No.100565

~薫る空~33話(洛陽編)

33話にして、汜水関戦その3。
一応次で汜水関攻略です。
それにしても、ここにきてようやく薫の設定をちゃんと公開できた…。最初にキャラ考えてから5ヶ月は長すぎました。

2009-10-12 16:57:58 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:5573   閲覧ユーザー数:4699

 

 

 

 

【張遼】「って……」

 

 夜。本陣に奇襲を受けた連合は混乱していた。そして、その混乱の渦の中心。

 

【公孫賛】「ふっ!」

 

 公孫賛は顔良と張遼の間に立ち、剣を構える。

 

【張遼】「どうみても、強そうには見えんのやけど……」

 

 偃月刀を肩に担ぎ、頭をかきながら、張遼がぼやく。

 

【公孫賛】「う、うるさい!そんなことはやってみないとわからないだろ!」

 

【張遼】「いや、まぁ…そうなんやけど…」

 

【公孫賛】「ええい、来ないのならこちらから!!」

 

 公孫賛が前へと飛び出す。

 

 その手にもった剣を振り下ろすようにして、張遼へと斬りかかる――。

 

【張遼】「はっ」

 

【公孫賛】「くあっ」

 

 しかし、その攻撃を張遼はなんなく弾き、公孫賛を後ろへとさがらせる。二人の間合いが縮まることなく、張遼は武器を構える。

 

【張遼】「うちは別に弱いモンを痛めつけるような趣味はないねん。悪いけど通らせてもらうで」

 

【公孫賛】「くっ…馬鹿にするな!そういわれて素直に通したりするものか!!」

 

 公孫賛の言葉に、張遼はまた表情を歪め、頭を掻く。

 

【張遼】「あぁ~~……っ!!もう!ええわ!さっさとぶっとばして袁紹んとこいかんと。………こっからは手加減抜きやで」

 

 そういうと、張遼の周りの空気が歪んで見えるようになる。その闘気に気おされ、公孫賛の額から汗がにじみ出る。

 

 自然と剣を持つ手に力が入り、気がつけばそこから動けなくなっていた。

 

【公孫賛】「―――……………っ…はぁ……はぁ…」

 

【張遼】「ここまでやったらわかるやろ。ええから………退け。」

 

【公孫賛】「だれが………」

 

 強がっては見るが、やはり力量の差は歴然だった。

 

 張遼が一歩、また一歩、近づいてくる。

 

【顔良】「させません!!!」

 

【張遼】「――っ!」

 

 不意に、横から大槌が襲ってくる。

 

 それをなんとか受けるが、その衝撃で張遼の体は後ろへと下がってしまった。

 

【張遼】「そうやったな、自分もおったんやったわ。」

 

【顔良】「………。」

 

 張遼の前に二人が対峙する。彼女の威圧感に、後ろへ下がってしまいそうになるのを必死にこらえながらも、二人は張遼から目をはなさない。

 

 張遼の足元の土が舞い上がる。

 

 認識できるのはその程度のことで、無意識の下、張遼は二人の間合いの内側へと入っていた。

 

【顔良】「―っ!てやぁぁぁあ!」

 

【張遼】「遅いわ!」

 

 顔良がその存在に気づき、槌を振りかぶるが、それはあえなく張遼に弾かれてしまう。

 

【公孫賛】「そっちばっかりじゃないぞ!!」

 

 だが、顔良の武器を受けている間に、逆側から公孫賛が突撃してくる。

 

【張遼】「ええから、ひっこんどき!!」

 

 偃月刀が一閃。月を表すかのような横一薙ぎ。

 

【公孫賛】「っひゃあ!!」

 

【顔良】「きゃっ!!」

 

 二人がほぼ同時に吹き飛ばされる。

 

【張遼】「はぁ…で、まだやんの?」

 

 偃月刀を下ろし、張遼は二人へと問いかける。その目は既に別の方向へと向いており、この場にいる二人など眼中に無いとい様子だった。

 

【公孫賛】「こんなところで……引けるものか!!」

 

【顔良】「袁紹様のところへは行かせません!」

 

 二人は再び立ち上がり、張遼の前へと立ちふさがる。武器を握る手に力が入り、その姿勢はすでに互いの力関係を表していた。

 

【張遼】「…………ふふ……あっははっはっはっは!おもろいやん!そしたらその根性ごと叩き潰したるわ!!」

 

 

 燃え盛る陣営。その中で再度、三人の力がぶつかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~曹操軍・天幕~

 

 

【華琳】「ならば、公孫賛が張遼を撤退させるか、あるいは春蘭達が到着するまでの時間を稼いでくれるというのね。」

 

 蝋燭にて灯された明かり。揺らめいた光がこの場にいる者の姿を照らす。

 

