No.148260

『舞い踊る季節の中で』 第55話

うたまるさん

『真・恋姫無双』明命√の二次創作のSSです。

袁術と張勲を助けたいと孫策に告げる一刀。
その言葉の裏に何を思うのか・・・・・・・・・・・・・・・

続きを表示

2010-06-05 22:21:30 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:18573   閲覧ユーザー数:13369

真・恋姫無双 二次創作小説 明命√

『 舞い踊る季節の中で 』 -寿春城編-

   第55話 ~ 自ら踊る事を決意した魂は、何故か美しき花達に弄ばれる ~

 

 

(はじめに)

 キャラ崩壊や、セリフ間違いや、設定の違い、誤字脱字があると思いますが、温かい目で読んで下さると助

 かります。

 この話の一刀はチート性能です。 オリキャラがあります。 どうぞよろしくお願いします。

 

北郷一刀:

     姓 :北郷    名 :一刀   字 :なし    真名:なし(敢えて言うなら"一刀")

     武器:鉄扇(二つの鉄扇には、それぞれ"虚空"、"無風"と書かれている) & 普通の扇

       :鋼線(特殊繊維製)と対刃手袋

     得意:家事全般、舞踊(裏舞踊含む)、意匠を凝らした服の制作、天使の微笑み(本人は無自覚)

        気配り(乙女心以外)、超鈍感(乙女心に対してのみ)

        神の手のマッサージ(若い女性には危険です)、メイクアップアーティスト並みの化粧技術

 

  最近の悩み:某日、川岸にて(48話参照)

        連れた魚に眩しい笑顔で俺に報告してくる彼女、その真っ直ぐさは、俺にはとても眩し

        った。 そして、僅かに俺より多く釣った事を喜んでいる姿は、本当に微笑ましかった。

        まぁ実際には、あまり多く釣っても仕方ないので、餌の気配を消しているだけなんだけ

        どね。 それは言わぬが花だし、こうしてそんな彼女を眺めているだけでも、十分俺は

        楽しめているから、問題は無かった。 そんな時、事件が起こった。 遊びに来ていた

        らしい明命の顔見知りの猫達が、川に落ち流され、そんな猫達を助けるために、俺の静

        止を聞かずに明命は冬の川に飛び込んでいった。 そして、無事戻って来たは良いけど、

        全身が濡れた為、服は身体に張り付き、その女性らしい体形を露わにし、濡れた黒髪は

        身体に張り付き、妖しさを醸し出している上、猫を助けれた事で、優しい微笑みを浮か

        べる彼女は、なんと言うか、凄く危険な香りを出していた。 と、とにかく、このまま

        では風邪もひくし何とかしなければ・・・・・・・・・、

        俺は、とにかく、焚き火に今ある薪を全て放り込み、上着を脱ぎ彼女にそれに着替える

        ように言うなり森に飛び込み、胸の動機と先程の彼女の悩ましげな姿を、振り払うよう

        に、一心不乱に薪を拾い集める。やがて両手に一杯になる頃には、それなりの時間が経

        っていたため、急いで彼女の所に戻ると、其処には、俺の渡した上着以外は、一切身に

        着けず、焚き火の前に座り込んでいる彼女の姿があった。

        彼女には大きいダブダブの上着を、まるで短めのワンピースのように、・・・・いや、どち

        らかと言えば、情事の後、まるで彼氏のワイシャツ一枚に身を包んだような、彼女の姿

        に、 シャワーを浴びて来たばかりのような濡れた髪と、俺の上着一枚に身を包んでい

        る彼女の姿に、俺は気恥ずかしい思い以上に、彼女に見惚れてしまった。

        

  (今後順序公開)

一刀視点:

 

 

「ふざけないでっ!!」

 

「だったら、私がそんな事、了承する訳無いって事ぐらい分かりなさいよっ!」

 

