No.967168

PokemonSM CosmosEpic 44:自分を超えた先

フウイさん

「自分を超える」は、SMのPVにでていた言葉ですね。

2018-09-14 14:53:01 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:844   閲覧ユーザー数:844

 

 

ポニ島から帰ってきたヨウカたちを、たくさんの人が迎えてくれた。

 

「リーリエッ・・・ブジだったんだね!」

「バーネット博士・・・!」

「うん、全員無事だな!」

「ククイ博士も!」

 

親のように慕っていた博士達に受け入れられて、喜ぶリーリエ。

同じように、ツキトのもとにはライチが、セイルのところにはイリマがきていた。

 

「ツキト、うまくやったじゃないか」

「姉ちゃん!」

「お疲れさまです、セイル!」

「ああ・・・」

 

そんな彼女達を見つめて笑みを浮かべているヨウカにも、声をかける人がいた。

 

「おかえりなさい、ヨウカ」

「ママッ!」

「・・・無事に、帰ってきてくれたな」

「・・・に、パパッ!?」

 

そこにはなんと、ヨウカの母親だけでなく父親もいた。

両親がそろった姿を久し振りにみたヨウカは驚いて2人を交互にみた。

彼女のリアクションに対し父親は苦笑しつつ、話を続けた。

 

「・・・そんな反応をされても、仕方ないか。

ずーっと仕事ばかりで、お前やママをほったらかしてたからな・・・」

「そんな、パパはあたし達のために仕事をしてたんでしょ!

だから気にしてないよ!」

 

ヨウカの言葉に励まされた父親は、妻から娘がポケモントレーナーとして、このアローラに伝わる島巡りに挑戦していることを聞いた。

 

「お前も、ポケモントレーナーになったんだな・・・そして、その島巡りもやり遂げた。

ヨウカの成長をみてると、アローラにくることができてよかったと思うよ」

「・・・あははっ」

 

両親と喜びあっていると、ハラはハウと話をしていた。

どうやら、ハウが提案していたヨウカとのポケモンバトルについて話をしていたようだ。

 

「・・・ハウ、では、やるんですな?」

「うん・・・じーちゃん、おねがい!」

「うむ!」

 

ハウは頷くと、ヨウカの前にたつ。

 

「ヨウカ、ハウがこっちをみてるロトよー!」

「そうだね」

 

ハウがこちらに来たことに気付いたヨウカは、ハウと目線をあわせる。

 

「目と目があったら・・・バトルだよねっ」

「ヨウカ・・・フルバトルをやろー!」

「うん!」

 

そして2人は、土俵に上がり向かい合うと、モンスターボールを手に取った。

2人の準備が整ったのを確認したハラは、審判のために中央にたつ。

 

「ではこれより特別試合を開始する!

勝負を行うは、かたやヨウカ、こなたハウ!

ルールは6対6、一匹ずつの勝負であり、全員戦い終わったときの勝ち星の多い方を勝ちとする!

ここにいる、2人のポケモントレーナーの勝負を、みなさま、ご鑑賞くだされ!」

「おぉぉぉぉ!!」

 

 

「ヨウカー!

おれ、ヨウカと戦いたいってずーっと思ってたんだよー!

ポケモントレーナーとして、今も勝負したいと思ってるー!」

「あたしも、ハウくんと勝負したいと思ってたんだ!

だから、この勝負に全力投球するよ!」

「・・・試合、開始!」

 

ハラの合図とともに、双方は最初のポケモンを出した。

 

「おねがい、キャキャ!」

「カリちゃん、ゴーッ!」

 

ハウはペリッパーのキャキャ、ヨウカはラランテスのカリちゃんだった。

カリちゃんが放ったエナジーボールを、キャキャは大空を飛び回りながら回避し、つばさでうつ攻撃を食らわせる。

 

「リーフブレード!」

「はがねのつばさー!」

 

リーフブレードとはがねのつばさがぶつかりあった直後、このはがキャキャに襲いかかった。

それをかぜおこしで吹き払った直後にハイドロポンプを打ち込もうとしたが、そこでカリちゃんはにほんばれを使い水のダメージをさらに減らしてきた。

 

「つばさでうつ攻撃だー!」

「シザークロス!」

 

つばさでうつとシザークロスが衝突し、技のエネルギーが弾け飛ぶ。

そこにカリちゃんはキャキャに向かってはなふぶきを放ったが、キャキャはそれをぼうふうで吹き飛ばし、そのままカリちゃんを攻撃した。

 

「やった!」

「負けないでカリちゃん!

