こんにちは、タフトというものです。
ちょっと気になったのでどこまで参考になるかわかりませんが、出来る範囲でコメントしてみますね。
まず気になったのは色でしょうか、遠近法やデッサンはこれから勉強していくとしてそこらへんを変えずにいますぐ出来ることを書いてみます。

もみじの赤は綺麗ですが、この絵でまず目に入ってくるのは右上の紅葉です。
目立つ色が広い面積に塗ってあるとどうしても目立ちます、ちょっと手で隠してみるとキャラクターの方に目が行くのが分かると思います。
できれば彩度（鮮やかさ）か明度（明るさ）を抑えると良いかと思います。
木は全部ぼかしてありますがキャラクターの近くだけでも少し描き込んでおくとそれらしく見えてきます。
デジタルなら幾つか葉っぱを描いて角度や大きさを変えて貼付け＞手描きで修正などもありです。
逆に言えば全部を描く必要はなく、遠くのものは塊（シルエット）が描いてあれば十分かと。

下の道も、周りの木もですが手前と奥で色を変えると遠近感が出ます。
またこれはアナログで風景画を描いてる時の話ですが、自然物を描くときはたとえ同じ色に見えても少しずつ（できれば木や葉っぱごと）にちょっとずつ色を変えて描きます。
つい同じ筆（色）であちこち塗ってしまいたくなりますが、画面が単調になりがちです。
もう少し黄色っぽい葉とかあってもいいかと思います。
デジタルで描いておられると思いますのでレイヤーを追加して乗算やカラー、スクリーンなどで色々試してみてください。
背景に奥行きが出せればかなり変わると思います！

こんにちは！

写真を見て描いたという事ですが、
あまり生かされているように見えないので
そのあたりのアドバイスをば。

このイラストに描かれているのは紅葉ですよね？
木には木の種類によって様々な特徴があります。
例えば、幹の表皮。木によっていろんな色や質感があります。
また、木の種類によって枝の位置や生え方の法則も違ってきます。
葉っぱの形も色も木の種類によって様々です。
紅葉も全部が全部真っ赤というよりも
赤の中にちょっと黄色が混じってる方がそれっぽくなると思います。
「資料を用いる」ということは
なんとなく写真をそのまま模写するということではなく
対象ならではの特徴を汲み取って絵に生かすという事なのです。



あと、漫画の人体がデフォルメされているように
背景にもデフォルメや簡略の仕方のコツというものがあります。
（それっぽさを残しつつ簡略するみたいな感じ）

とりあえず
秋毘古さんが持っている漫画やイラスト集などを開いてみて
木（林や森）が描かれているページを片っ端から見比べて
「どんな風に簡略化してるのかなー」てな感じで
技術を盗んでやるぞーという姿勢で観察してみましょう。
漫画家さんやイラストレーターさんごとに特徴があって
結構面白いと思います。
（萌え系の作家さんの背景はあまり参考にならないかも）
背景が上手な作家さんは
少ない線や手数で針葉樹や広葉樹・雑木林など
きっちり描き分けています。

いきなり「写真を生かせ」といわれても無理だろうから
一歩一歩のステップとしてそこあたりから初めてみてはどうでしょうか。

キャラが気になったので一言。
顔のバランスが違うかな？と思いました。
顔の縦への長さへ対し、顔のパーツが普通というか横へ長いというか。
あと体ですね、体は少しナナメを向いているのに、足が真横を向いているようなナナメに向きすぎているような。
あとは綺麗だと思います。