No.607028

~少年が望んだ世界と力~

第三十六話  A`s始動!夜天の主との出会い

2013-08-09 16:41:24 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:3359   閲覧ユーザー数:3103

12月2日 午前6:00 野田家 地下演習場

新しいライダーシステムが完成して3ヶ月、この間のシグナム、ザフィーラとの予想外の遭遇から1ヶ月が過ぎ、その間にカオス、イクス、ラムダ、G5の調整は完璧に終わり完成し、開発が遅れていたG5の武器と26種類ある武装プランの内この前しようしたのも含め8種が完成し、今日も新しく完成した武装プランの運用テストをしようとしている。

 

「イッチ、ニー、サン、シ、ゴー、ロク、ナナー!イッチ、ニー、サン、シ、ゴー、ロク、ナナー!」

 

演習場で俺はG5を装着した状態でカウントの最後は少しおかしいが軽く柔軟体操をしている。

 

『マスター、準備はよろしいですか?』

 

「いつでもどうぞ」

 

『では新プラン武装を装備してください』

 

アポロンがそういうと目の前にブラキがない大型バスの洗車機のような形をした物が下から出現し設置されると俺は近づき、中央で止まる。

 

『What is call Plan?』

 

俺が中央に止まるとレイジングハートに似た機械音声が装備するプランを尋ねてきた。

 

「G5、プランコール。ファランクス」

 

『G5,Plan call PhalanX.Standing By』

 

装備するプランを選択すると音声の後、左右と上のハッチが開き武装を持った複数のアームが出てくる。

出てきたアームがガンダムヘビーアームズカスタムEWが装備していたのと同じ形をしたガトリングガンを両手に2丁持ち、頭部にガンダムMK-Ⅱのようなバルカン・ポッド、両肩の上にスタークジェガン、ジムⅢのようなミサイルポッド、その横に四連装ロケットランチャー、背中にスラッシュウィザードのようなバックパックに二門のガトリング砲とその両端に六連装ミサイルポッド、両脚部に前後にクローラー付きの追加装甲と次々とG5に装備される。

武装を装備するとアームが戻り、ハッチが閉ざされた。

G5の武装プランの1つ、プランナンバー16「ファランクスプラン」の準備が完了した。

 

『G5、ファランクスプラン装備確認。システムエラー・・・無し。全武装、アクティブ!』

 

装備が完了しシステムエラーが発生しなかったのでそのまま性能テストを行うため装備されている全武装の安全装置がアクティブされる。

 

『ターゲットセット』

 

アポロンがそういうと演習場に「機動戦士ガンダムSEED」に登場する地球連合軍の戦車「リニアガンタンク」、「機動戦士ガンダム」に登場する地球連邦軍の戦車「61式戦車」、ジオン公国軍の戦車「マゼラ・アタック」、更にアメリカ陸軍の主力戦車「M1エイブラムス」、自走砲「MLRS」、「HIMARS」陸上自衛隊の「90式戦車」が10台ずつ、その上にアメリカ陸軍、海兵隊の攻撃ヘリコプター「AH-1 コブラ」の初期生産型である「AH-1G」と海兵隊向けのAH-1Gで「シーコブラ」の愛称の「AH-1J」が5機ずつ出現した。

どうやらこいつらがターゲットのようだ。

 

『テスト開始』

 

「あいよ!ぶっぱなすぜ!!」

 

アポロンの開始の合図と共に俺とターゲットが同時に動きだす。

61式戦車、90式戦車が走り出し、コブラ、シーコブラが左右に散開、残りのM1エイブラムス、リニアガンタンク、マゼラ・アタックが俺に照準を合わせる。

俺は両手に持つファランクスプランの主力武装である「P01 ダブルガトリングガン」(以降 P01)を構え、トリガーを引いた。

 

ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!

 

轟音と共にP01から弾が一気に放たれて、M1エイブラムス、リニアガンタンク、マゼラ・アタックに命中するが爆発が起きず、命中した箇所には赤色がついていた。

その理由は今放たれている弾っというより今このテストで使用されている弾は全て実弾ではなくペイント弾だからだ。

ペイント弾が命中するとM1エイブラムス、リニアガンタンク、マゼラ・アタックはやられたとして機能停止した。

 

ドンッ、ドンッ

 

しかし、全車に命中したわけではないため、まだ機能停止していないM1エイブラムス、リニアガンタンク、マゼラ・アタックが主砲「51口径105mmライフル砲M68A1」「リニアガン」「175mm無反動砲」を爆音を立て砲撃を放ってきた。

 

「はっ!」

 

すぐに右側に回避すると俺が立っていた場所に砲弾が着弾、しかしこの砲弾もペイント弾(カラーは青色)であるため爆発は無く代わりに地面には青色に染まり、青色の煙が舞い上がる。

 

「ん!」

 

