FARコン参加作品として、自作「Bandersnatch」のFAガール版が完成しました。
コンペ開始からずっと作り続けていたのに、えらい時間がかかってしまった。もう二度とやらねえぞこんなめんどくさいの。

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元ネタ機の特徴として色、全身の紋様風電飾とマイコンによる制御、武器(クファンジャル及び元射撃武器だった棍棒)をまずは再現。クファンジャルはデスクトップアーミー轟雷を無理矢理改造しました。頭部数カ所に磁石を埋め込んであるので、同じく磁石を取り付けた本体の手にくっつけて持たせることができるようにしています。なので常に頭部鷲掴み。

また、それだけではなんだなと思ったので以下の部分にこだわりを。
・一度やってみたかった目のHアイズ化(追視)
・ガールだし髪型の変更ぐらいは
・せっかくなので軽装状態にもできるように
・軽装時にはヘッドギアも取れるようにしたいからその時用の髪パーツを追加
・動きを感じやすくできるようにしたいので長めの三つ編みを可動工作

特に可動三つ編みに関しては節の一つ一つに軸を仕込み、針金を通すことである程度可動状態での保持が可能になっています。それほど可動範囲が大きいわけではありませんが、動きを表現しやすくなったので自分の中では大成功。まぁこれだけでひと月以上かかったのでもう二度とやりたくないですが。
また、「目が隠れてた方が元ネタの雰囲気に近いかな」とか考えて前髪を伸ばしたせいでせっかくの追視が全然見えなくなってしまったので、目に電飾を施すことで無理やり見えるようにしました(写真ではほぼ写らないですが)。マイコン制御で光量を絞っている(だいたいmaxの1/50ぐらい)ので、悪目立ちはしない…はずです。肉眼では。

その他の電飾は「もう二度とやらねえ」と思っていた元ネタのものと基本的に同じ手法で作っていますが、前回よりは若干マシな出来になったかなと。なおバックパック基部の透明パーツは1.7mm透明プラ板で作成しており、「スジ彫りを施した部分が強く光を反射することで空間に線状の発光が浮かぶ」みたいなやつにしてみました。一度この技法やってみたかった。

塗装については基本的に元ネタと同じ配色ですが、本体と武器の髪の色と塗装方法については相当悩みました。結局本体は凹部分に下地の青を残すように白をグラデっぽく筆塗り(下地及び白はファレホ)、武器は下地白に薄いクリアイエローを気持ちグラデーション気味に吹いています。ちょっとここはうまくいったかどうかが分からない…



なんか元ネタに寄せるかもっとコミカル風にするかの塩梅が難しくて若干中途半端になってしまった気はしますが、「いつか作るか…」と思っていたものを作れた＆色々技法を試せたので、とりあえずは満足。