ソーラーブレード!」

 

ぼうふうにあおられながらも、カリちゃんはにほんばれによって素早く繰り出せるようになったソーラーブレードをキャキャにたたき込んだ。

まさかあの中からこの強大な一撃を食らわせにくるとは思わなかったハウはただ、キャキャが戦闘不能になる瞬間を見ることしかできなかった。

 

「それまで!

この試合はラランテスの勝ち!」

「・・・キャキャ、ありがとー!

おれ、次はかつよー!」

「ナイス、カリちゃん!」

「あいしょうをのりこえた、ナイスなショウブロト!」

 

それぞれポケモンを戻して、次のポケモンを出す。

そのときのハウの顔は、純粋に勝負を楽しんでいる顔をしていた。

 

「次はきみだよー、ネコネコ!」

 

次にハウが出してきたのは、ネッコアラだった。

それにたいしヨウカが出したのはサニーゴのサニちゃん。

 

「パワージェム!」

 

まずはサニちゃんのパワージェムがネコネコに命中したが、ネコネコはそれで倒れることはなく、反撃としてシャドークローを食らわせてきた。

 

「ネコネコ、ローキックだよー!」

 

ハウの声にあわせてローキックという技を繰り出してきたネコネコ。

その技を受けて一気に大きいダメージを受けるサニちゃんは、じこさいせいで回復してから次の攻撃を繰り出す。

 

「アクアブレイク!」

 

みずの物理技であるアクアブレイクをまともに受けてもネコネコはまだ倒れない。

見かけによらず耐久力があるんだな、とヨウカは思いつつ次はロックブラストを指示していく。

 

「つるぎのまいー!」

 

そこでハウはつるぎのまいを指示して、ネコネコの攻撃力をあげていく。

あがった攻撃力でシャドークローを繰り出して、飛んできた岩をすべて打ち落とし、さらにサニちゃんに向かって技を繰り出して攻撃していく。

 

「ウッドハンマーッ!」

「さにごっ!」

「サニちゃん!」

 

くさタイプの大技であるウッドハンマーをもろに受けたサニちゃんは、回復する余力もなく戦闘不能になった。

 

「この試合、ネッコアラの勝ち!」

「やったね、ネコネコッ!」

「あっちゃぁ・・・!」

 

第2試合はハウの方に軍配がくだった。

ヨウカはサニちゃんをボールに戻しつつ、ハウが強くなっていることを感じていた。

この勝負には、ますます負けられないと思いながら。

 

「・・・ハウさん・・・ヨウカさんも・・・お互いに勝負を楽しんでます・・・!」

「ああ・・・ハウが落ち込んでると聞いたとき、心配もしたが・・・今の彼をみていると、それはせいちょうのためにたくわえるを続けてきたんだな!

それが今、ポケモンバトルという行動でだいばくはつを起こしているんだ!」

「ヨウカも、前から持っていた強さを捨てることなくずーっと持ち続けていたのが伝わってくる。

自分というものをあの子は持っていた、それを捨てないで大事にしてた。

だから、強いのよ」

「・・・挫折からの強さと、持ち続けた強さ・・・それを、お互いに全力を出すという、それぞれの形で表しているのですね・・・!」

 

博士達と勝負をみていたリーリエは、その勝負に完全に見入っていた。

 

 

3匹目にだしてきたのは、ハウがマケンカニのカニカニ、ヨウカが出したのはサンドパンのサンくんだ。

メタルクローで向かってきたサンくんにたいし、ハウはあわてずにカニカニにグロウパンチを指示した。

 

「カニカニ、そこでメガトンパンチ!」

 

グロウパンチによって弾き飛ばされたサンくんにおいうちをかけるかのごとく、メガトンパンチを食らわせる。

その一撃にメタルクローでむかえうったサンくんはつららばりで反撃してダメージを与える。

 

「一気に押してくよー、連続でグロウパーンチ!」

「こっちだって、連続でいくよサンくん!