俺が右側に回避すると61式戦車、その上にコブラが待ち構えていた。

61式戦車の主砲「155mm 2連装滑腔砲」、コブラの機首下のターレットにある「M1347.62mmミニガン」が俺を捉えるとペイント砲弾、ペイント弾を放ってきた。

 

「ほいっと!」

 

放たれたペイント弾、砲弾をジャンプして上に回避、コブラのペイント弾をかわしながら落下すると61式戦車を踏み台にして再びジャンプをして61式戦車達の後ろに回り、P01を構え61式戦車とコブラに放つ。

ペイント弾が命中すると61式戦車達は機能停止、コブラも高度を降として機能を停止した。

 

「う~、やっぱ少し重っ「ピー、ピー」・・・っ!」

 

G5に補助システムが搭載されているとはいえファランクスは重武装のプランであるため普段よりも多少動きが鈍いと思っているとアラートが鳴り、見上げると上からミサイルが飛んで来ている。

周りを確認するとMLRSとHIMARSがミサイルを搭載している部分を上に向けている。

そうこうしている間にもミサイルが迫ってきている。

俺はP01をミサイルに向けて構えた。

 

「P02 P03 ファイア!」

 

トリガーを引き、P01からミサイルにペイント弾が放たれ、頭部に搭載されているバルカン砲「P02 ダブルバルカンポッド」(以降 P02)と背中に装備されている「P03 6銃身ガトリングガン」(以降 P03)2門もミサイルに向け、俺のトリガーボイスでミサイルに同じくペイント弾を放った。

ペイント弾がミサイルに当たるとミサイルの推進部の噴射が止まり、勢いを失って次々と墜ちていく。

 

「全弾撃墜っと・・・!」

 

目線を上から正面に戻すと正面上にシーコブラと左右に90式戦車が展開し、既にミニガンと主砲の「44口径120mm滑腔砲Rh120」の照準を合わせ、ペイント砲弾を放ってきた。

 

「クローラー展開!」

 

脚部のクローラーを展開して接地、クローラーを使って高速で後ろにバックしてペイント弾と砲弾を回避した。

 

「アポロン、あれ試すぞ?」

 

『もちろんどうぞ』

 

「オッケ~。後退停止!クローラー、ホールドモード!」

 

バックをするのを止め、クローラーが動かないようにホールドモードに設定した。

 

「マルチロック起動!」

 

クローラーが固定されると特定の武装プランを装備した時に使える「マルチロックオンシステム」を起動させる。

システムが起動するとマスク内では現在俺の視野に入っている戦車達が約3秒で全てロックオンされ、P01、背中のP03門を構えた。

 

「ターゲットロックオン!ファンランクス、フルバースト!!」

 

ヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!

 

ダダダダダダダダッ!

 

バシュ、バシュ、バシュー!

 

ドドドドドドドッッ!

 

俺の叫び声の後にP01のトリガーを引くと同時に背中のP03からペイント弾、両肩上部、横、背中のミサイルポッドからペイントミサイルが轟音を上げながら一斉に放たれ、戦車達に向かっていった。

放たれたペイント弾、ペイントミサイルが次々とターゲットに命中し、さらにペイントミサイルの中には散弾式も混ざっていたためミサイルから無数のペイント弾が放たれ、広範囲に渡って攻撃している。

 

「ふぅ~、快感ってやつだな」

 

搭載されている火器を全て解き放ったことを快感に感じながら、辛うじて命中せず残っていた戦車とペイント弾は付着していたが当たった部分でまだ戦闘続行可能と判定され動いている戦車をP01とP03とP02で攻撃し、撃破していく。

 

『テスト終了』

 

最後に残っていたM1エイブラムスにペイント弾が命中し、攻撃目標がいなくなったのでアポロンがテスト終了を告げた。

 

「ふぅ」

 

テスト終了を告げられP01を下ろし、M1エイブラムス達が消え、先程の大型バスの洗車機のような形をした装備換装装置が現れ、その中に入ると再びアームが現れ装備されていたファランクスプランが外され格納された。

俺が装備換装装置から出ると装備換装装置が格納された。

 

『いかがでしたかマスター?』

 

「そうだな。俺は結構気に入ったな。低下していた機動性をクローラーで補えているし、これなら集団戦闘や強襲作戦、対空迎撃に十分に使えると思うぞ?まぁ唯一不満があるとしたらミサイルの搭載数が少ないのと弾が無くなったらその時点で終了ってところだな」

 

『気に入っていただけてよかったですが武装面での不満はしかたがありません。G5に補助システムがあるとはいえ限界はあります。ミサイルの搭載数を変更することは不可能ではありませんがあまり多く搭載すると機動性がさらに落ちてしまいます。弾切れに関しても本体の作戦稼動時間を考えるとあまりエネルギー兵器を使わない方がいいです。それに火器搭載数では他にもFプランとWプランがありますし、搭載火器は少ないですが火力でしたらBプランの方が上ですよ?それにこの武装プランを考えたのはマスターご自身です』

 