そう怒鳴る孫策は、俺に手元にあった竹簡を八つ当たり気味に投げつけてくるが、俺はそれを避けずに、ぶつかるままに受け止める。

それは、彼女達が受けた痛みの、ほんの一部でしかない。

孫策達の心を、踏み躙る様な事を言っているのだ。 これくらいは受けて当たり前・・・・・・・・・・、

 

『 一刀君は、私達がどれだけ袁家に虐げられてきたか、

  袁家の要求を飲まざる得なかったために、どれだけ多くの仲間を失ったか知らないから、

  そう言う事が言えるんです。 』

 

翡翠に俺の望みを伝えた時に、そう言われた。

とても悲しげに、・・・・・・・・・・・・・・・・・・そしてその目は、俺の言葉を本気で怒っていた。

 

ズキリッ

 

翡翠を悲しませている事に、本気で怒らせている事に、心が痛む。

袁家は袁術と張勲を通して、無理難題を孫策達に振りかけていたし。

袁術達本人も、二人の目的のために孫策達を利用しているし、そのために多くの事もして来たのは確かだ。

孫策達や民の痛みが分かるなんて言う気も、想像する気もない。

そんなものは、傲慢な思い上がりで、自己満足に過ぎないからだ。

それに、死と隣り合わせなこの世界に置いて、それはそう言う事なのだと、理解できるから・・・・・・・・・・、

 

でも、・・・・・・いや、だからこそ、恨みや報復による、循環の輪から抜け出さなくてはいけないんだ。

平穏な国を作るために、奪われた国を奪い返すのは分かる。

でも、恨みで動いては、より大きな恨みを生むだけでしかない事は、俺のいた世界で何千年も掛けて証明している。

だから、孫策達にそんな想いで動いて欲しくは無い。

我が儘かもしれないけど、そんな悲しいだけの想いを、断ち切る強さを持って欲しいと思っている。

そう願っているからこそ、翡翠に悲しい思いをさせてでも、厭きれられても、こうして機会を作ってもらった。

 

 

 

 

「私自身が二人を助ける気なんて無いからよ。

 たとえ、あの二人がそうせざる得なかったとしても、あの二人に罪が無い訳ではないわ、

 そして、私達が受けた屈辱は、とても許せるようなものではないっ。

 ぽっとでの一刀に、軽々しく二人を許せなんて言って欲しく無いわね」

 

だけど、そんな想いは孫策には届く事はなく、彼女の言葉は俺の心を抉る。

・・・・・・ぽっとでの一刀に、軽々しく言って欲しくない・・・・・・か、そうだな、確かに、それは言えている。

でも、それが彼女の本心でない事くらいは分かる。

孫策は普段、自由奔放に振る舞ってはいるが、政ではその実堅実な事は、この街の在り方を見れば分かる。

彼女の小さな肩にかかる多くの想いが、彼女を王たらんとしているのだと。

無論、冥琳や翡翠の苦労もあるのだろうが、彼女の想いを疑う気はない。

 

彼女は王としての立場から、多くの想いを、その肩に背負っているからこそ、俺の意見を受け入れる訳には行かないのだろう。

なら、その原因を見つけ、それを解決するだけのものを提案しなければ、悲しい循環の輪を止める事は出来ない。

何がある?

俺では知る事ができない事なのか、それとも気がついていないだけなのか、・・・・くそっ、情報が少なすぎる。

・・・・・・悔しい、一年も居て、俺はまだこの世界の事なんて、全然分かっていない。

それ所か、明命や翡翠を取り巻く環境すら、俺は全然理解できていない。

とにかく、そんな愚痴は、後で幾らでも出来る。 今は何か突破口を見つけなければいけない。

そう、逸る気持ちを無理やり押さえ、頭を必死に回転させる。

 

 

 

 

だけど、現実は無常にも、蟄居と言う形で、

俺は、動く手立てを封じられた。

 

この命令を破る事は出来ない。

それは、俺を信じてくれている皆を裏切る事になるから。

 

