朝の時間はあっという間に過ぎ、ホームルームの時間になっていた。
ホームルームとはいっても私にはたった10分の休み時間に過ぎないと思う。
その休み時間は、ボーっといているうちに終わった。
いよいよ授業開始。
私には毎日この活動をしなくてはいけないと思うと馬鹿らしく思ってくるので、あまり深く考えな
いようにする。
1時間目は世界史の授業。
ホントに紀元前の人たちは凄いことしてきたと思う。
だが私には、今更昔なんか振り返っても意味がないという感情の方が大きいだろう。
現代社会の方が私的には好きだ。
単純に現代のことを学んでいるから。
それからの授業は体育という実技教科も無く、地獄の教科が続いた。
もうちょっと楽な時間割が無いのかと思うくらいの地獄だ。
放課後になる時間の進みは、家に居る時より非常に短く感じる。
用事とは言っても夜にならないと意味がない。
だって闇が来る時間は夜の時間だけなのだから…
「聖也は大変ね」
バックを持っている聖也に言う。
「うん?いや、自分が好きでやっているもんだから大変でもないよ。なんならルナもやってみれば
君だって楽しいと思うかもしれないよ?」
「私がやったらどんな学校が想像できる?」
悩んでいる聖也。
そんな悩むことかしら。
「そうだな。少なからず今よりも良い学校ができることを想像するよ」
そんな真面目な答え…何処から出たのかが不思議。
「ふーん。検討してみるわ」
私はそう言ってバックを持った。
「帰るのか?じゃあまた明日」
さようならと言って教室に出た。
廊下の窓からは部活の練習風景が数々見える。
特に校庭を占領しているのは野球部。
冬という寒い時期にきつい練習を取り組む精神…私に分けてくれないかしら。
あんな筋肉質な体はいらないけど。
そんなことを思いながら校庭が見える窓を通り過ぎた。
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今、晦日が始まると、それは悲惨な出来事。
とても良いとは言えない闇だらけだ。
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