奈月 言花(なづき ことばな)。鬼である。
それも有名な酒呑童子の四天王の一匹、熊童子である。
名前から察しがつくように女である。
とある理由から栫家に押し入ったものの庭より先には面倒事になりそうなので行かず、そこで留まっている状態である。
そこに霊夢がやって来る。
「こりゃあ、面倒そうな奴らが進路をふさいでいるね。まあ、気長に削っていけばそれでいいよ。」
「私は博麗の巫女だけれど、今の独り事は聞かせてもらったわ。」
「待って。奴らがやって来る!」
「来ないんだけれど・・・?」
「気のせいか。」
「見たところ鬼みたいだけれど、退治させてもらうわ。」
「まあ、一本勝負でもする?」
「一本勝負どころか何本でも勝負してあげるわ。」
「そう。それなら・・・いいよ。どちらかがくたばるまで勝負しよう。」
「くたばるも何も弾幕ごっこなんだけれど???」
「さあ、かかって来いよ。」
いつもの弾幕シーン。
「一体何をしようとしていたのよ?」
「その前に、私は奈月 言花。熊童子ね。」
「熊? 察するに鬼の四天王ね。って、そうだったの!」
「私はただ、屋敷に入って悪さをするだけだけど? 悪い?」
「悪いわ!ボケ役は魔理沙だけで十分よ。」
「じゃあ、この辺で私は退散しようと思う。」
「普通に帰るな!」
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栫家と新家、二つの家が天津(あまつ)帝国を名乗った。
代々、両家は過案神社を中心に過去には人間を含めた幻想郷全体で暴虐を働いていた。
(妖怪の山が閉鎖的なのはそういった事情からである。(二次創作))
今では、人間の里とは商売関係にあり、妖怪に対して暴虐を働いている。
霊夢はそんな事情から、この両家の人間達を懲らしめに動くのだった。
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