-放課後-

「あの、六崎さん、掃除当番なんだけど」

森川さんが、帰る準備をしているメイに話しかける

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メイ「掃除？」
森川「うん、今日は当番だから…」

メイ「あら、前の学校では清掃業者がしっかりとやってくれてましたわ」
森川「ここは生徒のみんなで、教室を綺麗にするのよ
だから、手伝って欲しいの　わからなかったら教えるから」

言いづらいことに違いは無いが、早くここに馴染んでほしい
そういう気持ちもあるんだろう
真面目な彼女らしい

彼女の困り顔に　すかさず後ろから声が飛ぶ

男子Ａ「俺が代わりにやるから」
男子Ｂ「いやいやお願いならボクにして」
男子Ｃ「小生なら朝夕の送迎までいたします　ここはお任せを」
男子Ｄ「アッシなら机と椅子まで磨かせていただきやす」

他クラス男子Ｅ「掃除なんてほっといて、おいらと帰ろうよ」

彼らを無視してメイは俺をちらっと見た　
どうやら意見を聞きたいようだ
自分の意思が一番だとは思うけど…

なんて言おうか


１.　「当番は守るべきだよ」
２.　「俺が代わってやるよ」
３. 「僕を口汚く罵ってください」