「まぁな。それでテスト結果は?」

 

『テストの結果ではほぼ問題ありませんがロックオンに多少時間が掛かりすぎているのと最後のフルバーストの際、ミサイルの着弾に0.02のズレがありましたのでロックオンシステムの改善とミサイルの誘導システムの修正が必要です』

 

0.02ってまた細かいな。

いや、流石にミサイルは細かい方がいいか。

 

「そうか。なら調整と修正を頼めるか?」

 

『ラージャ』

 

「さーて、シャワー浴びて飯食って学校行くか~」

 

アポロンにファランクスプランの調整などを任せ、学校に行く前にシャワーと朝食を取るためにG5を脱ぎ、演習室を後にした。

 

 

午前8:20 海鳴市 私立聖祥大附属小学校

 

「おはよう!」

 

「おはようさん」

 

「よう野田!おはよう!」

 

「おう」

 

「野田君、おはよう」

 

「おはよう」

 

学校に登校してクラスに入りクラスメイトと挨拶を交わして自分の席についた。

 

「おはよう健悟」

 

「健悟君、おはよう」

 

「おはよう野田君」

 

「おう、おはようアリサ、すずか、高町」

 

俺が席につくと隣にいたアリサ、すずか、なのはと挨拶を交わした。

 

「ねぇ健悟君。今日の放課後時間あるかな?」

 

挨拶を交わしてすぐにすずかが今日の放課後の予定を尋ねてきた。

今日は・・・何も無いな。

 

「あぁ、あるけどどうしたん?」

 

「実は今日の放課後図書館に行くんだけど健悟君も一緒にどう?」

 

俺が予定がないことを告げるとすずかから図書館に一緒に行こうと誘ってきた。

黒板の隅に書かれている日付を見ると今日は12月2日、すずかが図書館で八神はやてと接触する日であることに気がついた。

 

「ええよ。行こうか」

 

「本当?」

 

「おう。今日は用事あらへんからな」

 

図書館に行くのは用事がなかったからというのも理由だが、もうそろそろはやてと接触したほうがいいと思い行くことにした。

 

「・・・よかった」

 

「うん?なんか言った?」

 

「う、ううん!なんでもないよ?」

 

俺が一緒に行くことを告げるとすずかが何か呟いた。

聞き取れなかったので尋ねるとなんでもないと言った。

なんか言ってたような気がするんだが。

 

キーンーコーンーカーンコーン

 

「あ、じゃあ席に戻るわ」

 

「おう」

 

予鈴が鳴り、アリサとなのはが席に戻る。

予鈴が鳴ってしばらくして先生がやって来て朝のホームルームが始まった。

退屈な授業を受けながら俺は放課後を待つ。

 

 

 

午後4:27 海鳴市 風芽丘図書館

 

「じゃあまた明日ね」

 

「ほなな」

 

「うん」

 

「バイバーイ」

 

放課後、アリサの家の車で図書館まで乗せてもらい、図書館に到着すると俺とすずかは車を降りてアリサとなのはに別れ告げ、車が走っていった。

 

「じゃあ行こうか」

 

「おう」

 

車を見送ると俺とすずかは図書館に入っていった。

 

 

図書館に入ると早速すずかが読む本を探している。

すずかに誘われて俺もこの図書館には何度か来たことがあるから何処にどの本が置いてあるのか大抵覚えている。

でも数回しか来ていないのに本の場所を覚えているとは正直自分でも驚いている。

前の世界とは比べ物にならない程、記憶力もアップしている。

ちなみに俺が選んだ本はこっちの世界のライトノベルでタイトルは「三国BABARA」、前の世界にあったゲーム、またはアニメの「戦国BASARA」とちょっと似ているので試しに読んでみようと思って選んだ。

 

「あ」

 

「どうしたんすずか?」

 

「健悟君、ちょっと待ってて」

 

そう言ってすずかは小走りで走って行き、気になった俺はすずかを追い掛けた。

追い掛けるとすずかは本棚から本を取り、車椅子に乗った少女に差し出した。

 

「これ、ですか?」

 

「はい。ありがとうございます」

 

すずかに本を差し出された車椅子の少女は本を取ってくれたすずかにお礼を言った。

 

(ターゲット発見っと)

 

すずかにお礼を言った車椅子の少女が今回俺のターゲット、ロストロギア「闇の書」の主「八神はやて」を見た俺は心のなかでそう呟いた。

原作通り出会ったすずかとはやては椅子に移動して話しをしている。

もちろん俺もその話しに参加している。

 

「そっか。同い年なんだぁ」

 

「うん。時々ここで見かけてたんよ。あぁ同い年くらいの子やって」

 

「あ、実は私も・・」

 

すずかとはやては楽しそうに話をしている。

俺は数回しか来ていなかったからはやてを見ることはなかった。

 

「そっちの子は見たことないけど、彼氏さん?」

 

「ええ?!ち、違うよ!」

 