でも、だからって、諦める気なんてこれっぽちも無い。

例えこの家から出れなくても、考える事はできるはず。

孫策達が目指す未来のために俺が出切る事が、

そして、そのためにも、二人を助ける手段が、どこかにあるはずだ。

 

 

 

 

孫策達ともう一度話し合う機会、・・・・・・・・・・それは意外にも早く来た。

蟄居を命じられた次の日、昼過ぎに翡翠に連れられて、再び訪れた孫策の城の庭で、

冥琳と翡翠、そして陸遜が見守る中、

 

「一刀、昨日の一件、一度だけ機会をあげるわ。

 今度の決戦で、武将として、そして天の御遣いとして、名を上げてもらうのが最低条件よ。

 それでも、実際二人を助けるかどうかは、二人を見つけた時に私が決める。

 それで良いなら、蟄居を解いてあげるわ」

 

孫策の言葉が、俺の体に、心にゆっくりと染み込む。

俺に、あの感触に、命を断つ感触に埋もれろと、孫策は言っている。

あの、粘りつく感覚をもう一度味わえと。

 

嫌だっ、二度とあの感触を味わいたくは無いっ!・・・・・・・・・・・・・でも、逃げる訳にはいかないっ。

 

詠も言っていたじゃないか、軍師は、智と策でもっと多くの兵を殺すのが役割だと、

そして、俺はそれを実行してきた。 この目で、それを焼き付けてきたじゃないかっ。

なら、此処で、それを理由にするのは、逝ってしまった者達に対する侮辱でしかない。

 

それに、いつかこういう日が来る事を、俺は覚悟していたじゃないのか?

なら、それが機会になるなら、その事で一人でも多くの人間を救えるのなら、受けない手はない。

正直、今でもあの感触を思い出すと、手が震える。 吐き気にも襲われる。

だからって、此処で立ち止まる事は許されない。 それが殺して来た者達への俺なりのケジメだからだ。

それに、手を汚す事に慣れる気はないが、手を汚す事を嫌って後悔する事など、俺の矜持が許さ無いっ。

 

『 天の御遣いとして、名を上げてもらうのが最低条件よ 』

 

孫策のその言葉は、俺に庶民として生きるのを捨て、天の御遣いとして生きろと言う事。

そして、それが今回の件で意味をする事は・・・・・・・・・・・・、つまりそう言う事か。

俺の案を拒んでいた理由を、俺の天の御遣いとして名を上げる事で、黙らせろと、

そしてそれは、それだけの働きを要求している事をも意味している。

 

その手でより多く敵兵を殺せと・・・・・・・・・・・・、

 

だけど、答えは決まっている。

戦は避けられない事、そして、いつか戦わなければいけない事も、

目を瞑れば、多くの想いが、 楽しかった庶人としての日々が、俺の脳裏に浮かんでは消えていく。

そんな思い出を、一通り噛み締めた後。

孫策をしっかりと見つめ、

 

「その条件呑むよ。 ただし、二人の事は本気で考えて欲しい」

 

そうしてまた一つ、俺の中で大事な物が、音を立てて崩れていった・・・・・・・・・。

 

 

 

 

「えらくあっさり、条件を呑んだわね」

「前々から、なんとなく、こんな日が来るとは思ってたからね。

 それで、真剣に考えてくれるなら、俺としては文句はないよ」

「真剣には考えるわよ。約束だもの、でも・・・・・・・・」

 

孫策は何故か、俺を目を細めて見詰めてくると、

 

「まさか、袁術に惚れたなんて事ないわよね?

 一刀の趣味にどうこう言うつもりはないけど、もう少し身近に目を向けたらどうなの?」

「何でそうなるのっ!?」

 

孫策の余りな言葉に、俺は思わず吹き出しながら、大声で突っ込んでしまう。

大体、真面目な話をしていたはずなのに、なんでそう言う事になるんだ?

