No.1003582

司馬日記外伝「姉が帰省する度に言う事がおかしくなっている件」

hujisaiさん

その後の、潁川に帰省した桂花さんです。
コメント下さった方有難う御座います、嬉しく拝見しております。

2019-09-03 17:25:41 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:733   閲覧ユーザー数:529

 

「ただいま。はぁ…孝廉に推挙されたからしょうがなく都に行ったけど、劉協も董卓もボンクラね。早晩動乱が起こるだろうから下らない事に巻き込まれる前に潁川に帰ってくるわ」

 

「ただいま。韓馥が冀州に来ないかって言うから行ってみたら、とっくに袁紹に奪われてるじゃないの。袁紹からもそのまま仕えないかって来たんで暫く留まってみたけど、都の連中に輪をかけた馬鹿女だったから帰ってきたわ。え?これから?…そうね、東郡に来てる曹操っていうのが有望らしいからちょっと会ってみるわ」

 

「ただいま。今日は帰省じゃなくて荷物を取りに来たわ、私これから華琳様…曹操様に仕えることにしたから。華琳様は素晴らしい英雄だわ、天下を治める志をお持ちで経世の才に優れ、武技にも長け凛とされていて、しかもお美しい!仕えることにしたっていうのは語弊があるわね、華琳様に天下を取らせる…いえ、取って戴くお手伝いをしてくるわ。じゃ暫く私帰れないから、じゃあね」

 

「ただいま、桐花(荀攸)はどこ?え?荊州!?なにやってんのよあのバカ、早馬を出して呼び戻して!なんでって、華琳様に仕えさせるのよ!あんな根性曲がりでも頭はまあまあなんだから華琳様のお役に立たせないと、ああもうこのクソ忙しいのにっ!じゃあ私もう行くから宜しくね。ああ、あんたも将来は華琳様に仕えなさいよ、華琳様の覇道の為には人手はいくらあっても足んないんだから。お酒?悪いけど又今度ね」

 

「…ただいま。…あ?たまには休暇を取んなさいって帰されたのよ、華琳様に。…違うわよちゃんと稟とか風とか交代でよ、次そんな冗談言ったら殴るわよ?…ああそう?そんな見て分かるほどかしら、ちょっと嫌な事があってね。…最近華琳様の周りに自称天の御遣いとかいう汚らしい男がうろつくようになったのよ。まあ華琳様の覇道の為の捨て駒みたいなもんで、近々袁紹と開戦の口実の為の殺され役にしてやる予定だけどね。…そうしたいのは山々だけど、華琳様自ら拾ってこられたから勝手に殺せないのが腹立たしいわ。まあ華琳様にしてみれば戯れに野良犬を拾ってきたようなものでしょうけど…はっ!?華琳様の犬は私だけの筈なのにっ、とっとと殺さないとあの男はっ」

 

「ただいま。何?来ちゃいけないの自分の実家に、近々こっちで作戦あるから仕込みのついでに寄ったのよ。それにしても桐花(荀攸)はまだ帰ってこないの?…まああの発情した害虫から華琳様をお守りするだけで手一杯だから華琳様に色目使いかねない奴が増えないって意味じゃいいんだけど。…言わなかったっけあの満身精液男よ、北郷一刀。…あいつの所為で私の貞操はっ、…うがぁーーー!許せない許せないっ絶対殺してやるっ!!はーはー…何でもないわ、ちょっと疲れてるだけ。…悪いわね、そういってくれるのは有難いんだけどちょっと飲んでる余裕ないのよ、じゃまたね」

 

「ただいま!やーっと麗羽の奴片付けてきたわ、つっかれたー!ったく、あのバカが劉備とごちゃごちゃしてなければ向こうに関羽も居なくてもっと簡単だったのに!…あーありがと、まぁでも華琳様の実力を考えればまあ当然の結果だけれど。…は?こっちじゃそんな風に伝わってんの?鳥巣を狙うとか別にあいつとか許攸とか居なくても分かってた事だし、全部華琳様の功績であって何一つあの種馬のお陰とかないからそこんとこ勘違いしないで?」

 

「ただいま、はぁー…ええ、ちょっと疲れてるのよ、華琳様からも休暇もらって。っとにバカな種馬の飼育係任されちゃってね、お陰でクタクタよ。人間の姿してるくせに言葉通じないからね、あのち〇こ太守は。漸く『待て』と『よし』は覚えたけど『やめろ』は何時まで経っても覚えないのよ全く、犬の方が賢いわ。…風?風はあいつと遊んでやってるだけ、別に私みたいに飼育係やらされてるわけじゃないし。秋蘭?秋蘭はまぁ…ご飯係ってとこかしら、秋姉ぇって呼んだら残飯くれてやるのを躾けるみたいな。しかもねぇ、最近あんな屑を慕ってますとか尊敬してますとかそういう勘違いしてる女が出始めてるからあの股間が頭脳男が勘違いして増長するのよね。他所の女噛もうとするのを蹴り飛ばしてなんとか体に教え込んでやってるんだけど飼い主の手にも噛みつくからこっちも生傷が絶えなくって、もぉホント他の本業の方が片手間にさせられてるわよ。しかもねぇ、え?…あぁ華琳様?お元気だけどどうかした?それより聞きなさいよ、あのバカ一刀ったら」