どうやらはやても俺を見たことがなかったらしい。

はやての質問にすずかが慌てて否定している。

 

「おう。ただや友達やで?」

 

俺もはやての質問に否定をした。

第一すずかが俺と付き合うなんて可能性は低いだろ。

 

「ん?どうしたん?」

 

俺がそう思っているとすずかが少し複雑そうな顔をしていた。

 

「う、ううん!何も。あ、私、月村すずか。こっちは野田健悟君だよ」

 

「よろしくな」

 

俺が尋ねるとすずかはなんでもないといい、まだはやてに自己紹介をしていないことに気がつき自己紹介した。

ついでに俺の分も紹介してくれた。

 

「すずかちゃんに健悟君・・・。八神はやていいます」

 

すずかが自己紹介すると今度ははやてが自己紹介してくれた。

 

「はやてちゃん」

 

「ひらがなで『はやて』、変な名前やろ?」

 

「そんなことないよ!綺麗な名前だと思う。ね、健悟君?」

 

「せやな。別に変ではないと思うで?」

 

「ありがとう」

 

俺とすずかがそういうとはやては嬉しそうにお礼をいってくれる。

変と言うよりどちらかと言えば珍しくと言うのだろうか?

どちらにしろ変な名前ではないと思う。

 

「ところでさっきから気になってたんやけど健悟君の話し方って関西弁やけど関西の人なん?」

 

「せやで?今年の4月にこっち越してきたんや」

 

「へぇ~、そうなんや。なんか嬉しいなぁ。同じ関西の人に会えるなんて」

 

「まぁそうやな」

 

確かに他の地方で同じ地方の人に会えるのってちょっと嬉しいよな。

 

「あ、そろそろ家の人が迎えに来るやろうから私行くね」

 

「じゃあ途中まで一緒に行くよ。いい?」

 

「うん。かまへんよ」

 

「それやったら俺が車椅子押したるわ」

 

「ありがとう健悟君」

 

はやての許可をもらうと俺ははやての車椅子を押し、すずかは俺の鞄を持ってくれた。

入り口に向って歩いていくとおっとりとして優しそうな金髪の女性が立ち、俺達に気付くと優しい笑顔を向けてくれた。

その女性に俺は見覚えがあった。

その女性がはやてを迎えに来た人であり、この後戦うことになるであろう、闇の書の守護騎士『ヴォルケンリッター』の参謀格、「風の癒して 湖の騎士シャマル」だ。

 

「ありがとうすずかちゃん、健悟君。ここでええよ」

 

「うん。それじゃあ」

 

はやてがそういうと俺は車椅子から離れ、すずかから鞄を受け取った。

 

「お話ししてくれておおきに。ありがとうな」

 

「うん。またね、はやてちゃん」

 

「またな」

 

はやてに別れを告げ俺とすずかは図書館を後にし、俺は夜を待った。

 

午後7:43 海鳴市 市街地

 

夜、光灯る街をヘッドライトを灯しながら多くの車が通り過ぎていく大通りの路上に1台のトレーラー、GトレーラーMk-Ⅱ1号車が止まっている。

その1号車に俺はコンビニの袋を片手に持ちながら乗り込む。

 

1号車 車内

 

「アポロン、全員の配置状況は?」

 

近くのコンビニで買ってきた弁当とお茶のペットボトルを取り出しアポロンに状況を訊いた。

 

「現在各ポイントに配置済みです。3号車が間に合っていればこのようなことをせずに済んだのですが」

 

「もぐもぐ・・・んっ、完成してないんだからしかたがない。それにしても|あいつは大丈夫かな?」

 

弁当を食べながら報告を訊き、今回新しく俺の指揮下に入ったやつが気になった。

 

「大丈夫ですよマスター。ボルフォッグが一緒にいますしこの世界のことも既に説明済みです。それに彼も勇者です。誕生したのはボルフォッグ達よりも先です」

 

「そうだったな」

 

アポロンの言うことに納得しながら俺はお茶を飲む。

 

「マスター、そろそろです」

 

「・・・そうか」

 

アポロンに告げられ1号車内に置いてあるデジタル時計に目を向ける。

時間は7時45分、弁当を平らげ、お茶を一口飲むと原作通り市街地に結界は展開され、街が一瞬で静かになった。

 

「来たな」

 

「結界の解析の結果、古代ベルカ式結界と確認。さらに結界内にて魔力反応を複数確認、一つはなのは様、もう残りは未登録です。間違いありませんね」

 

「高町に一番近いのは?」

 

「ボルフォッグ達が近いですね」

 

「よし、ボルフォッグ達に高町の援護を指示しろ。他の場所で待機していた奴らも集結させろ」

 

「ラージャ。ところでマスター、今回はどのライダーでなのは様を支援するのですか?」

 

