No.1074219

【獣機特警K-9IIG】怪奇!街を襲う爆炎(2)【交流】

古淵工機さん

2021-10-10 12:54:27 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:224   閲覧ユーザー数:220

……とある製薬会社の本社ビル。

その社長室で、セグロジャッカル型ファンガーの女性とセイウチ型ファンガーの男性が話をしている。

ぶくぶくと太ったセイウチ男がこの製薬会社の社長と思われる……。

 

「なるほど、これが例の建設計画か……」

「はい、すでに予定地の『処理』は完了したと」

「そうか……いずれにせよあの方には感謝しなければならんな……早速工事のほうを手配してくれ」

「わかりました」

 

何やら怪しげな話をしていたが、彼らは気づいていない。

実はこの部屋には小型メカが仕掛けられていたことに……。

 

さて、その製薬会社から少し離れた場所にはトリッカーズの怪盗ディアとバニーが潜んでいた。

 

「……感度良好。まずは言質いただきってとこね」

「それにしてもあの社長さんも……あのジャッカル女がヴィクセンの変装だなんて気が付いてないみたいね」

「その方が好都合だけどね☆」

 

と、そこへ書類を持った怪盗ノワールがやってきた。

 

「こちらも数点盗んでまいりましたよ」

「ノワール!その書類は…!?」

「保管庫から盗んできた機密文書です。もっとも、私にかかればこれくらい造作もないことですが」

 

書類に書かれていた図面は、新たな製薬工場のものだったが、そこに書かれていた一文を見てディアは凍り付いた。

 

「こ……これって……!」

「向精神作用のある薬物の製造プラントですね……表向きは新薬として擬装されているようですが」

 

さらにノワールが取り出したのは資本関係の登記書類などなど。

そこに書かれていた株主の項目には【黒星ファイナンスサービス】の文字が。

 

「黒星……黒星……?なんか嫌な予感するよね」

「お察しの通りですよバニーさん。金融業者と表向きでは通していますが、実態はゴクセイカイ残党の隠れ蓑的な組織なのでしょう」

「やっぱりね。こんな計画を許しておくわけにはいかないわ」

「すでにラピヌさんとルプスさんからもいくつかブツをお預かりしています……あとはお任せを」

「頼んだわよノワール」

 

そういうと、怪盗たちは誰に気づかれるでもなく闇の中へと去っていった。

翌日、K-9ルームでスタンバイしていたクオン、イシス、ジョニー、ミライのもとにエルザが入ってきた。

「四人とも緊急出動だ。例の爆破事件だが、ノワールからこちらに証拠が送られてきた」

「またノワールに出し抜かれたってわけか……それで例の事件は」

「やはり一枚かんでいたよ。ゴクセイカイ残党がな。爆弾を仕掛けたのもそのゴクセイカイ残党らしい」

「わかりました署長。……みんな聞いたね?ナインキャリアーを出動させる。なんとしても新工場の建設を阻止するんだ!!」

 

果たしてゴクセイカイ残党は何を企んでいるのか?

そして、K-9隊はこの恐るべき陰謀を阻止できるのか!!

 


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