No.1062505

スマブラ Stern des Lichts 77 ~闇を闇から救え~

Nobuさん

スマブラヴィランズに対しては、私も難儀しました。
だって、連れて行かなかったら話が進まないんですもの。
彼らのプライドの事もありますし、ね?

2021-05-23 15:48:49 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:539   閲覧ユーザー数:539

 カムイ、アイク、メタナイト、ルイージを救出したカービィ一行は、残る仲間を探すために一度、光の道を戻った。

 樹木の上にあった白い煙を踏むと、メッセージと共にスピリッツが現れた。

【カービィが吸い込む事ができないのはどのスピリット?】

 スピリッツはスカーフィ、バグジー、Mr.フロスティ、ワドルドゥ、ウィスピーウッズの五体だった。

 全員、カービィには見覚えがあった。

「答えはスカーフィとウィスピーウッズだよ!」

「え、それでいいのか?」

 カービィは迷わず、二つの答えを言った。

 テリーは、答えが二つある事にぽかんとしている。

「随分と変わった問題ですが、まぁ、いいでしょう。カービィさん、その二体を倒しますよ」

「おっけー!」

 カービィとカムイは協力してスカーフィを解放し、螺旋状の光の道を生み出した。

 次に、二人はウィスピーウッズを解放し、もう一つの光の道を生み出した。

 そして、光の道を通ると、薄紫色の身体と紫色の尻尾を持つポケモンが闇の鎖に縛られていた。

「あれは、ミュウツーさん!」

 ミュウの遺伝子から生まれた、いでんしポケモン・ミュウツーだ。

 彼の行動に関しては賛否両論だが、放っておいてはボディを利用されてしまう。

 アイシャは覚悟を決めて、ミュウツーを縛る闇の鎖を包丁で切った。

「……」

 ミュウツーは赤い瞳をぎらつかせている。

 ピカチュウ、ゲッコウガ、ジュカインは、ごくりと唾をのむ。

 伝説のポケモンは、強さもオーラも桁違いだ。

「……ボクモタタカイマス」

 リィンも身構え、ミュウツーとの戦いに臨む。

「ミュウツー! お前は簡単に操られる奴じゃないだろ!?」

「むしろ他人を操れますしね」

「任務開始」

「おっしゃ! やってやるぜ!」

「君は必ず、僕達が助けるから!」

 カービィ、ピカチュウ、リィン、ゲッコウガ、ジュカイン、アイシャは、ダーズに操られたミュウツーを解放するために戦った。

 

「おらっ!」

 ピカチュウはミュウツーに電撃を放つ。

 ミュウツーは防御障壁を張ってピカチュウの攻撃に抵抗し、僅かにダメージを受けるに留まった。

「セイッ!」

 リィンは大型の光の矢を射出してミュウツーを攻撃した。

 その威力は高く、ミュウツーにも効果的なダメージを与える事ができた。

「リーフブレード!」

「……効カンナ」

 ミュウツーはジュカインのリーフブレードを障壁を使って防ぐ。

「それっ! あれっ、当たらない?」

 カービィの攻撃も、障壁が防いだ。

 ミュウツーは今もなお、意識を障壁に向けている。

 意識を逸らさない限りは障壁を崩せないだろう。

「くっ、攻撃が通じんっ」

「シャドーボール」

 ゲッコウガの攻撃も障壁に阻まれ、逆にシャドーボールで反撃される。

 効果は今一つだったが、ミュウツーの特攻は非常に高く、大きなダメージを受けた。

 