 

「いやぁ、だってねぇ。 男の子が其処までして女の娘を助けたい理由、って言ったら普通はねぇ」

 

等と、俺の突っ込みにも拘らずそんな事を言ってくる。

いやまぁ、確かに映画とか物語では、そう言うのが定番だけど、それを当て嵌めるのはどうかと思うぞっ、

って翡翠っ、笑顔がなんか怖いよっ! 何で、そんないきなり不機嫌なのっ!?

とにかく、誤解を解かなければ、何か面倒な事が起きると直感した俺は、

 

「違うからっ! だいたいあんな小さい娘に、そんな事思う訳ないでしょ」

 

と言ってみるが、翡翠は俺の言葉に、何故か額をひくひく痙攣させている。

え~と何故?(汗

 

「小さい娘って言うけど、あの娘、あれでもとっくに成人の儀は済ませているわよ」

「うそっ!」

 

孫策の言葉に、俺は驚愕の声を挙げる。

確かに、あんな小さい娘に婚儀と言うのは、可笑しいとは思っていたけど、

俺の国だって、はるか昔は政略結婚のため、十になる前に祝儀を挙げるなんて事があったらしいから、そう言う物だと思っていたけど。

まさか、あの外見と性格で、成人していたとは・・・・・・・・いったい、この世界ってどうなっているんだ?

 

もしかして女性は実年齢より、かなり若く見えるのか?

でも、街の人達はそうでもないし、智将、武将だけがそれに当て嵌まるのか?

だとしたら、多少の前後はあったとしても、ああ見えても翡翠が俺より上と言う事だから、

翡翠、陸遜、孫策、冥琳と何故か視線を巡らせてしまい。

 

「ほぉ~、北郷、今の視線の順番は何を意味しているのか、聞かせてもらおうか」

「ちょっ、違うっ! 特に意味は・」

「あ~あ、し~らないっ」

 

赤黒い靄みたいな何かを、身体からじわじわと吹き出させながら、凄む冥琳に、誤解(?)を解こうとした所を、孫策に茶々を入れられ、俺は最後の機会を失う事になり、

 

「ひぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ!」

 

冥琳の赤黒い靄に、孫策を震え上がらせると言う冥琳の、迫力を垣間見る羽目になったのだった・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

結局あの後、冥琳のあまりの迫力に、冥琳の言うとおりその場で正座させられ、

四半刻もの間、冥琳の説教を受ける事になってしまった。

 

・・・・・・あーー、怖かった。

 

「最後に一応言っておくが、穏はお前と年は一緒だし、 私はこれでも、雪蓮や翡翠と同い年だ」

「え゛っ」

 

などと、冥琳の言葉に、迂闊にも驚きの声を上げてしまった俺は、今度は翡翠と陸遜も交えて、説教を喰らう事になってしまった。

 

・・・・・・じっちゃん、やっぱりじっちゃんの言うとおり、女性に年齢の話は、禁句だったんだね・・・・・ガクッ

 

 

 

 

「・・・・・・あ~、・・・・・・・・酷い目に遭った」

「あはははっ、一刀迂闊すぎよ」

「だぁぁぁ、事の元凶が何を人事のようにっ!」

 

俺は堅い地面の上で正座していた身体を解していると、孫策が人事のように笑いながら近づいてくる。

 

「冥琳を怒らせたのは一刀自身だもん。 私は無実よ」

「よくもぬけぬけ言えるものだなぁ、・・・・・・はぁ~~」

 

相変わらず悪びれない孫策に、俺は盛大に溜息を吐いて見せるが、結果は孫策を喜ばすだけだった。

 

「で、なんでなの? まさか、張勲の方に一目惚れをしたとか言わないわよね?」

「だぁかぁらぁ~っ! なんでそうなるのっ! いい加減、そういう方面への会話はやめようよ。 なっ」

 

俺は、なおもしつこく間違った方向に聞いてくる孫策に、俺は本気でお願いする。

なんと言うか、何故かそう言う会話は危険な気がするからだ。

 

「そう言う訳には行かないわよ。 下手をすれば、二人を助ける事は、私達にとって危険も孕んでいるのよ

 理由も聞かずに、動く訳には行かないわ」

「だから言ったろ、二人を助けた方が、孫策達の力になると思ったからだよ」

 

質問に答える俺に、孫策は、胡散臭げな顔をし、

 

「嘘は言っていないわね。 でも本当の事も言っていないって感じなんだけど」

 

す・鋭いっ・・・・・・例の勘って奴か?

