城へと向かっていった

一刀「さて、残りの箇所を見てきますか……」

二人を見送った一刀は巡回の続きへと戻って行ったがすぐに、城から来た兵士に呼ばれる事となった

 

ここ玉座の間では一刀による説得が行われていた

相手は星、人質は雛里

一刀「星~! 君はどうしていじけているんだ~?」

星とは少し距離を置いたところから一刀が話しかける

星「別にいじけてなどいませんぞ!」

一刀「なら雛里を離しなさい!その子には何の罪も無い!」

星「ならば一刀殿、私の要求を呑みますかな?」

一刀「何が望みだ!」

星「とりあえずはこちらに……」

そう言いながら星は手招きする、一刀は素直にそれに従うと星の目の前まで来る

一刀「要求を言え」

星と一刀を桃香たちは面白半分の眼差しで見つめている

星「そうですな……ごにょごにょ」

一刀「………!!! な、なに言ってるんだよ!」

星「おや、この要求が呑めませんのでしたら」

星はそう言いながら雛里の首筋をくすぐる

雛里「ひゃあ!」

一刀「やめろ! ……要求を呑もう。ただし、雛里を開放してからだ」

星「いいでしょう」

そう言うと星はゆっくりと雛里を地面に下ろす、雛里は地面に足が着いた瞬間に真っ直ぐ桃香たちの下へと駆け出した

星「では……一刀殿……」

星はそっと目を閉じ、顔を少し上げ、一刀の顔に近づける

一刀「はぁ……」

一刀もゆっくりと星に顔を近づけると

星&一刀以外「「「「あーーーーー!!!!」」」」

一刀が星の額にそっと口付けをした

星「むぅ……額ですか。唇には貰えないのですか?」

一刀「頼むから勘弁……『一刀さん!!』…はい!!」

星と話していた一刀の後ろから桃香が大声を発した

桃香「一刀さん……後で話があるんだけど」

愛紗「私もご一緒してもよろしいでしょうか……」

一刀「いや、あの~……」

桃香「もちろんだよ、愛紗ちゃん」

朱里「はわわ……」

雛里「あわわ……」

鈴々「ふっ、やれやれだぜ……」←JOJO立ちしながら言っている

桃香&愛紗「「フフフフフ………」」

 

それから、桃香と愛紗が落ち着きを取り戻した所で

桃香「それにしても星ちゃん、久しぶりだね~」

星「そうですな」

愛紗「我らの旗揚げ以来……となると、半年ぶりということになりますね」

鈴々「久しぶりなのだ。星、元気だったかー?」

星「ふふっ、お蔭様でな。息災だった。……そちらの方もなかなかの活躍ぶりだったな。各地の街でえらく評判になっていたぞ」

桃香「ほんと? へへ、頑張った甲斐があったね」

一刀「そうだね……ところで星、各地の街ってことは」

星「ふふっ、相変わらず鋭いですな。……黄巾党の乱が収束に向かいだした頃に白蓮殿から暇を貰い、各地を放浪しておりました」

愛紗「放浪? お主ほどの人物がか?」

星「私は安くは無いのでな。我が剣を預ける人物は、この眼で見、この耳で聞いてから判断したかったのだ」

鈴々「それで、みつかったのかー?」

星「ふむ、それが中々難しくてな」

一刀「どこか一つくらいは無かったのか?」

星「あるにはあったのですが、百合百合しかったり、完璧すぎたりと、そううまくはいかないものでしてな」

鈴々「ならどうして鈴々たちのところによったのだー? ちょっと休憩なのか?」

星「ふっ……休憩ではない。私自身の戦いを始めるために来たのだ」

一刀「あ……じゃあ」

星「ええ……。貴殿らさえ良ければ、私にも共に戦わせて頂きたい。貴殿らの理想の実現のために。……私の理想を形にするために」

そう言う星の瞳には確かな決意と、凛々しさが現れていた

桃香「うん! 一緒に戦おう星ちゃん! みんなが笑顔を浮かべて、平和に暮らせるその日のために!」

鈴々「星がくれば百人力なのだー♪」

愛紗「ふふっ、そうだな。……星。お主の力、あてにさせてもらうぞ」

星「ふっ、任せておけ」

星は桃香たち一人一人と硬い握手を交わした後、一刀のほうへと向き直り

星「これからよろしく頼みますぞ、一刀殿」

そう言って星は一刀に抱きつこうとするが

愛紗「ではさっそく初任務といこうではないか、星よ」

星の進路を阻むように愛紗が立ち塞がった

愛紗「朱里、今必要な事はなんだ?」

朱里「はい。えーっと……色々ありますけど、やはり募集に応じてやってきた兵隊さんの訓練が急務かと……」

星「ふむ。ならばその仕事、私に任せて貰おう。……お嬢さん」

桃香「そっか、朱里ちゃんたちを紹介しなきゃね。朱里ちゃん、雛里ちゃん」

そう言われ二人は一歩前に出ると

朱里「あ、あの、その……私、諸葛亮って言います。字は孔明で真名は朱里です。朱里って呼んでください」

雛里「あわわ、鳳統でし!真名は雛里でし!!」

一刀「二人は軍師なんだ」

星「ふむ……。我が真名は星、おぬしたちに預けよう。軍師殿、宜しく頼む。さきほどはすまなかったな雛里殿」

雛里「あわわ……」

一刀「さて、仕事の配分についても考えないと……」

朱里「そうですね……その辺は後日に連絡します」

星「ふむ、では今日は兵の調練だけでよろしいのですかな?」

朱里「はい、お願いします」

雛里「あ、あの、一刀さんはこの後出来れば政務のほうを担当してもらえますか?」

一刀「もちろん、俺でよければいくらでも」

雛里「ありがとうございます」

 

 

この日、桃香たちに一人の仲間が加わった。その名も華蝶仮面

 

星が仲間に加わってから、しばらくの時が経ち、時代は新たな戦乱の幕開けを告げる

 

ある日、桃香たちの所に一つの書状が来る

その内容は『反董卓連合』への参加を募るものだった

 

どうもkarasuです

話が進んでないですね~。いや、本当に申し訳ない

さて、次回から反董卓連合に入りますが……ついに……

皆さんの熱いご要望もあったことですから(あったのか?)一刀くんに頑張ってもらいたいと思います

まぁ、期待せずに暇だから読んでやるよ、といったようなノリでいてくださると嬉しいです

 

 

ここまで読んでくださりまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けさせていただきたいと思っています。


 
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