「障壁がある限り、あいつに攻撃は通じない。まずは、あいつが張ってる障壁から破るぞ」

「うん!」

「見切ッタ」

 カービィはミュウツーにフェイントをかけるが、ミュウツーは見切ってかわす。

「10まんボルト!」

 ピカチュウはミュウツーに近付いて強い電撃をミュウツーに放つ。

「ソレッ!」

「ゆくぞ」

 リィンはジャイロを飛ばして攻撃し、ゲッコウガはかげぶんしんで分身を作り出す。

「エナジーボール!」

 ジュカインはエネルギー弾を乱射する。

 だがそれも、ミュウツーの障壁に阻まれる。

 ミュウツーは一瞬目を光らせると、超能力で周りにあるものを浮かせ、カービィ達に向けて放った。

「皆、シールドで防ぐぞ!」

「ああ!」

「こんなの、へっちゃらだい! うわぁ!?」

「ああ……くっ!」

 ピカチュウ、ジュカイン、リィン、アイシャはシールドを張って攻撃を防ぐ。

 カービィとゲッコウガは余裕で受けようとする。

 だが、何故かゲッコウガに当たってしまった。

「な、なんでコウガ兄に当たったの!?」

「ミラクルアイノ効果ダ」

「そうか……!」

 先程、サイコキネシスを放ったミュウツーが、一瞬だけ目を光らせていた。

 これこそがミラクルアイであり、あくタイプを持つゲッコウガに攻撃が命中した理由なのだ。

 障壁のせいで攻撃が通らず、ミラクルアイの効果でゲッコウガも危険だ。

「まずは障壁を崩さなければな……!」

「ミュウツーサンノイシキヲソラシマショウ」

「うん!」

「いくぞ! うわぁぁっ!」

 リィンはミュウツーにフェイントをかける。

 カービィとジュカインも障壁を崩すべく、互いにフェイントをかけるが、ミュウツーはどちらも見切った。

「皆様、頑張ってください!」

 アイシャは応援して味方全員の士気を高め、あらゆる行動の成功率を一時的に向上させた。

「ありがとよ、アイシャ!」

「そこか」

「……グッ」

 ゲッコウガはみずしゅりけんで牽制し、ピカチュウはミュウツーの頭上に雷を落として攻撃する。

 さらにゲッコウガの分身がミュウツーに追撃する。

「ソコカ!」

「きゃあ!」

 ミュウツーはアイシャを浮かせ地面に叩きつけた。

 アイシャは慌ててスカートを押さえて体勢を整え直し、皿を投げて反撃する。

 さらに、ゲッコウガとその分身がミュウツーにフェイントをかけて撹乱する。

「そぉーれ!」

「そらっ!」

 カービィはミュウツーを吸い込んでコピーした。

 ピカチュウは会心の一撃をミュウツーに放つ。

「クゥ……サイコキネシス!!」

 ミュウツーは再び目を光らせ、サイコキネシスを広範囲に放った。

 一行はシールドで何とか攻撃を防いだが、大きくよろめいてしまった。

「ナントイウツヨサデショウ」

 ミュウツーは単独で六人を相手に互角の戦いを繰り広げている。

 これが伝説のポケモンか、とリィンは脂汗を掻く。

 だが、負けを認めるわけにはいかない。

 リィンとジュカインはミュウツーを撹乱し、ピカチュウは10まんボルトとかみなりで攻撃する。

「シャドーボール」

「きゃぁっ!」

 アイシャはシャドーボールを受け、吹っ飛ぶが、何とか崖に掴まって復帰した。

「……」

 その時、ミュウツーが無形の衝撃波を放った。

 相対する存在への強い敵意が実体化し、襲う。

「きゃああああああ!」

「……!!」

 負の衝動をまともに受けたゲッコウガとアイシャは場外に吹っ飛ばされてしまった。

 