 天幕中央に置かれた机には地図が広げられ、簡易的な作戦部となっているこの場にいるのは、天幕の主である華琳、軍師である桂花、薫、そして一刀。

 

【薫】「うん、私たちが汜水関を攻めると決めてからの日数を考えると、敵の将は張遼一人。多くても副将が二人ついていればいいところのはず。」

 

【桂花】「それならば、本陣のほうは対処には回れそうだけど……問題は」

 

 一同の目は本陣の存在する方向とは逆を見つめる。そちらにあるのは、昨日攻撃を仕掛けて落とすことが出来なかった汜水関。

 

【薫】「この状況で、華雄がどう動くか………だね。」

 

【桂花】「えぇ、昨日あれだけ猛進をかけてきた華雄だけれど、何故か最後はあっさりと引いた。勇将と聞いていたけれど、知性も兼ね備えているのか、まったく分からないわ。」

 

 

【一刀】「張遼が袁紹を狙いに行ったのにあわせて、後ろから攻めるつもりだったんじゃないのか?公孫賛があの位置にいなかったら実際袁紹はここで終ってただろうし。」

 

【華琳】「めずらしいわね。作戦のことで口をだすなんて。………まぁ、おそらくそのあたりなんでしょうけど」

 

 華琳の口元が歪んだように見えた。そこまでおかしい事を言ったつもりは無いと一刀は体を起こすが、それ自体が華琳を楽しませてしまうような気がしたので、結局なにもいうことは無かった。

 

【華琳】「ふふ…。まぁ、いいわ。華雄の動きに関しては先鋒の劉備・孫策・馬騰にあわせて動くこととする。念のために琥珀に出撃できるように準備させておきなさい。」

 

【桂花】「は。」

 

【薫】「はーい」

 

【一刀】「あぁ」

 

【華琳】「それでは、次の指示があるまでそれぞれ持ち場で待機しておくこと。………いえ、一刀と薫は残ってちょうだい。」

 

【一刀】「…?わかったよ、華琳」

 

【薫】「………。」

 

【桂花】「では、すぐに準備に入ります。」

 

【華琳】「お願いね、桂花」

 

【桂花】「はい、華琳さま」

 

 最後は何故か頬を赤らめて桂花はその天幕をでた。

 

【華琳】「………………さて、薫」

 

 三人だけとなったその中で、華琳は口を開いた。

 

【華琳】「あなた、その目はどうしたのかしら」

 

【薫】「…………。」

 

 俺の天幕から出てきたとき、薫の目は何故か普段の深紅色ではなく、金色の瞳になっていた。たったそれだけなのに、明らかに普段とは雰囲気が違い、俺は薫に声をかけるかためらっていた。

 

 桂花は気づいていなかったのか、普段どおりに会話していたが、その桂花がいなくなると、華琳は核心を容易く突いてきた。

 

【薫】「………ん~、特異体質?ほら、興奮すると目の色変わるって奴?」

 

【一刀】「文字通り体現してどうするんだよ」

 

【薫】「アははは…。それもそうだよね~。自分でも気持ち悪いとは思うんだけどさ~」

 

【華琳】「薫、まじめに聞いているのよ。」

 

【薫】「まじめに答えてるよ」

 

【華琳】「………………」

 

【薫】「………………」

 

 二人はそのまま黙り込み、どちらからも話さなくなってしまった。

 

 しばらくして、根負けしたのか、華琳が折れた。

 

【華琳】「はぁ、もういいわ。言いたくないのならそれでもかまわない。………ただし、それがあなたの身にさわるようなことがあれば、すぐでも話してもらうわよ」

 

【薫】「ただの体質なんだけど…ん~、まぁ、わかったよ。それじゃ私も戻るね」

 

【華琳】「えぇ…」

 

 踵を返した薫はそのまま天幕を出る。

 

【一刀】「………………いいのか?」

 

【華琳】「…………あの子がああなったら何をしても話すことは無いわよ。それより、あなたは何か知っていることはないの?」

 

【一刀】「俺?」

 

【華琳】「えぇ、他のものよりあなたは薫と過ごした時間が多いでしょう」

 

【一刀】「ん~………」

 

 少し考え込み、不意に思い出した。

 

”――驚かないで。”

 

 その時はいきなり鉢合わせしたことを刺しているのかとも思ったが。

 

”――来るよ。敵が”

 

 そして、その後すぐに本陣から火の手が上がった。そこから、今の騒ぎだ。心当たりとしてはいまいちだが、妙に引っかかっていた。薫の目がおかしいと感じたのも、そのときだった。

 

【一刀】「いや………これといったのは無いな…。」

 

【華琳】「そう…。」

 