どうするかなぁ。

フェニックスと同じように戦うならカオスかイクス、もしくは基になったディケイドかディエンドを使えばいいけどそればっかり使うのは面白みがないし、まず相手が「ヴォルケンリッター」の最後の騎士「鉄槌の騎士 ヴィータ」なら空中戦を前提にしなければいけない。

それなら空を飛べるラムダがいいだろうけどあれはライダーズギアを基にしているから非殺傷設定がない純粋な戦闘用だからヴィータに怪我をさせてしまいかねない。

そうなるとザフィーラの時と同じになってしまうがまだあれがマシだな。

 

「G5を使う。あれなら汎用性が高いしな。今の内に空中使用に換装を頼む」

 

「ラージャ。武装プランは?」

 

俺はまた迷った。

G5の武装プランは26種類の内、今日テストしたファランクスプランも含めた9種類しか完成してない。

ヴィータの最大の武器は破壊力、今完成している武装プランではヴィータの破壊力を受け止められる物はない。

ただし、完成している物ではな。

 

「・・・Gプランでいこう」

 

「!お待ち下さいマスター。確かにGプランはほぼ完成していますが細かい調整がまだ出来ていません!」

 

「だが、Gプランは武装プランの中でもっとも防御が高い装備だぞ?」

 

「それはそうですが」

 

「これは命令だアポロン」

 

「・・・ラージャ。すぐに装備作業を開始します」

 

「ありがとう。さーて、俺達も行くぞ。GトレーラーMK-Ⅱ、発進!!」

 

「ラージャ!」

 

 

なのはSide

家で勉強をしていると突然町に結界が張られてレイジングハートから何かがこっちに近づいてきていることを聞いて私は家を出て、町のビルの屋上で近づいてくる何かを探した。

 

<It Comes>

 

レイジングハートに言われて前を見ると空に赤い光が見えた。

赤い光はこっちに向ってきていて私は構えた。

 

「あっ!」

 

<Homing bullet>

 

レイジングハートが飛んできたのが誘導弾であることを教えてくれると私は利き手である左腕を前に出してシールドを展開して誘導弾を受け止めた。

 

「うううっ!」

 

でも誘導弾の威力は強くて中々威力が落ちない。

誘導弾を防いでいると後ろから誰かが迫ってきた。

 

「あっ!」

 

「テートリヒッ、シュラーク!」

 

誘導弾を防いだまま振るかえると赤い服を着た子が私にデバイスを振ってきた。

私は右腕を出してシールドでデバイスを防ごうとした。

 

「シルバームーン!」

 

デバイスを防ごうとした時、何処からか聞き覚えのある声が響き渡った。

 

「うわっ!」

 

声の後、私と赤い服の子の間を何かが通り過ぎた。

何かが通り過ぎたことに驚いた赤い服の子は私から距離を取った。

 

「な、なんだ?!」

 

赤い服の子が飛んできた方向を見て、私も同じ方向を見ると私達が居るビルの向かいのビルの屋上に人の形をした大きいロボットさんが2体いた。

 

「ホールド・アップ!ブレイブポリス、デッカードだ!」

 

一体の青と白のロボットさんが警察の人が使う拳銃と『警視庁』って書かれた手帳のような物を取り出して、拳銃を赤い服の子に向けて、手帳を開くとパトカーのサイレンみたいに赤い光がくるくる回っている。

 

「ご無事ですか?なのは隊員」

 

さっきの聞いたことがある声で青と白のロボットさんの隣にいたのは私が知っているロボットさんだった。

 

「ボルフォッグさん!」

 

紫色のロボットのボルフォッグさんは半年前のジュエルシードの時に助けてくれたロボットさん。

ボルフォッグさんの両手にはまるで三日月のような形をしたブーメランが握られていた。

多分さっきのはボルフォッグさんが投げたあのブーメランなんだと私は思った。

 

「こんばんは、なのは隊員」

 

「こ、こんばんは!あの、そっちのロボットさんは?」

 

「私はデッカード。よろしく高町なのは」

 

私はボルフォッグさんに見たことがないロボットさんについてきこうとするとデッカードって名前のロボットさんのほうから名前を教えてくれた。

デッカードさんは何故か私の名前を知っていた。

 

「え?何で私の名前を?」

 

「君のことはボルフォッグ達から聞いていた。ゆっくり話をしたいが今はその子を!」

 

「は、はい!」

 

デッカードさんとボルフォッグさんが赤い服の子見ると私も赤い服の子に視線を向けた。

 

「な、なんだお前ら?!」

 

赤い服の子はボルフォッグさんとデッカードさんを見て凄くびっくりしてる。

私も初めてボルフォッグさんを見た時はびっくりしたのを覚えている。

 

「私はGGG諜報部所属、ボルフォッグ」

 

「私はブレイブポリス、デッカードだ」

 

「す、GGG?ブレイブポリス?」

 

赤い服の子は聞いたことがない言葉を聞いて不思議そうな顔をしている。

私もボルフォッグさんとデッカードさんが言ったGGGとブレイブポリスは聞いたことがない。

 

