風呂上がりのナタが、楽しそうに魔獣と戯れてるリリーを見て言いました。
「人間のベビーシッターは虐待とか怖いし、この魔獣に子守は頼もうかしら?」
「そうだな。使い魔は主人とその身内には危害を加える事が出来ない」
「魔獣にも名前を付けてあげなきゃね。さっきお風呂の中で考えてたのよ」
「どんな名前にする気だ?」
「雪のように真っ白だからスノーってどう?」
「それは僕が昔飼ってた猫の名前だ…。しかしこの魔獣はメスじゃないだろ?」
「そうなの?偶然の一致ね!それからこの魔獣は女の子よ」
「えっ…オーラは男のように見えるが?」
「よく見てみなさいよ?このオーラは女の子でしょ!」
「本当だ…!ミカエルと同じ雌雄同体だったのか…?」
「我は体は女であったが、心は男になった…」
「と言う事はミカエルの逆バージョンか…?奴は体が男で心が女だったようだから…。いや、体も半分女で心も半分男だったかもしれない。とにかく奴は得体が知れない!」
「子育ての経験は何度かある。子守なら得意だから我に任せるが良い」
「ベビーシッター雇うと結構高いから悩んでたのよね」
「月末に僕の口座に二億八千万が振り込まれるから金の心配はしなくて良いのに…」
「そんな汚い金をアテにしたくないのよ?どうせ裏金に決まってるんだから!」
「ゲイザーのシナリオは魔獣を仲間にするところで終わってるんだが、この先はどうしたら良いと思う?ナタ」
「おじさんの考えてる事って、私にも予測不能なのよね…」
…つづく
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一応、新シリーズだけど本編の第3部・第204話。