 

「ただいま。今度うちのカスの領内巡幸経路が偶然うちのそば通る事になって、経費削減の為にうちに泊める事になったから。経費削減の為に。…ああ大丈夫よ、あんたその頃都で入庁試験で居ない頃だから迷惑は掛けないわ。…ああもう来たのね、私出るからいいわ。別に怪しい連中じゃないわ、魏の工事部隊で実務やってる鄧艾って奴。あたしの寝室と風呂場の改修工事の打ち合わせに来たのよ、軍に(工事契約)出すと品質よくて結構安くやってくれるしでかい寝台とかの特注も受けてくれるから。じゃ、ちょっと打ち合わせてくるから」

 

「あらお帰り、どうしたのそんなぜーはーいいながら帰って来て。…あの種馬?他人の寝台荒らし散らかして次の宿場に向かって出発しちゃった後よ。で、まぁ聞くまでもないだろうけど試験どうだったの?…あそう、おめでと。で配属先は?…あー、音々音んとこね…まぁいいんじゃない?ただねぇ、あの女なんて言うか…あいつの事分かってない癖に偉そうな事言い過ぎ?あの変態が屑なのはその通りなんだけど、あんたうちのバカ犬蹴るのに飼い主のあたしの許可何時取ったのかしらってとこあるから。あのドスケベ猿をしばきたい時はあいつの許可取るんじゃなくてあたしに言いなさい、代わりに躾けておいてやるから。てか私寝ていい?眠くてしょうがないのよ、あの変態の所為で」

 

「ただいま、って何よ顔を見るなり『うげ』って久々に姉が帰ってきたってのに失礼ね。あぁ、あんた風呂行くの?じゃ私も一緒に入ろうかしら。…いいじゃない昔はよく一緒に入ってたでしょ。あ、ちょっと外した髪留め仕舞っておくところ無いかしら、鍵掛かるような箱。この金木犀の髪飾り仕舞っておきたいんだけど、手作りの。いや私はどうでもいいんだけど、あの全身精液男が下心満載でどうしてもお納め下さいってこれ差し出すからまぁあんまり邪険にするのも控えなさいって華琳様も言うからしょうがなく受け取っただけなんだけどね。それに判で押したように金木犀って芸が無いにも程があるって思わない?あたしには金木犀が良く似合うからとか言って、真名に掛けただけの猿知恵で髪留めだの押し花だの着物だの贈ればゴマが擦れるとか思ってる所が単細胞股間脳生物よね本当に迷惑なのよこっちは、手紙も送りゃいいとか考えてて受け取る側がしまっとく桂の箱の置き場にそろそろ困ってるとかこれっぽっちも考えられないのよね。今日はあたし帰省するって何度も言ってんのに夜が明けても離さないし本物の猿かっての、挙句の果てにはあたしがあいつを離さなかったとか事実を歪曲して人の所為にして心底救えない動く廃棄物だわ。そうそう、桐花(荀攸)がこっちに勤めるようになったんだけどなんなのあいつ?コソコソうちの種馬に近づいたかと思えば『あたしが一刀様の雌奴隷だから、桂花はもう近づかなくていいから』とか寝言ほざいて!あいつは桐花(荀攸)なんかの手に負える奴じゃないの、この世の奇跡級にぱっぱらぱーで本能だけで生きてるウジ虫なの!それを私が苦労して苦労してようやく脳の無い人の形をした何か位まで調教して、華琳様の足元に這いつくばる事を許してやれる程度にしたとこなわけ、全然桐花(荀攸)がどうこう出来るとか無いわけ!それにあいつの性癖として自分から雌奴隷とか言う女好みじゃないから、あいつは嫌がる女を無理矢理犯して事後に可愛かったよとか脳沸いてる事囁くのが趣味の真正の変態だから。痕つけるなって言っても聞かないし、見なさいよ首筋とか痕だらけ!顔だってお前はタコかってくらい吸い付かれて、ねぇあたしの顔腫れてない?そう?やっと腫れが引いてきたのね。…ところであんた、元々そんなに騒がしい方じゃなかったけど最近特に反応薄いわね。仕事場行ったらもう少し愛想よくすんのよ。それとあと、あんたもあのどスケベに不必要に近づくんじゃないわよ、十尺以内に近寄ったら妊娠させられるからね?上がったら少し飲みましょ、桂花陳酒ってあいつがあたしの為に取り寄せて無理矢理持たされた酒があるから。…そう?前はあんなに飲みましょうとか言ってたじゃない、まあいいけど。ところでこの酒にはあたし嫌な思い出があるのよ、これ初めてあの馬鹿がこの酒持ってあたしの部屋に来た時なんだけどさぁ」

 

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「柳花(荀諶)は若いのに聞き上手なのです、三国若手合同研修の講師で来られた祭殿の半分自慢の訓示をあのようににこやかに相槌まで打って聞いていられるとは。徐盛殿とか、ねねが講師を担当した班の娘達なぞ皆揃って死んだ魚のような眼をしてましたぞ」

「慣れてますから」

 

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