「アイ姉、コウガ兄……!」

 二人が吹っ飛ばされてショックを受けるカービィ。

「次ハオ前ダ」

「させないよ! しゃどーぼーる!」

「グッ!」

 カービィはコピーしたシャドーボールをミュウツーに向かって放つ。

 エスパータイプのミュウツーに、効果は抜群だ。

「エナジーボール!」

「ロボビーム!」

 ジュカインは自然から集めた命の力、リィンは光線で射撃攻撃を行い、ミュウツーの防御を少しずつ崩す。

「グアァァァッ!」

 そこに、ピカチュウの会心の一撃が命中、ミュウツーは一瞬だけ焦りを見せる。

 それにより、強固な障壁が緩んだ。

「今だ、カービィ!」

「おりゃあああぁぁぁぁぁぁっ!!」

 カービィがハンマーを取り出し、その渾身の一撃で防御障壁は砕け散った。

 ピカチュウは即座にカービィの前に立ち、攻撃するふりをして撹乱させる。

 再び障壁を張る暇など、与えるわけにはいかない。

「これで、とどめだ! ロケットずつき!!」

「グウオオオオオオオオオオオオッ!!」

 ピカチュウのロケットずつきが寸分違わずミュウツーを捕らえる。

 その一撃で、ミュウツーは吹っ飛ばされる。

 ミュウツーは攻撃力は高いが、障壁を張っていない時の防御力は低かった。

 彼はきりもみ回転しながら場外へと飛んでいく。

 これにより、カービィ達の勝利は決まった。

 

「……よし、これで大丈夫だ」

 ピカチュウはどこからともなくげんきのかたまりを取り出し、瀕死のミュウツーに与え復活させる。

 重傷を負ったゲッコウガとアイシャは、ロゼッタと瑠璃が回復した。

 数分でミュウツーは起き上がり、目を覚ます。

 彼の眼は、元の色に戻っていた。

「私とした事が、お前達にまた牙を剥くとはな。少し早い考えだとは思うが、罪を償うために、お前達についていく」

「ちょっと大袈裟ですわね。別に構いませんわ。仲間は数が多い方がいいですもの」

 ミュウツーはスマブラメンバーの中では善でも悪でもない、微妙な立ち位置だ。

 なので、アイシャは大して気に留めない。

「そうか……。では、行ってもいいか?」

「もちろんですわ、ミュウツーさん!」

 アイシャはそう言って、ミュウツーを快く仲間に迎え入れるのだった。

 ミュウツーを取り戻したカービィ一行は、スカーフィがいた場所の光の道を通る。

 そこにあった白い煙を踏むと、文章とスピリッツが現れた。

【この中で、ドラキュラ伯爵討伐のため、アルカードと共に戦ったのはどのスピリット?】

 左上にはネイサン・グレーブズ、右上にはドラキュラくん、左下にはガブリエル・ベルモンド、右下にはラルフ・C・ベルモンドがいる。

 この問題には当然、シモンが答えた。

「答えは我が先祖、ラルフだ」

 シモンは先祖のラルフ・C・ベルモンドと戦った。

 結果はもちろん正解で、光の道が現れ、それを通ると宙に浮く船に辿り着く。

 そして、その船にいたのは、青紫の肌の女海賊リスキィ・ブーツと、左目が血走っている腹が膨らんだ鰐、キングクルールだった。

 さらに、キングクルールは闇の鎖に縛られている。

「あれ? こいつ、どこかで見たような」

「気がしないでもないわ」

 この場にドンキーとディディーはいないが、バンジョーとカズーイはデジャブだ。

「ん? バンジョー、カズーイ、知ってるのか?」

「ううん、知らないよ。でも、何故か戦いたいんだ」

「あたいの中にある何かが騒ぐ~!」

「……そういう事なら、オレも戦う」

 そう言って、ダークリンクは魔剣を構え、キングクルールを縛る闇の鎖を切り裂いた。

 すると、キングクルールと彼に付き従うクレムリン軍団、そしてリスキィ・ブーツが襲い掛かってきた。

「よーし! いっくヨー!」

「さあ、かかってこい」

「リュンヌ、健康第一ですよ」

「ソレイユ、共に戦いましょう」

 バンジョー、カズーイ、ダークリンク、パックマン、ソレイユ、リュンヌ、シモンは身構えて、戦いに挑んだ。

 