つばめがえし!」

 

グロウパンチとつばめがえしが衝突していく。

最初は互角だったが、グロウパンチの効果もあってか徐々にカニカニの方がサンくんを押していった。

 

「いまだよ、クラブハンマー!」

 

その流れでクラブハンマーを繰り出し、サンくんにクリーンヒットさせた。

これは決まったと思ったが、徐々にサンくんの身体が輝き始めた。

 

「なに・・・!?」

「サンくん、メタルバースト!」

「えぇーっ!?」

 

受けたダメージを倍にして返す技、メタルバースト。

それにより、パワーアップしていたはずのクラブハンマーを、自分にもうけてしまう。

直後にヨウカはさらに、指示を出した。

 

「そのまま、ふぶき!」

「あぁー!?」

 

ふぶきはカニカニを包み込み、そのまま凍り付けにした。

氷の中に閉じこめられたカニカニは、動けなくなってしまった。

 

「カニカニがこおっちゃったー・・・!」

「それまで!」

 

これで第3試合も終了、ヨウカとサンくんの勝利だ。

このままノンストップで、次の試合に続く。

 

「ミミちゃん、レッツゴーッ!」

「メンメンだよーっ!」

 

ミミッキュのミミちゃんと、エルフーンのメンメンがそこに出てきた。

まずはミミちゃんがメンメンに向かってかげうちを放ち先手でダメージを与える。

その一撃には驚きながらも、メンメンはわたほうしを繰り出してミミちゃんを惑わす。

それによりすばやさを下げられ、ミミちゃんがシャドークローを繰り出そうとしても前もって繰り出されたかげぶんしんで回避される。

 

「あのエルフーンの特性は、いたずらごころだな」

「いたずらごころ・・・へんかわざを優先して出せる特性ですね」

「ハウのやつ、ポケモンの特長を生かして戦っているな!」

「ヨウカ、クセンしちゃってるロト・・・!」

 

メンメンにうまくヒットできている技は、かげうちとマジカルシャインくらいだし、ほとんどみがわりやかげぶんしんで防がれてしまう。

変化技に攪乱されて、うまく攻撃ができないところにメンメンはミミちゃんに対して大技を繰り出す体制に入った。

 

「メンメン、ぼうふう!」

「ミミちゃん!」

 

ぼうふうに巻き込まれて、ミミちゃんは大きなダメージを受けてしまう。

実はミミちゃんのばけのかわは、相手のメガドレイン連発によってはがれてしまったのだ。

 

「大丈夫!?」

「キィィィ・・・」

「よし、じゃれつく攻撃!」

 

今度はじゃれつく攻撃を繰り出そうとしたが、それはみがわりによって防がれてしまう。

その間にもメンメンは風に乗った素早い動きで一気にミミちゃんに近づいていた。

 

「とどめだよ、シャドーボール!」

「フーン!」

 

効果抜群のシャドーボールがとどめとなり、ミミちゃんは戦闘不能となった。

 

「それまで、エルフーンの勝ち!」

「やったねー、メンメン!」

「フゥーン!」

 

 

「5試合目、開始!」

「ビィビィの出番だー!」

「いっておいで、タツくん!」

 

5試合目に出てきたのは、ブーバーンとボーマンダだ。

ブーバーンのビィビィはかみなりパンチでボーマンダのタツくんにつっこんでいくが、タツくんはそらをとぶで回避し、高いところからハイドロポンプをはなってビィビィを攻撃する。

 

「きあいだまー!」

 

