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No.966539
OZAさん
「あの頃と変わらぬ海の上に 浮かぶボトルシップは すっかり変わってしまった 海の色も風の表情も何も知らないまま。
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一生懸命こしらえた砂の城。 崩れて欲しくない気持ちは判るけど、 どんなに頑丈な鳥籠に 閉じ込めたつもりになった所で それは詮無き事。 甘い幻想が 苦い思い出に変わる事なんて 何回も何回も覚えがあるけれど この夏 それが また一つ増えただけのこと。 向こうの団地の廊下に 明かりが灯り出す頃、 最後の一本がここを経てば ひと夏限りの舞台に設えられた 急ごしらえの停車場は 幕を降ろすのさ。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ A4(210×297)サイズのケント紙に水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの... なのですが、鳥籠や劇場(駅舎)・壁の模様をはじめとする細部には特に 水彩色鉛筆の顔料を用いたりしました。 劇場(駅舎)、ボトルシップ等大きめのモチーフが並びますが、 これらの配置の仕方やアングルで悩んだりもしました。 「本郷台駅前祭り」の水彩色鉛筆ワークショップの時に 展示致しました。
2018-09-08 19:45:36 投稿 / 1320×944ピクセル
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「あの頃と変わらぬ海の上に
浮かぶボトルシップは
すっかり変わってしまった
海の色も風の表情も何も知らないまま。
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