No.99472

一刀の物語

このめさん

真・恋姫無双の2次創作を書いてみました。一応蜀√になってます。

2009-10-07 02:48:53 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:7681   閲覧ユーザー数:6242

 

まずは自己紹介をしよう、俺の名前は本郷一刀、聖フランチェスカ学園の2年だ。

趣味はこれといってないがしいて言えば三国志(主に本を読むこと)がとても好きだ。特技は剣道かなぁ・・。

ん?いきなりなぜ自己紹介しているって?今、自分の置かれている状況を整理しているんだよ。

なんたって、気づいたら広野の真ん中に寝ていたのだから・・・・

 

(数時間前?)

一刀「はぁ、今日も疲れたなぁ。先輩達がなぜか俺ばっかり指導してくるんだもん・・・。」

 

及川「そりゃ、かずピーは剣道部のエースやからなぁ。もう、部長ですらかずピーにはかてないんじゃ・・・」

 

一刀「そんなことは無いと思うけどなぁー。おっと、この何気なく会話しているのは学園に入ってから何かと話かけてきて、いつの間にか仲良く(一方的に)なっていた及川だ。」

 

及川「かずピー・・・いったい誰と話を・・・」

 

一刀「すまない、主人公にありがちな・・ゴホ。いやなんでもない・・。」

 

及川「まぁ、かずピーも時々ヘンだからなぁー」

 

一刀「お前にだけは言われたくない・・・・」

 

一刀「それじゃまた、明日ノ」

 

(現在)

という感じだったような気がする。そして服を着替えるのも億劫になりそのまま寝たと思うのだが・・。

 

一刀「それにしてもここはどこなのやr・・・」

 

???「おい、そこの兄ちゃん。いい服着ているじゃねぇか・・全部おいていきな。」

気づいたら3人の黄色い服装の男たちに囲まれていた。

一刀「え?あ・・すいませんひとついいですか?」

 

盗賊A?「なんだ・・?」

 

一刀「ここはいったいどこなんでしょうか・・・」

 

盗賊B「ここはですねぇ、幽州豚郡の五台山の麓ですけど・・」

 

盗賊A「バカヤロウ、これから盗むやつに何説明してやがる!」

 

盗賊B「す、すみませんアニキ・・」

 

???「ハァッ」

 

颯爽と駆け出してきて、鮮やかに3人組みを切りつけた。

盗賊たちは格の違いを察したのか、すぐさま逃げ出した。

 

一刀「(今の鮮やかな一閃・・・ものすごい使い手だな・・)」

 

???「お怪我はありませんか?」

 

一刀「あ、いえ、(黒髪の綺麗な子だなぁ・・)お陰様で助かりました」

 

???「愛紗ちゃーん、もうそっちいってもいいかなぁ?」

 

愛紗「あ、はい桃香様、もうこちらに来ても大丈夫です」

 

その声を聞き2人の少女が姿を現した

 

一刀「あのぉ、君たちは?」

 

???「名前は劉備、字は玄徳です。」

 

???「私は、名は関羽、字は雲長だ」

 

???「鈴々はねぇ、張飛なのだ。おにいちゃんは?」

一刀「俺は、本郷一刀。(劉備に関羽に張飛か・・・そして幽州という地名からして・・)つかぬ事尋ねるけど、今って漢王朝だったりする?」

 

関羽「え、えぇそうですが・・」

 

一刀「(やっぱりか・・となると、俺はどうやらタイムスリップしたみたいだ。けどなぜ女の子なんだろ・・・)」

 

劉備「ねぇねぇ、愛紗ちゃん。この人がもしかしたら管ろちゃんがいっていた天の御使いさんじゃない?」

 

関羽「うーむ、あのエセ占い師の言葉を信じるかは置いといてですね、確かに珍しいお召し物を着ていますね」

 

張飛「鈴々は、お兄ちゃんが天の御使いだとおもうのだ。」

 

一刀「あのぉ・・天の御使いって何?」

 

関羽「この乱世に平和を誘う天の使者。自称大陸一の管ろの言葉です。」

 

劉備「今の世じゃ、さっきみたいな盗賊たちも現れるし、漢王朝は税金を増やすしで、このままじゃいけないと思うの。そんな人たちを助けようと旅をしてたんだけど・・・」

 

関羽「その困っていたところに管ろという、占い師がいたんです。」

 

張飛「で、言われたとおりにここにきたらお兄ちゃんがいたのだ。」

 

一刀「なるほど・・。けど、俺は天の御使いといった大それた人じゃないよ。」

 

劉備「やっぱりそ

 

一刀「けど、その肩書きが君たちの役に立つのなら、俺でよければ仲間に入れてもらえないだろうか。俺も困った人を見放すことなどできない」

劉備「///本郷さん・・・いえご主人様。ありがとうございます。私の真名は桃香です。」

 

関羽「私は、愛紗と申します、ご主人様」

 

張飛「鈴々なのだ、お兄ちゃん」

 

一刀「あのぉ、真名って何?それとご主人様って・・」

 

桃香「真名っていうのはね、家族や自分が認めた人にしか預けることの無い神聖な名前なの」

 

愛紗「次の質問ですが、ご主人様は私たちの上に立つ御方ですから、こう御呼びさせていただきます」

 

鈴々「鈴々は、お兄ちゃんのほうがしっくりくるのだ。」

 

会話をしつつ、しばらく歩いていると一面に桃色の世界が現れた

 

桃香「うわー、綺麗だねぇ。」

 

愛紗「ほんとに美しい・・・桃園というのにふさわしいくらい」

 

鈴々「こんなところでお弁当でも食べたら最高なのだ」

 

一刀「はは、鈴々は花より団子だね」

 

愛紗「ふふ、そうですね。」

 

一刀「それじゃ、ちょっと休憩していこうか。先は長そうだし。」

 

桃香「それじゃ、結盟しない?この綺麗な場所で」

 

愛紗「そうですね、ここほど相応しい場所は無いでしょう。」

 

鈴々「鈴々もここがいいのだ」

 

皆それぞれの剣を天に掲げると

 

一刀「我ら四人」

 

桃香「姓は違えども、姉妹の契りを結びしからは!」

 

愛紗「心を同じくして助け合い困窮する者たちを救わん。」

 

鈴々「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも!」

 

一刀「願わくば、同年、同月、同日に死せんことを!」

 

こうして、一刀は頼もしくお互いに信頼のできるかけがえの無い仲間を得るのであった。

読んでいただきありがとうございます。初めて書かせていただくので

言い回しなど変なところもあるかも知れませんが、これからもよろしくお願いします。

さて、書くことがこんなに難しいんだと改めて実感させられました。

前までなら、はぁ、早く更新しないかなぁとか思ってたのですが・・・

立場が違うと見えるものも違って来るんだなぁと・・・。(何悟った風に思ってるんだろw

それでは、読んでくださった方々に良いことがありますように。

 

 
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