ハウはその技で、ハイドロポンプを相殺する。

だがそのとき発生した爆発の煙に紛れてりゅうのはどうが飛んできて、そのダメージを受けてしまう。

 

「ドラゴンテール!」

「こっちはアイアンテール!」

 

ドラゴンテールにアイアンテールで対抗し、押し切ってアイアンテールを食らわせる。

直後にかえんほうしゃを放って追撃した。

 

「ビィビィ、オーバーヒートッ!」

 

激しい炎を浴びせて、一気にダメージを与える。

だがそれでもタツくんは倒れることはなく、ビィビィを振り払ってからの急降下攻撃を食らわせる。

 

「ドラゴンダイブ!」

 

ヨウカが指示したのは高い威力を持つドラゴンの物理技、ドラゴンダイブ。

それをタツくんは繰り出し、ビィビィに大きなダメージを与えた。

その強大な威力を持つ一撃には耐えたものの、その威力の影響でひるんだ。

 

「うっそ!」

「そこだよタツくん、ドラゴンクロー!」

 

ドラゴンクローが決まって、ビィビィは戦闘不能。

これで5試合目もおわり、残るはあと1試合になった。

ハウはもうあとがないが、それでも笑みを絶やすこともなければ勝負から目をそらすこともしない。

 

「ここで、すべて決まるねー!」

「うん!」

「例えひきわけでも、負けでも・・・おれはポケモンと最後まで勝負するよー!」

「あたしも、最後まで勝負をする!

最期の一瞬まで最高の勝負を見せるよ!」

 

そう言葉を掛け合いながら、ヨウカとハウは最後のポケモンを出した。

 

「最後はきみの番だよー、ライライーッ!」

「勝負を決めにいくよ、ニャーくん!」

 

そのポケモンは、ヨウカにとってはニャーくんが、ハウにとってはライライが初めてパートナーにしたポケモンだった。

互いにとって、絆の強さにおいて一番自信があるので最後までとっておいたのだ。

 

「10まんボルト!」

「かわして!」

 

率先して動いたのは、スピードの速いライライであり電撃による攻撃をニャーくんに浴びせようとしていた。

ヨウカはその攻撃を回避するように指示を出し、さらに攻撃を仕掛ける。

 

「かえんほうしゃ!」

「サイコキネシス!」

 

かえんほうしゃを浴びせようとしたが、ライライはそれをエスパーの力で操って逆にニャーくんにダメージを与えてきた。

本来効かないエスパー技を、こういう風に応用させているのだ。

 

「技の使い方なら、あたし達も負けないもんね!

ニャーくん、DDラリアット!」

 

まずはDDラリアットを食らわせて、ライライに効果抜群の一撃を与える。

その一撃が効いているライライにたいし、ヨウカ達はさらにおいうちをかける。

 

「そこからさらに、シャドークロー!」

 

また、効果抜群の一撃だった。

連続で攻撃を受けてもライライは宙に浮かび、しっぽに乗り続けていた。

 

「だいじょーぶ!?」

「らぁい!」

「ニャーくん、もう一度DDラリアット!」

「させないよー、こうそくいどうでかわしてー、チャージビーム!」

 

ハウの声にあわせて、ライライはこうそくいどうでニャーくんの攻撃を回避すると四方八方からチャージビームを浴びせてくる。

攻撃しながら己の攻撃力をあげる戦法をこの戦いの中で目撃していたが、ここでも出してくるとはと、ヨウカは口角をあげた。

 

「ニャーくん、ひのこ!」

「ガァァウ!」

 

ヨウカの指示にあわせて、ニャーくんはひのこをまき散らし、少しずつダメージを与えていく。

その動きで、地道にでもダメージを与えていくつもりなんだと悟ったハウはチャージビームの指示をやめて、ふつうの攻撃に転じる。

 

「10まんボルト!」

「じごくづき!」

 

10まんボルトを受けながら、じごくづきを繰り出して攻撃する。

 

「一進一退の攻防ね・・・!」

「・・・!」

 

攻撃されてはやりかえす。

この激しさの中で互いの体力は削れていき、残された体力もわずかになっていった。

互いに体力が残り少ないと悟ったヨウカとハウは、次の技で雌雄を決することを決めた。

 

「・・・ここで、Zワザ同士をぶつけるよ!」

「うん!」

 

そう叫び、2人はZワザを出す構えに入る。

ポーズを取った後で、Zリングからパワーがそれぞれのポケモンに注がれ。

 

「最強の一撃、ずっばーんと届けー!