「貴女は私達の仲間、なのは隊員に危害を加えました」

 

「決して許すわけにはいかない!」

 

ボルフォッグさんとデッカードさんはロボットなのに私のために怒ってくれ、私のことを「仲間」って言ってくれている。

私を心配してくれて凄く嬉しい。

 

「なのは隊員、今の我々の攻撃ではあの少女に怪我をさせてしまいます。ですので我々はあくまで威嚇のみを行います」

 

「だから君がなんとかしてあの子を」

 

「は、はい!」

 

「なのは隊員、我々が援護しますので今のうちにバリアジャケットを」

 

「はい!レイジングハート、お願い!」

 

<Stand by Ready>

 

ボルフォッグさんに言われて私はバリアジャケットを展開した。

展開してすぐに私はディバインシューターを2つ放った。

 

「いきなり襲いかかられる覚えはないんだけど!何処の子?一体なんでこんなことするの?」

 

質問をしたけど赤い服の子は答えてくれず、銀色の玉を出した。

 

「教えてくれなきゃ、分からないってば!」

 

放った2つのディバインシューターをコントロールして赤い服の子の後ろを狙った。

 

「うわッ!」

 

ディバインシューターに気がつくと赤い服の子はデバイスを使ってディバインシューターを防がれた。

 

「このヤロー!」

 

赤い服の子はデバイスを構えて私に向って来た。

 

「攻撃などさせません!ガングルー、ガンドーベル、援護を!シルバークロス!」

 

「はっ!」

 

私に向って来る赤い服の子にボルフォッグさんが忍者が使う手裏剣、デッカードさんが警察の人が使ってるような形のピストル、ボルフォッグさんの掛け声で出てきたまた別のロボットさんが胸の部分からマシンガンを私と赤い服の子の間に放って動きを止めてくれた。

 

「邪魔すんじゃねぇ!」

 

<Schwalbe fliegen>

 

赤い服の子が手に銀色の玉のような物を出現させてボルフォッグさんとデッカードさんに魔力弾を放った。

 

「むっ!」

 

「くっ!」

 

ボルフォッグさんとデッカードさんが避けると魔力弾が戻ってきてまたボルフォッグさんとデッカードさんを襲う。

 

「誘導弾のようですね。あれぐらい速度なら落とせなくはないですが!」

 

「小さすぎる!」

 

身体が大きいボルフォッグさんとデッカードさんにはあの小さい魔力弾を狙うのがやっぱり難しいみたい

 

「ボルフォッグさん!デッカードさん!レイジングハート、お願い!」

 

<Shooting Mode>

 

ボルフォッグさんとデッカードさんを助けるために魔力弾を操ってる赤い服の子を狙う。

 

「話を!」

 

<Divine・・・>

 

「聞いてってば!」

 

<・・・Buster>

 

「!」

 

赤い服の子にディバインバスターを撃つけどギリギリのところで避けられる。

その時、赤い服の子が被っていた帽子がディバンバスターに当たって、焼けてしまう。

 

「!くぅぅっ!」

 

帽子を焼かれた赤い服の子が私を睨んだ。

 

「グラーフアイゼン!ロード、カートリッジ!!」

 

聞いたことがない言葉を叫ぶと赤い服の子が持っているデバイスが中で何かを爆発させ、デバイスの形が変わった。

 

<Raketen form>

 

「ラケーテン!」

 

赤い服の子のデバイスからロケットのように火が噴射して私に向って来る。

私が全力で逃げると赤い服の子が追いかけてくる。

 

「うおおおおっ!」

 

「あっ!?」

 

「ハンマァァァ!」

 

赤い服の子がデバイスを振ると私でレイジングハートで防いだ。

でも、赤い服の子のデバイスの力に和えられなくなってレイジングハートが折れてしまい、私はそのまま落下していった。

 

「ああああああ!!」

 

「なのは隊員!!」

 

悲鳴を上げながら落ちていく私を見てボルフォッグさんが叫ぶ。

その声を聞いてすぐに私は地面に落ちた。

 

「でぇぇぇい!!」

 

<Protection>

 

地面に落ちても赤い服の子が向って来るとレイジングハートが私を護ろうとプロテクションを張ってくれる。

 

「やらせるか!」

 

レイジングハートがプロテクションを発動させた時に誰かが私と赤い服の子の間に入って来た。

 

ガキィィィィィィィン!!

 

激しくぶつかり合う音が響き渡って火花がバチバチと音をたてて散っていくのが見えた。

 

「な!」

 

攻撃を防がれて赤い服の子の驚く声が聞こえる。

その赤い服の子の攻撃を防いでいるのはまだ見たことがない仮面ライダーさんだった。

 

「高町、無事・・・じゃあないな」

 

「の、野田・・・君?」

 

その仮面ライダーさんの正体は野田君だった。

 

 

健悟Side

なのはが落ちる予定のビルの近辺で待機しているとなのはがヴィータの攻撃でビルではなく近く広場に落下した。

 

「おいおい。どうなってる!」

 

俺は慌てて広場に移動すると上からヴァータが更になのはに攻撃をしようと通称「鉄の伯爵」と呼ばれるデバイス「グラーフアイゼン」の鋭いピックをロケット噴射で相手に打ち込む形態「ラケーテンフォルム」を振る。

 

「やらせるか!」

 

俺はスカイユニットを全開にしてなのはとヴィータの間に入っる。

 

ガキィィィィィィィン!!