「周りのクレムリン軍団より、キングクルールを優先するんだ」

「OK!」

「そーれっ!」

 バンジョーはクリッターにボディブローを放つ。

 熊だけあって、その威力は強烈だ。

 カズーイもリスキィ・ブーツをつついて攻撃する。

「せやっ!」

 ダークリンクは闇を纏った剣を薙ぎ払い、クラップトラップとリスキィ・ブーツを倒した。

 キングクルールはバンジョーとカズーイにフェイントをかけ、一時的に混乱させる。

「みんな! 頑張ってー!」

「おう! ありがとよ、パックマン!」

 パックマンは味方全員を応援し、士気を高める。

 そのおかげで、ダークリンクはクリッターの攻撃を全てかわし、カラドボルグで反撃した。

「ナタラージャ・アーサナ!」

 リュンヌはダンスのポーズでキングクルールに大ダメージを与える。

 さらに、シモンの鞭がクリッターにクリーンヒットし、とどめの一撃となった。

「ヴィラバド・アーサナ!」

 ソレイユは英雄のポーズで追撃し、キングクルールを怯ませる。

「カースカッター!」

 オルテは剣を振り抜いて魔力を叩き付け、キングクルールを吹っ飛ばした。

 が、キングクルールはフライングバックパックで何とか復帰する。

「それ!」

「とどめです! ヴリクシャ・アーサナ!!」

 そこに、パックマンのフルーツターゲットが命中。

 上に吹っ飛んだキングクルールにリュンヌの立ち木のポーズが命中し、キングクルールは吹っ飛んでいった。

「くそっ! なんで俺様が、こんな目に遭わなければならないのだ!? くぅぅ~、悔しい~!!」

 正気に戻ったキングクルールは、悔しさのあまり地団太する。

「ちょ、ちょっと落ち着いてヨ! そんな事してる場合じゃないヨ!」

 まるで子供のようなキングクルールを、パックマンは何とか落ち着かせる。

 キングクルールは、ふぅ、と息をつく。

「はっ! そ、そうだった。こんな事で解決するわけがなかったのだ。コングの野郎どもは、どこだ? まさか、お前らか!?」

「違うって! ボクは熊だよ!」

「あたいは鳥よ!」

 キングクルールにコングファミリーと勘違いされたバンジョーとカズーイが慌てて訂正する。

「むぅ……そうか。それは誤解だった。だが俺様は今、(はらわた)が煮えくり返っているのだ。いきなり闇が覆ったと思ったら、俺様の意識が消えちまってよぉ。

 気が付いたら、お前らが目の前にいたのだ。つまり……俺様は操られていたらしい」

「そういう事になるね、クルールー」

「キングクルールだ! 覚えておけ!」

「はーい」

 カービィに名前を間違えられ、訂正を迫るキングクルール。

「とにかく! この屈辱を晴らすためにも、俺様を操った奴をぶっ潰す! そのためにも、まずはそいつを探せ!」

「うん、分かったヨ。一緒に行こうネ、キングクルール!」

「今は一時休戦だからな!」

 

