No.319321

桂花の女力うp作戦 前編

黒山羊さん

どうも、ラーメン食べにちょっと2つ隣の県に行った黒山羊です。
では、此処からさきの説明宜しく!桂花&アンジェ

桂花
「荀文若よ。」

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2011-10-16 18:15:27 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4492   閲覧ユーザー数:3277

 

 

視点:桂花

 

華琳様が私に用があるらしく、私は魏の屋敷の玉座の間に向かって歩いている。

要件はおおよそ予想がついている。この間作った罠に北郷が引っ掛かって怪我をしたことで怒られるに決まっている。だから、私はすごく気分が良い。

え?普通、怒られるのなら、憂鬱になるモノではないのかって?華琳様が私に対してお仕置きしていただけるのよ?最高じゃない!アンタ達頭悪いんじゃないの?

華琳様からお仕置きされる為に私は対北郷の罠を作っているのよ。

でも、致死性は無いから大丈夫。さすがに、殺してしまうと、私の立場だけでなく、華琳様の立場も悪くなってしまうからよ。

 

久しぶりの華琳様のお仕置き♪でも、北郷絡みは止めて欲しいわ。

北郷に犯されたり、北郷の汚い汚物舐めたり、あれは本当に嫌だった。

 

「お願いだから、北郷絡みじゃありませんように、北郷モゲロ北郷モゲロ……。」

 

私は祈りながら、玉座へと向かう。

玉座の間の前に着くと、魏軍の兵士が重い扉を開ける。

 

「来たわね。桂花。要件は分かっているのかしら?」

 

「はい。先日、北郷を怪我させた事でしょうか?」

 

「分かっているなら、結構。

だったら、これからどうなるかどうなるか分かっているわよね?」

 

「はい。私はどんな罰をされてしまうのですか?」

 

私は嬉しさで跳び上がりそうだけど、必死にその顔にならないように顔に力を入れ、悲しそうな顔を演出する。

下手に喜ぶと、北郷行きになりかねない。がまん!がまんよ!がまんするのよ!桂花!

貴方は軍師、荀文若よ!ここが重要な戦局!ここさえ乗り切れば、後はどうとでもなるわ!

北郷がお仕置き最中に来なければ!

 

「貴方にいつも通り罰を与えても反省の色が見えないから、三国会議で話したら、貴方の性格を治そうということになったわ。誰か適任はいないかと、月が良いってことになったんだけど、筋肉達磨乙がそれ以上に適任の人物知っていると言っていたから、連れて来てもらったわ。

今日からその者に色々教わりなさい。良いわね。」

 

華琳様は私にお仕置きをするのではなく、私を教育すると仰られました。

華琳様直々のお仕置きが良かったのに、ふざけなんじゃないわよ!

誰よ!私の性格直した方が良いって言ったの!死ねばいいのに!!

 

「アンジェ。喉が乾いたわ。温かいお茶を頂けないかしら?」

 

華琳様はそう言うと、天井から何かが落ちてきた。違う。降りてきた。

それは体を回転させ、着地した。だから、天井から落ちたではなく、降りてきたと言った方が正しいわね。

その者は緑色の髪をし、月みたいなメイド服を着ている。スカートから湯呑と急須を出してきた。

玉座の間の肘置きに湯呑を置くと、お茶を入れ始める。お茶を入れ終わると、玉座の左斜め後ろに控える。

 

「あら、初めて飲むお茶ね。このお茶はどんなお茶なの?アンジェ?」

 

「はい。諸葛亮さんから教えてもらった漢方の知識で、アンジェが漢方のお茶を開発しました。

効能は疲労回復でごさいますっ!」

 

「漢方のお茶ね。漢方なのに苦くないのは良いわね。」

 

「飲みやすいように蜂蜜を少し入れました。」

 

「ありがとう。アンジェ。」

 

「曹操さんからその言葉を聞けただけで、アンジェ、メチャメチャ感激にございますっ!」

 

「と、言う訳で、桂花。この娘が貴方の教育係のアンジェリーナ・菜夏・シーウェルよ。

アンジェ、さっき、言っていた荀彧よ。この娘に貴方の女力とメイド力を叩きこんでちょうだい。

御褒美は閨で♪」

 

「アンジェ貞操の危機ですっ!!アンジェの体は旦那様のモノだけですっ!!アセアセ」

 

私は放心してしまった。この『あんじぇ』という女、私と声が一緒じゃないのよ!