 

ヴィータのグラーフアイゼンと俺の前面のシールドが激しくぶつかり合う音が響き渡って火花がバチバチと散る。

 

「な!」

 

俺の突然の乱入にヴィータが驚いている。

 

「高町、無事・・・じゃあないな」

 

「の、野田・・・君?」

 

なのはに冷静に尋ねるが正直俺は少し戸惑っている。

何故なら俺はこんなシーンを知らないからだ。

 

(このシーンは確かなのはがビルに激突して内部で追撃を受けるシーンだったはず。なのに何でこんな広場で攻撃を?)

 

「な、なんだよあの硬さ。おめぇ、何もんだ?そいつの仲間か?」

 

ヴィータが一旦俺から距離をとり、グラーフアイゼンを構えながら俺に尋ねてきた。

 

「俺の名はG5」

 

「G5?」

 

「そう、仮面ライダーG5。通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」

 

「か、仮面・・・ライダー?」

 

仮面ライダーと言う聞き覚えのない単語を聞いたヴィータは不思議そうに繰り返す。

 

「なんだかよくは分からなねぇけど、邪魔すんな!!」

 

ヴィータがグラーフアイゼンを構え、火を噴かせて振り下ろすと相手に俺を見えるように開いていた前面の大型シールドを閉じ、先程と同じようにグラーフアイゼンを防ぐ。

 

ガキィィィィィィィン!!

 

先端が尖ったヴィータのグラーフアイゼンと俺の大型シールドが再びぶつかり、さっきと同じように激しい音をたて火花を散らす。

ロケット噴射して勢いをつけ、今も噴射しているグラーフアイゼンが俺の大型シールドを押し返そうとするが俺はビクともしない。

 

「ぐううぅぅぅっ!」

 

「無駄だ!」

 

ヴィータがさらに力を入れて大型シールドを押し返そうとするが大型シールドを開放させ、逆に俺が押し返した。

 

「うわっ!」

 

押し返されたヴィータは一旦距離を取り、俺は開放した大型シールドを閉じる。

攻撃された場所を確認したが大型シールドにはほとんど傷がない。

テスト無しの実戦だったが上手く出来てるな。

それにしても我ながら中々頑丈なものを創ったなぁ。

 

「くっそ!やっぱり硬ぇ、なんだよその盾の硬さは!!」

 

大型シールドのあまりの防御力にヴィータが驚いている。

ヴィータが驚くのも無理はない。

このG5の防御特化プラン「ガードプラン」の大型シールドは2つの装甲を重ねた特殊シールド。

表面の一層目を実体兵器対策として「機動戦士ガンダムSEED」C.Eの世界のトランスフェイズ装甲(以降 TP装甲)を使用、電力はG5のバッテリーからでなく大型シールドの裏側に設置されている専用バッテリーから電力供給され、二層目は予備の実弾対策として「機動戦士ガンダム00」西暦の世界のソレスタルビーイング製のEカーボンを使用している。

いかにヴィータのアイゼンの攻撃とはいえこれを突破するのはほぼ不可能、仮にシールドを突破出来てもG5の正面の追加装甲は実弾の耐久性が高い「機動戦士ガンダム」U.Cのガンダニウム合金を使用、G5本体もガンダニュウム合金を使っているので俺自身にダメージを与えることは出来ない。

 

「かなり特殊な盾とだけ言っておこう。そろそろこっちも反撃を「ビー、ビー」・・・!!」

 

ヴィータに反撃をしようとした時、G5内でアラートが鳴り始める。

 

「な、なんだなんだ?!」

 

突然のことに戸惑いながら原因を調べるとマスク内のモニターにシステムエラーの文字が映し出された。

 

「システムエラー?!アポロン、原因は分かるか?」

 

『解析の結果、完璧に調整が出来ていない段階で使用したのでTP装甲に電力を大量供給してシールドに搭載されている専用バッテリーがオーバーヒートを起こしたようです。更にヴィータ様の攻撃で一部の回路に以上発生、シールドの開閉が不可能。これも未調整が原因のようです。攻撃するのならガードプランをパージする以外方法はありませんね。しかし攻撃するにもシールドの武器搭載ホルスターの開閉も不可能。ガードプランを通してスカイユニットにもトラブルを確認、飛行自体は可能ですがフルスピードでの使用は出来ませんね』

 

「くっそ!こんな肝心な時に!」

 

まさかバッテリーがオーバーヒートを起こすとは、こんなことならちゃんと調整しておけばよかった!