 隠すわけではないが、やはり目について分かることは無かったからだ。敵の策を言い当てたからといって、それが目にどう関係するというのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~洛陽~

 

 

 夜。平時ならば、皆が静かに休まる時刻。だが、今日に限って、都の城内は荒れていた。

 

【賈駆】「張遼が足止めを食らってる?」

 

 いち早く飛ばした伝令は矢文を使い、最速の情報を送っていた。文を受け取った兵は賈駆の部屋の前で膝を着き、彼女に指示を待っている。

 

【賈駆】「敵の陣形なら、本陣に間に合うはずは無いのに……袁紹…なんて運がいいのかしら…」

 

 兵がもたらした情報はとても信じられたものではない。斥候の調べでは公孫賛の部隊は見当たらないという報告だった。だからこそ、この作戦で決着がつくはずだった。

 

 総大将を失い、混乱した連合を張遼、呂布、華雄で挟撃すれば、勝ちは確実だったのに。

 

【賈駆】「仕方がない。張遼を一度撤退させて。退路は確保してあるはずだから、それにあわせて、汜水関にいる兵達も虎牢関へ移して。…………僕も虎牢関へむかうわ。」

 

 賈駆に指示に、兵は短く答え、その場から姿を消した。

 

 

【賈駆】「――っ………まだ兵の損失は五分……この街に…月に指一本だって触れさせはしない…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~曹操軍・陣中~

 

 

 

【薫】「さて……こっちに来て初めてなんだから、上手く行ってよね。」

 

 夜風吹く中、薫は持ち場へと向かわず、外で立っていた。持ち場といっても待機なのだから、今のところ何かに支障をきたすわけではなかった。

 

 呟いた後、薫は空を眺める。本陣での炎で一角を赤に染めた星空。

 

【薫】「――――――……。」

 

 目を閉じる。薫の周りに風が吸い寄せられるように動いて回り、目標を失ったように彼女の周りを巡回する。

 

 そして、薫がもう一度目を開く。その瞬間。

 

 ――薫を包む風がはじけた。

 

 一瞬の爆音と共に、薫の足元から同心円状に風の波が広がる。波に包まれたものは、色を失い、モノクロの世界と化していく。

 

 失った色と光は薫へと帰結し、そのすべてを彼女は飲み込んでいた。

 

【薫】「…………なるほど。それでわざわざ呂布までこっちへ引っ張り出したのね。」

 

 光に包まれる中、彼女は呟いた。

 

【薫】「賈駆か…………めんどくさい作戦立ててくれて……ったく、仕方ないな。」

 

 あきれるように言い放った後は、薫の周りの光は散り散りとなり、モノクロの世界は崩壊し、現実へと引き戻される。

 

 

【薫】「…………っつ……やっぱ、まだ使えない…か………」

 

 額を手で押さえて、薫の表情が歪む。やがて、目も開けていられなくなり、薫の意識が落ちていく。

 

【薫】「――――………………っと……ん…?…あ、あれ」

 

 倒れかけた時、開かなくなったはずの瞳はその色を変えて、開いた。皆の知る深紅色の瞳。

 

【薫】「え、えーっと………あたし、なにしてたっけ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~劉備軍・天幕~

 

 

 最前線と呼べる位置で戦う劉備軍。昨日の交戦では、おそらく連合の中でも最も兵の損失の大きかった軍であろう。

 

【劉備】「朱里ちゃん、まだ動かなくていいんだよね?」

 

 天幕の中で、劉備は自らの軍師として働いてくれる少女に話しかける。

 

【諸葛亮】「はい。本陣へは愛紗さんが向かってくれているので、問題ありません。それにこちらはそろそろ門が開くはずです。」

 

 伏竜とも呼ばれる彼女は、本陣は大丈夫だと言った。

 

【劉備】「勝手にひらいちゃうの?」

 

【鳳統】「はい。敵は本陣への夜襲が失敗した後、汜水関で体勢を立て直すには時間がありませんので、必ず虎牢関まで引き上げるはずでしゅっ――あぅ…」

 

 鳳統。ヒナリと呼ばれていた彼女は諸葛亮と並び評価され、二人をそろえれば天下が取れるとまで言われていた。そんな二人が既に劉備の下にいる。

 

 それは金も権力も持たない劉備にとって、心強い武器となっていた。

 

【劉備】「あはは。それじゃ、このまま待機してよっか。」

 

【諸葛亮&鳳統】「はいっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~本陣~

 

 

【顔良】「やぁぁ!!」

 

【公孫賛】「うおおお!!」

 

【張遼】「――っおらぁ!!」

 

 二人が一撃ずつ攻撃しているにもかかわらず、張遼はそれに対し、二撃繰り出すことで相殺している。

 