え?ええ?どういうこと?ここまで声が同じなんて、ありえないわよ!

何なのよ、アンジェリーナ・菜夏・シーウェルってどれが性、名、字よ!

それに、華琳様の御誘いを断るなんて、何事よ###

今思ったのだけど、胸が…乳が大きい。巨乳人許すまじ!

なんでこんなに理不尽なのよ。声が同じなら、乳の大きさも一緒にしなさいよね!いつか、もいでやる!

ありえない!ありえないわ!!何なのよ!この女!天才になった春蘭以上にあり得ないわ!

私は親指の爪を噛んでいると、女が目の前に来る。

 

「よろしくお願いしますね。荀彧さん。アンジェの事はアンジェとお呼び下さい。」

 

『私と同じ声して、華琳様に愛想振りまいてんじゃないわよ!』と怒りたかったが、ここで怒れば、北郷行きが確定してしまう。それだけは、避けなければならない。

 

「華琳様のご命令だから、仕方が無いわね。」

 

「荀彧さん、笑顔!挨拶の時、笑顔でないと、幸せが逃げてしまいますよ!アンジェ的に!」

 

アンジェ的にって何なのよ!もう、訳が分からないわ!

たかが他人だと言うのに、声が同じと言うだけで、私がこんな混乱するなんて!

我慢!我慢するのよ!荀文若!華琳様が見ているわ!無言の視線、良い!良いわ!

でも、このままでは、華琳様の機嫌を損ねてしまう。私は顔を引きつりながら、挨拶をする。

 

「よよよよろしく、おねがいいします。」

 

「はい。よくできましたでございますっ♪

ではでは、曹操さん。アンジェ、女がメイドが何たるかを荀彧さんに叩きこんで見せますねっ!」

 

アンジェは私の手を引いて玉座の間から走って出て行く。

私はひきづられる形で玉座の間から出て行く。華琳様は私に手を振っていた。

 

「ねえ、アンタ。私の女力やメイド力上げるって言ったけど、何するの?

アンタ馬鹿っぽそうだし、ちゃんと考えているの?」

 

「荀彧さん、アンジェにぬかりありません。

先ほど、曹操さん、程昱さん、郭夏さんとで相談して決めたのですが、ハロウィンの時の魏の国のお菓子の製作ですっ!つまり、お料理にございますっ!」

 

「ちょっと待ちなさいよ!私が料理?冗談じゃないわ。料理は流琉に任せるって先日決めたわよ!」

 

「料理は1種類だけです。

ちなみに、先ほど、アンジェの事を馬鹿にしたようですが、こう見えてもアンジェ料理は得意ですっ!

全力でサポートしますっ!なんせアンジェはメイドですもの!マジモンのっ!」

 

クルクル回りながら、手を上に上げる。

はあ、なんなのよ。この女は。いちいち怒っていたら、疲れて来るわ。

華琳様からの命令だし、途中でやめる訳にも行かない。さっさと終わらそう。

そして、私とこの女は厨房へと向かった。

 

「で、何を作るのよ?」

 

「荀彧さん、笑顔っ!笑顔にございますっ!」

 

「別にいいじゃない、私がどんな顔で居ようと勝手でしょう?」

 

「料理というのは人の心が表れる物だとお母様が言っておられました。

気難しい事を考えながらや、不機嫌な時に料理をしていては簡単な失敗もしてしまいます。

料理は楽しくやりましょう。」

 

「分かったわよ。こっここれで良いかしら?」

 

「少し、顔が怖ぁごさいますよ。荀彧さん」

 

「アンタが笑顔になれって言ったんでしょう!」

 

「申し訳ありませんっ!