と言っても、言えんぞあんな

 

『 孫策達に、恨みを恨みで返すような悲しい世界で、生きていて欲しくないから 』

 

だなんて、流石に、恥ずかしすぎる。

何処の気障な男の台詞だっ、と思わず自分で突っ込みたくなる程だ。

 

無論、孫策達は恨まれる事なんて、とっくの昔に覚悟しているだろう。

だけど、だからって孫策達に、明命や翡翠に、そんな人を恨む想いで進んで欲しく無いんだ。

恨む事で、手を繋ぎあって生きる事ができたかもしれない可能性を、見失って欲しくないんだ。

 

袁術と張勲を助けてやりたい、と思っているのは本当だけど、

どちらかと言えば、孫策達に高い志で歩んで貰いたい為の手段で、悪い言い方をすれば、利用させてもらっているに過ぎない。

 

「まぁ良いわ、今、無理に聞いても答えてくれそうも無いし、

 私達の事を考えて、って言うのを信じてあげる事にするわ」

 

孫策はそう言って、納得してくれたので、一安心すると、

今度はニンマリと悪戯っぽい笑みを浮かべて・・・・・・何か嫌な予感が(汗

 

「で、袁術と張勲、二択で言えばどっちが好みなの?」

「だぁぁぁぁ、いい加減そういう話はやめてくれっ」

 

速攻で、この話から逃げるために、孫策に突っ込んだけど、

天は、俺をどうやら嫌いらしく

 

「一刀君、私もその話には興味があります」

「そうですねぇ~、やはり、男性がどういった女性を好むかは、興味がありますねぇ~」

「うむ、興味は無いが、知識欲を刺激する題材ではあるな」

 

等と、何故か孫策の話に乗ってきた翡翠達が、俺に肩を叩く様に手を置きながら俺を拘束する。

そんな事態に、俺は悪あがきをと分かっていても、叫ばずにいられず。

 

「だぁぁぁぁ、これ今回の事に関係ないよね? なんで、そんなに気にするのっ?

 俺は、黙秘権と人道的扱いを要求するぞっ」

「一刀君、天の国では知りませんが、此処にはそんなものは無いんですよ」

「翡翠、それ洒落になっていないっ! と言うか目が本気なんですが・・・・・・冗談ですよね?」

「ふふっ」

「ひぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

あとがき みたいなもの

 

 

こんにちは、うたまるです。

 第55話 ~ 自ら踊る事を決意した魂は、何故か美しき花達に弄ばれる ~ を此処にお送りしました。

 

今回は、一刀メインのお話でしたが如何でしたでしょうか?

一刀の恨みを持って歩んで行って欲しく無いと言うネタは、無印の一刀と華琳の会話から、持って来たものですが、あくまでイメージなので、原型はすでに無いと言っても構いません。

最後に一刀が弄ばれたのは、一刀だからと言う事で(w

 

さて、次回は、いよいよ決戦というわけではなく。

決戦に入るまでの半月間を、数話を掛けて語りたいと思います。

その間にある人物もいよいよ登場する予定ですが、

次回は、とうとう一刀の武の一端が、明らかになる事に

 

 

 

次回本編より一部抜粋:

 

「武人として武に誇りを持つのはいいけど、力に慢心しているようでは武人とは言えないよ

 少なくても君の元上官の甘将軍は、武人としても、将としても、真摯な態度で臨んでいるよ」

                 ・

                 ・

                 ・

「いいよ、君達が自負する武力が、どの程度の力しか持たないのか、教えてあげる」

 

以上、抜粋終わり

 

では、頑張って書きますので、どうか最期までお付き合いの程、お願いいたします。


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
184
18

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択