 キングクルールを連れた後、一行は光の道を戻って、ルイージがいた場所に戻り、東にあった虹色の階段を上がる。

 梯子やゴミでできた道を通り、大きな土管にあった白い煙を踏むと、左右にスピリッツが現れ、空中に文章が浮かんだ。

【クッパ軍団の一員はどっちのスピリット?】

 左にはジュゲム&トゲゾー、右にはドドリゲスのスピリッツがいる。

「答えは左だね。僕も相手した事があるよ」

 ルイージはこの二つのスピリッツを見て即答した。

 ジュゲム&トゲゾーを倒して光の道を出す。

「せー、のっ。わわっ!」

 ルイージがジャンプすると、ふわっと浮かぶ。

 元々ジャンプが独特なルイージだが、性格的に驚いてしまうのだ。

 カービィとパックマンは動じずに飛び移り、他のスマブラメンバーも次々と飛び移った。

 そして、光の道を通って北に行くと、紫の光が渦巻いていて、中央は真っ白に光っていた。

「ここが謎の空間の最奥ですわね……」

「……」

 アイシャはその空間を見て絶句するが、カービィは珍しく真剣な表情だ。

 彼は推測している、ここにボスがいる……と。

 カービィが白い光を踏むと、端に六体のスピリッツが現れ、空間に文章が浮かび上がった。

 恐らくこれが、最後の問題なのだろう。

【亜空軍を作り、ファイター達を襲ったのはどのスピリット?】

 スピリッツは上から時計回りに、マスタージャイアント、ダークマター、預言の者、タブー、メデューサ、エインシャント卿。

 この問題に、カービィはぴんと閃く。

「みんな、分かるよね?」

 カービィの言葉に、ほとんどのスマブラメンバーが頷く。

「な、何を……?」

「せーの!」

「「「「タブー!!」」」」

 そして、一斉に問題の答えを言った。

 シモン、キングクルール、バンジョー、カズーイ、テリー、ジュカイン、アイシャは訳が分からず、ぽかーんとしていた。

「亜空軍? タブー?」

「ボク、聞いた事がないんだけど……」

「あたいもよ」

「話せば長くなるが、世の中には、こんな便利な言葉があるんだぜ。かくしか」

「うん、分かったよ」

 ピカチュウは七人に亜空軍異変を簡潔に話した。

 そして、レジェンド級のスピリッツ・タブーにピカチュウが挑み、何とか勝利する。

 すると、空間の中央が揺れ出した。

「な、なんだ、この揺れは……!」

 一行は揺れに踏ん張って耐え続ける。

 すると、虚空に穴が開き、大きな渦が出来上がる。

 その渦の中に、一行は吸い込まれていく。

「うわぁぁぁぁぁ~~~!!」

「どこかで見た事ある気がする~~~!!」

 一行はそのまま、穴の中に吸い込まれていった。

「いったぁ~い!」

 カービィは勢いよく地面に倒れた。

 テリーやスネークなどは、スタッと着地する。

 そこは、奇妙に曲がった地面以外に何もない、真っ暗な空間の中だった。

 空間の中には、赤と青に白い水玉模様が描かれた特徴的な帽子を被った生き物がいた。

 カービィは、彼の姿に見覚えがあった。

「キミ達、よくボクが作った問題を全部解けたね」

「君は……マルク!」

「そうサ。ボクはマルク、この空間の支配者なのサ」

 この生き物の名前は、マルクというらしい。

 マルクはおどけた調子でカービィ達に言う。

「空間の支配者?」

「あのダーズって奴が、貴様はここにいろ、なんて言うからここに来たのサ。でも、な~んにもなかったから、ボクが問題を作っておいたのサ」

 混沌と闇の化身ダーズを「奴」と呼ぶマルクに、アイシャは恐怖で震える。

 このマルクという生物を、本能的に嫌悪している。

「ダ、ダーズを『奴』と呼ぶなんて……!」

「ボクはボクのやりたいままに動いただけサ。だから、『奴』って呼んだのもボクの意思サ」

 どこまでもふざけて、しかも残酷な言葉。

 彼にかける情けは、どこにもなかった。

「おやおや、みんな殺気だってるねぇ。でも、そんな事は関係ないのサ。キミ達はみんな、ダーズと戦う前にここで終わるのサ!!」

 マルクは虹色の翼を広げて、真の姿を現した。

 次の瞬間、闇を纏った暴風がその場を覆った。

「く、来るよ!!」

「ああ! 俺様の力、たっぷり味わわせてやる!」

「油断大敵だ」

「怖いけど……わたし、頑張りますわよ!」

 カービィ、キングクルール、スネーク、アイシャは身構えて、マルクとの決戦に臨んだ。

 ~ベルのスピリッツ名鑑~

 

 スカーフィ

 出身世界:ミルキーロード

 性別:♂♀両方存在する

 普段は猫のような愛くるしい顔をしている。

 しかし、吸い込もうとすると凶悪な表情になって襲い掛かり、最後は自爆する。

 