 速さを求めるのだから、当然一撃の重さは軽くなるはずなのだが、それでも二人にとっては強烈な一撃に他ならなかった。

 

【公孫賛】「はぁ……はぁ……」

 

【顔良】「はぁ…」

 

【張遼】「ふぅ…さて、そろそろほんまに終わりにせんとな。」

 

 呟きながら張遼は二人の前へと歩き出す。

 

【張遼】「んじゃ―――」

 

 偃月刀を振り上げる。

 

 しかし、振り上げた偃月刀は兵の言葉によって遮られた。

 

【張遼】「―――は!?撤退!?アホなこといいなや!すぐそこに総大将いてんねんで!」

 

 激昂する張遼の姿に兵は後ずさりながらも、賈駆からの指示を伝えた。

 

【張遼】「~~~~っ!!!あーーーー!!!もう!わかったわ!引いたらええんやろ!?」

 

 二人を相手にしている時も見せることが無かった張遼の顔のゆがみ。だが、それも一瞬のうちに引いていった。

 

【張遼】「………袁紹に命拾いしたなっていうとき。」

 

 最後に顔良と公孫賛に一瞥を向け、そう言い放った。

 

【公孫賛】「……………あ………あはは…………勝っ…た?」

 

 公孫賛は、張遼が視界から消えると同時に、緊張が一気に抜けたようにその場に腰を下ろした。

 

【顔良】「勝った………でいいのかな…この場合…」

 

 顔良は呆けたように呟いた。

 

【文醜】「おーーい、斗詩~~~!」

 

【顔良】「ふぇ…?」

 

 二人して座り込んだとき、後ろのほうから、顔良の真名を呼ぶ声がした。

 

【文醜】「おお、斗詩~。無事だったかー」

 

【顔良】「文ちゃ~~~ん!!!こわかったよ~~」

 

 文醜の姿を見たとたん、顔良は泣き出しながら、彼女の体に飛びついた。

 

【文醜】「と、斗詩!?」

 

 この後、袁紹も無事に文醜、顔良に合流した。となりにいた公孫賛を見ると、袁紹は不思議そうな顔をしていたが、すぐに何かに気づいたように表情を変え、「白蓮さんをあそこに置いたのは、これもすべて読んでいたからですわっ」などといいだした。

 

 公孫賛はというと

 

【公孫賛】「あはは…まぁ、いいんだけどね………はぁ…」

 

 功績を残したのだが、袁紹が総大将では実感すら得ることも敵わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~曹操軍・陣中~

 

 

 張遼の夜襲を防いだとの報告を受けた華琳は、外へとでていた。

 

【華琳】「そう…。なら、春蘭達に本陣の再構築が済み次第こちらへ戻るように伝えて頂戴。」

 

【琥珀】「こはく、出なくてもいいのか?」

 

 どこから現れたのか、ひょいと現れた琥珀が華琳にたずねていた。

 

【華琳】「えぇ、撤退したとのことだから、あなたの出番は次の虎牢関になるわ。」

 

【琥珀】「そか。」

 

 短く言うと、琥珀は歩き出した。

 

【華琳】「どこへ行くの?」

 

【琥珀】「一刀でも鍛えてくる。」

 

 一度立ち止まった後、また歩き出す。こういうところだけ見れば、本当にただの子供にしかみえない。

 

【華琳】「”一刀”ねぇ………」

 

 その呼び名を反芻した華琳の表情はどこか楽しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 華琳の下から歩いていた琥珀は、一刀の天幕まできていた。

 

 だが、そこには探し人の姿はなく、からの寝台がたたずんでいるだけだった。

 

【琥珀】「………………。」

 

 しばらくその場でぼーっとしていると、後ろに人の気配がした。

 

【薫】「あれ、琥珀?」

 

 少し期待していた部分もあったか、一刀だと思って振り向いてみれば、そこにいたのは薫だった。

 

【琥珀】「……一刀、探してる」

 

【薫】「一刀?……んー、あ、そういえばさっきあっちでいたよ。ってか、琥珀もちょっとは作業手伝ってよ~」

 

【琥珀】「だるーだから、やめとく。」

 

【薫】「なんだそれ!いいから手伝え~~!!」

 

【琥珀】「きゃ~」

 

 薫の抱きつきも身軽に琥珀は回避し、気だるさ溢れた悲鳴をあげる。

 

【薫】「そんな棒読みの悲鳴があるかっ!」

 

 

 

 

 

【一刀】「………あいつら仲良いな。」

 

【桂花】「ほら、さっさと運びなさい、この変態!」

 

【一刀】「……この差はなんなんだろう…」

 

 

 そんな二人を眺めながら、桂花に足蹴にされる一刀だった。

 

 

 

 


 
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