 

「?なんかよく分かんねぇけど、チャンス!」

 

俺がシステムエラーに戸惑っているとチャンスと思ったヴィータがグラーフアイゼンを構える。

 

「盾が駄目なら・・・頭狙ってやるぅ!!」

 

あ!

こいつ一番防御が手薄尚且つ装甲を追加してない頭狙ってきやがった!!

流石にそれはやばい!

 

「ぜりゃあああぁぁっ!」

 

グラーフアイゼンを振り上げ、ヴィータが俺に勢いよく向かってくる。

 

「ちっ!・・・?!」

 

なんとかしてヴィータの攻撃を防ぐため動こうとした時、俺の前に緑の魔方陣が出現した。

そして金髪のツインテールに黒衣のマントを纏った少女が現れ手に持ったデバイスで迫ってきていたヴィータのグラーフアイゼンを受け止める。

 

「お前は!」

 

分かっていたはずではあるが現れた人物を見て俺は言葉を漏らす。

俺の前に現れ、ヴィータのグラーフアイゼンを防いでくれた少女はフェイトだった。

 

「ごめんなのは、健悟、遅くなった」

 

「ユーノ・・・君」

 

「スクライア!」

 

声が聴こえ後ろを振り返るとなのはの横にしゃがみ、なのはの右肩に左手を置くユーノがいた。

 

「ぐっ!また仲間か?!」

 

俺と同じ様に当然現れたフェイトとユーノに驚きながらヴィータは鍔迫り合いを解き、後ろに下がる。

 

<Scythe Form>

 

ヴィータが離れるとバルディッシュを前に出し、サイズフォームに変形、魔力刃を展開する。

 

「・・・友達だ」

 

その言葉の後、ファイトはバルディッシュを構えた。

 

 

 

 

後書き

 

ARXー7アーバレスト「さあ第三十六話の投稿、そしてついにA's編突入です!あとタイトル変更しました」

 

健悟「おお。今回は早かったな」

 

アポロン「本当に」

 

ARXー7アーバレスト 「この話に関しては随分と前からスタンバってたからね。早くて当然!」

 

健悟「何時からスタンバってたんだよ?」

 

ARXー7アーバレスト「この話を書いてたのはまだにじファンで投稿してた時だったから約2年ぐらいだね」

 

健悟「2年?!」

 

アポロン「解説するとにじファンの時は28話のオリジナルライダー登場まで投稿し、当時あと数日で一周年を向え、A's編をやろうとしていた時に投稿禁止になり、断念。それから再投稿を行いリメイクをしていくにつれ話数が増え、ようやくこの話が投稿されました」

 

ARXー7アーバレスト「そゆこと」

 

健悟「そ、そうか」

 

ARXー7アーバレスト「いやぁ、A's編に入るまで随分時間がかかった。そしてこれが正真正銘最後のストック。これからは本当に頑張らないと」

 

健悟「死ぬ気でやれよ」

 

ARXー7アーバレスト「そこはもうちょっと穏便にしてくれない?」

 

アポロン「駄目です」

 

ARXー7アーバレスト「は、はい・・・」

 

健悟「ところで今回の話でボルフォッグと一緒に『勇者警察ジェイデッカー』のデッカードが登場したけどなんで?」

 

ARXー7アーバレスト「あぁ。デッカードはにじファンの時に白騎士君さんからのリクエストがあったからその時の影響で登場させたんだよ。いつかは他の勇者も出そうとおもってたから丁度いいと思って」

 

健悟「へぇ」

 

アポロン「さてマスター。作者様。そろそろ次回予告をしましょう」

 

ARXー7アーバレスト「そうだね。じゃあ今回の予告はこれだ!」

 

アポロン「BGMスタート」

 

BGM「PLANET DANCE」

 

健悟「今夏はマクロス7か」

 

ARXー7アーバレスト 「そうそう。では今回はアポロンも一緒によろしく!」

 

アポロン「ラージャ」

 

健悟「よしっと。んっ!・・・ついに始まったな。A'sの物語が!」

 

アポロン「しかしマスター。本来の内容と少し違いがあります」

 

健悟「分かってるがそんなことは後だ!今はフェイト達を援護するんだ!」

 

アポロン「ラージャ、マスター。次回、少年が望んだ世界と力『第三十七話 守護騎士との戦い!』」

 

健悟「過激にファイヤー!」

 

ARXー7アーバレスト「OK!お疲れさま!」

 

アポロン「お疲れさまです」

 

健悟「・・・・・」

 

ARXー7アーバレスト「ん?」

 

アポロン「どうしましたマスター?」

 

健悟「喉痛い」

 

ARXー7アーバレスト「あー、頑張りすぎたね」

 

アポロン「ですね」

 

健悟「うぅ」

 

ARXー7アーバレスト「では次回もお楽しみに!ボンバー!」

 


 
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