メイの会社を出て、途中絹枝さんを拾い
車は駅に向かっていた

北条「いいのかい？自宅まで送らなくて」

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俺「ええ、これ以上負担かけなくないですから
駅から家まで歩けます」

もっと休んでいたかったのだけど、学校のテスト期間もあり
満身創痍でも復帰しないといけなかった

メイ「ｚｚｚ」

絹枝「あら、姫様寝ちゃったねぇ
まぁ、ほとんど寝てないもの
昨日あんたを病院でずっと看病してたんだ
アタシの実家で軽く食事とお風呂してから、ずっとね
大事にされとるのぉ」

俺「そんなことないですよ」

北条「いえ、お嬢様は、昔母親が病院で亡くなったとかで
施設そのものに強烈な拒否反応があったんですよ
でも、救急車、病院、嫌な顔一つせずに、付き添っていました
貴方は、すごい方です」

絹枝「あんたの手術室まで入ってこうとしたんだよ
たしなめようにも、ああも涙ぐまれるとね
止めるのにちょっとためらっちゃったよ
本来夜通しの付き添いなんてNGなのに
無理言っちゃって」

なんかこっちが恥ずかしくなって、話題をそらす
俺「北条さん、メイの会社には復帰されるんですか？
なんかどさくさで追い出されたとかって…」

北条「その件ですが、戻って　社長の代わりをして欲しいと
お嬢様直々にお願いされていまして　でも
２０年以上も連れ添っている社員様もいるんですよ
いきなりそんな大役なんて、僕には…」

絹枝「周りも了解してんなら、引き受けちゃえばいいじゃんか」
北条「そんな簡単にはいかないだろう
お嬢様がちゃんと会社を継げるまでとはいっても
万一があったらどうする」

絹枝「今からそんな弱気でどうすんのさ
少年、あんたからも言ってやってよ
社長代行、引き受けろって」


１.　僕は賛成ですよ
２.　メイの地位を奪わないで
３. いずれ俺が就く椅子を奪わないで

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コメントいつもどうもです！
すごい支えられてます

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