でもでも、アンジェそんな口元が痙攣している笑顔なんて見た事が無かったのでっ!」

 

その後、しばらく私の罵倒が続くが、疲れたので止める。一方この女は苦笑いをしている。

で、ようやくお菓子作りが開始された。作るお菓子は兎饅頭って言っていたわ。

私の今日作らなければならない量は50個。一方のこの女は5000個。

 

作り方は生地を捏ね、その後少しの間寝かせて、餡を包み、形を整え、焼く。

そして、焼き上がった物に兎の耳と目を描くという。作り方を聞き、早速作り始める。

 

女は生地を捏ねていく。私は女に生地の分量を聞きながら生地を捏ねる。

生地は思った以上に固く、私は苦戦する。だが、女はてきぱきと動き、次々と生地を作って行く。

私の動きの何倍もの速さで何倍もの生地を捏ねていく。

その動きに無駄は無い。口に無駄はあるみたいだけどね。なんなのよ。猫耳メイドって、そんなのに絶対私は成らないわ。馬鹿じゃないの?あ………でも、華琳様のメイドなら//////

 

そんなことを考えている時だった。

私は最後の仕上げの右目を書いている時に失敗をしてしまった。

顔を描く時の力加減を失敗してしまい、ココアの付いた筆がベチャッとついてしまう。

私は女を呼ぶ。すると女は驚いた顔でその失敗したお菓子を持ち上げる。

 

「ぱんにゃさん!こんな所でお会いできるとはアンジェメチャメチャ感激にございますっ!」

 

ぱんにゃ?何それ?

女は私の失敗作に手を加え、何やら不思議な動物の形をした兎饅頭もどきが出来上がった。

 

「荀彧さんとアンジェの合作、ぱんにゃ饅頭の出来上がりですっ!

メチャメチャ可愛くて、アンジェ、ぱんにゃ饅頭に嫉妬してしまいそうですっ!

もう、動物饅頭という形でアンジェはぱんにゃ饅頭を量産しますので、荀彧さんは好きな動物を描いて下さいませっ!」

 

そう言い残すと、女はかまどの方に行き、焼き上がった絵の描かれていない饅頭を持ってくる。

そして、次々とさっきの不思議生物を書き始めた。速過ぎて、手が見えない!

こうして、ぱんにゃとか言う不思議生物の饅頭が大量に出来上がって行く。

本当に一人で5000個作りあげてしまうような動きをしている。

一方の私は適当に動物を描いて行く。そして、何とか、51個作ったので、椅子に座り、ココアが乾くのを待つ。

 

「荀彧さん、あの饅頭はもしかして。」

 

 

 

 

どうも、黒山羊です。

恋姫†無双シリーズ最強のツンキャラ桂花と中の人が同じと言う事で、アンジェリーナ・菜夏・シーウェルを登場させようと言う事になりました。では、アンジェこっから先は宜しく!

 

アンジェ

「皆さん、お帰りなさいませっ!

私、ましろ色シンフォニーに出演していますアンジェリーナ・菜夏・シーウェルにございますっ!

この度、ましろ色シンフォニーのアニメを祝してこのような機会を黒山羊さんから頂きましたっ!

アンジェ、メチャメチャ感激にございます!

さて早速ですが、皆さんにアンケートにございますっ!

アンジェが見た荀彧さんが作った饅頭の絵のモデルは誰だったでしょうか?

番号でお答え下さいましねっ!

 

1.天の御遣い、北郷一刀さんですっ!

 そういえば、一刀さんってアンジェの旦那様と声が似ているような気がするのは気のせいでしょうか?

 

2.猫耳軍師、荀彧さん!

 アンジェ的には猫耳メイドを目指したら良いと思うのですが、皆さまはどう思いますか?

 

アンケートにご協力お願いしますねっ。

真・恋姫†無双×ましろ色シンフォニーを祝して最後の音頭も宜しくお願いしますっ

それでは、皆さん御唱和下さいましねっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぅ( ゚∀゚)o彡°&( ゚ω゚)o彡°うりゅ~!

 

 


 
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