 バグジー

 出身世界:ミルキーロード

 性別:♂

 クワガタの姿をした生物で、巨大な角を持ち、近寄った者に強烈なバックドロップをかける。

 また、小さな虫を放って遠距離攻撃もできる。

 

 Mr.フロスティ

 出身世界:ミルキーロード

 性別:♂

 繋ぎを着た、二足歩行のアザラシの姿をした生物。

 「アイス」や「フリーズ」など、氷を操るARTSを使う事ができる。

 

 ワドルドゥ

 出身世界:ミルキーロード

 性別:♂♀両方存在する

 一つ目と二本の毛が特徴的な生物で、ワドルディとはよく似ているらしい。

 使用するARTSは光を鞭のように操る「ビーム」。

 

 ウィスピーウッズ

 出身世界:ミルキーロード

 性別:不明

 巨大な樹木の姿をした生物。

 口から空気を吐き、木を揺すると林檎を落としてきたりする。

 基本的にはボス戦のチュートリアル担当だが、最近では一筋縄ではいかなくなった。

 

 ネイサン・グレーブズ

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:男性

 19世紀に活躍した、ヴァンパイアキラーの青年。

 モーリスに引き取られ、彼の下で育った。

 

 ドラキュラくん

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:男性

 ドラキュラ伯爵のもう一人の子。

 魔王ガラモスに支配された魔界を取り戻すため、妖気弾を武器に冒険の旅に出る。

 年齢は10009歳だが、10000年眠っていたため、体的年齢・精神年齢共に子供。

 

 ガブリエル・ベルモンド

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:男性

 燈光教団の戦士の一人。

 大切なものを失ったために、沈みがちな性格。

 

 ラルフ・クリストファー・ベルモンド

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:男性

 15世紀に活躍したヴァンパイアハンター。

 復活したドラキュラを倒すため、グラント、サイファ、アルカードと共に戦った。

 その功績からベルモンドの名を世に知らしめ、英雄として脚光を浴びる事となる。

 

 リスキィ・ブーツ

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:女性

 シャンティの冒険に立ちはだかる女海賊。

 青紫の肌をしていて、人とは異なる種族らしい。

 

 ジュゲム&トゲゾー

 出身世界:キノコワールド

 性別:♂

 雲に乗り、ゴーグルを身に着けた亀。

 その雲の上からトゲゾーの卵、パイポを投げる。

 マリオカートでは主にレーサー達をサポートする。

 

 ドドリゲス

 出身世界:サブコン

 性別:♂

 悪夢を招く事ができる烏《からす》。

 マムーに空飛ぶ絨毯を貰い、空を飛び回っている。

 飛べなかったが、修行により飛べるようになった。

 

 マスタージャイアント

 出身世界:争いの世界

 性別:不明

 マスターコアがホンキを出した姿。

 さけび、すいこみ、手刀を振るい、もちあげ、クロスボムを放ち、つかんで攻撃する。

 

 ダークマター

 出身世界:ミルキーロード

 性別:不明

 「ゴースト」のARTSを持つ、闇の精霊。

 他種族同様、善人も悪人も普通に存在するが、一部の地域では警戒されている。

 

 預言の者

 出身世界:こことは異なる世界

 性別:男性

 ノアトゥーンで暗躍する謎の人物。

 バルドルを利用し、力を取り戻そうと企んでいる。

 

 タブー

 出身世界:争いの世界

 性別:不明

 亜空軍異変を起こした張本人。

 この世界を亜空間に引き込んで支配しようとしたがスマブラメンバーに倒される。

 

 メデューサ

 出身世界:天空界

 性別:女性

 光の女神パルテナと対をなす、闇の女神。

 石化などの呪いをかけて人々を苦しめたため、パルテナにより冥府界に追放された。

 

 エインシャント卿

 出身世界:争いの世界

 性別:男性(と偽っているが、本当は女性)

 亜空軍を率いる、緑のローブを纏った謎の存在。

 その正体はマスターロボット・リィンであり、タブーに脅され渋々亜空軍に加担している。


 
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