No.965418

東方天変陽 第五話・東方海O震 ~ Sea an orgasm. 5面(雨樋スカーレット)

幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。

2018-08-30 11:11:21 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:383   閲覧ユーザー数:383

五面

 

 

雨樋が下を見ると湖の深部であろう水の暗さが見て取れた。

変わらず、妖精(♀)とアラサラウス(♀)の猛攻が続いてはいるが、それを軽く避け、それらを掃討する雨樋の姿があった。

 

その風景はショットの派手さと湖の波紋の地味さが溶け合った様子で、ミスマッチな風景だった。

こげ茶色の地味なコートを羽織った女性を雨樋は見つけた。

 

雨樋「あなた、格好いいわね。」

 

空寝「いや、そうでもない。龍神様の創った戦場だから地味な服装をしているだけだ。」

 

雨「あなたの名前は何ていうの?」

 

空「空寝だ。よろしく頼む。」

 

雨「何か違和感があるわ。礼儀正しすぎるのよ。」

 

空「何日か前にここを突破されたんだ。巫女に。その巫女の真似をしているだけだ。」

 

雨「それはきっと霊夢ね。この水源郷の名称を広めた巫女。」

 

空「そんな名前だったな。ところで弾幕戦争をしないか?」

 

雨「あなた、まさか悔しくて私にぶつけようとしている? まあいいけれど。」

 

空「私が悔しいか? そうなのかもな。巫女と魔女のふざけた二人に突破されているのだからな。」

 

雨「じゃあ、弾幕勝負ね。」

 

第一のスペルカードが発動する。

 

 

最期のスペルカードを雨樋が避けきる。

 

雨「あはは、ついに3人目に抜かれちゃったわね!」

 

空「なぜだ。なぜ突破される。難しく造ったはずなのに。」

 

雨「ごめんね。格好いい人を見るとついついいじめたくなっちゃうのよね。」

 

空「ああ、そうだ。聞きたい事はないか? 質問を受け付けるぞ。」

 

雨「ごめんね。静玉に色々と聞いているから、透けるのよね、あなたの人物像も背景も経歴も。」

 

空「そうか、私って薄っぺらかったのか。」

 

雨「じゃあね。空寝、私の格好いい人。」


 
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