スパーキング・ギガボルトーッ!」

「あたしとポケモン達のゼンリョク!

このZ技に全てかける!

ダイナミック・フルフレイムッ!」

「ラァーイチュウウウ!!」

「ガァオォォオォオウ!!」

 

同時に繰り出された、でんきとほのおのZワザが激しくぶつかりあい、その場に大爆発が起きた。

 

「うわぁっ!」

「うあぁっ!」

 

ハウもヨウカも、その爆発に吹っ飛ばされないように踏ん張りながら、戦場をみる。

煙が立ちこめていて、どちらがかったかわからない2人は、必死にポケモンの名前を叫ぶ。

 

「ニャーくん!」

「ライライ!」

 

やがて風の流れによって煙ははれていき、戦場が明るみになった。

そこには倒れてるオレンジ色のポケモンと、ボロボロながらも立っている赤いポケモンがいた。

そこで、勝敗は完全にわかった。

 

「ニャーくん・・・!」

「ライライー!」

 

最後にニャーくんが立ち上がり、ライライは倒れたままだったのだ。

これにより、ヨウカの勝利が確定し、ハラは審判を下す。

 

「それまで!

特別試合は終了、勝ち星4で、この試合の勝者は・・・ヨウカ・タツミ!」

「よーっしゃぁーっ!」

「うぉぉぉぉ!!」

 

歓声が、この広場全体に響きわたる。

 

 

「ニャーくん、やったね、ニャーくん!」

「がぁう!」

「・・・うー、くーやしいー!」

「ハウくん」

 

喜ぶヨウカ達に対し、むすっと悔しい顔をしていたハウだったが、すぐにいつもの無邪気な笑顔に戻る。

彼に抱き抱えられているライライも、笑っていた。

 

「・・・でも、サイコーに楽しいバトルだったよー!

今までのどのポケモンバトルよりも、心から楽しめるようになったよー!

おめでとー、そしてありがとー、ヨウカー!」

「あは、ありがと!

ハウくんも、ホントに強かったよ・・・あたしも、すごく楽しかった!」

 

互いの実力を認め合い、全力の勝負に満足して、無邪気に笑いあう2人。

そんな彼らに、ハラが歩み寄ってきた。

 

「ハウ」

「じーちゃん」

「・・・よくぞ、ここまで強くなったのう・・・わしは、お前を誇りに思うぞ」

「・・・えへへー」

 

ハラにも強くなったことを認められ、ハウは照れる。

そんなハウとヨウカに、リーリエが駆け寄ってきた。

 

「リーリエ!」

「リーリエちゃん!」

「・・・2人とも、いいバトルでした!

目を離せなかった、こんな気持ち初めてで・・・今も気持ちが高ぶっています!

ヨウカさんもハウさんも、本当に素敵でした!」

「えへへっ・・・ありがと!」

「おれもー、こんなバトルはさいこーだよー!

ヨウカと友達になれて、よかったー!」

「あたしもだよ!」

 

そう言ってリーリエの前でヨウカとハウは友情と健闘をたたえ合うために握手を交わした。

そのとき拍手と歓声がわきあがり、遠くからはポケモンの鳴き声が聞こえてきた。

 

「守り神・・・ですな」

「今のバトル・・・カプ・コケコもみてたんだよね」

「うん!」

「ええ」

 

そういって3人は、マハロ山道のてっぺんを見つめたのだった。

 

「・・・」

 

そのときリーリエは、強い光をその翡翠色の瞳に浮かべていたのだった。

決意の色の、光を。

 


 
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