No.963496

東方天変陽 第五話・東方海O震 ~ Sea an orgasm. 3面(博麗霊夢)

幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。

2018-08-13 10:57:42 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:315   閲覧ユーザー数:315

三面

 

 

太陽が真上に来た頃。

博麗の巫女はその空を飛んでいた。

この界面湖が出来たばかりの時ぶりの霊夢は余韻に浸る暇もなく、攻撃にさらされていた。

霊夢がスペルカード・陽符「夢想風韻」を発動し、湖からの攻撃者を一掃する。

 

この攻撃者は隠岐奈に言われて、霊夢が水源郷に来た時からついてきたアラサラウスの集団だ。

 

その後、霊夢は広大な界面湖に一つの船がある事を見つける。

 

霊夢「そこにおりましょう。」

 

フェイクオブフランドール「降りるならいいけど、圷(わたし)の話を聞いてくれるならの話よ。」

 

霊「あなたと話す?」

 

フ「嫌そうね?」

 

霊 「紅魔館で会ったかしら??」

 

フ「この世界では、圷(わたし)はフランドール・スカーレットの偽物。」

 

霊 「フランドールね・・・。誰かさんと同じ名前・・・???」

 

フ「”フランドール”って名前じゃないんだけど・・・・・。(話が通じないようね。)」

 

フ「そろそろ弾幕ごっこと行きたいところね。段階的に。」

 

霊 「弾幕ごっこはもう私にとってはコミュニケーションみたいなものになっているわね・・・・・。」

 

フ「じゃあ、始めるわ。」

 

第一のスペルカードが発動する。

 

 

最期のスペルカードが終了する。

 

ボロボロになった”フランドール”に霊夢は話す。

 

霊「ここにはいつ来たのかしら?」

 

フ「10日ほど前に来たの。」

 

三か月前に霊夢はここ水源郷で、界面湖が出来る様を見ている。

だから、”フランドール”は界面湖が出来た八十日後に来た事になる。

 

霊 「それなら、多分空寝は知らないのよね?」

 

フ「”空寝”って誰?」

 

霊 「誰かは知らないけど、巫女の私を狙っているらしいのよ。」

 

フ「そうなの。」

 

霊 「先刻(さっき)から空に飛んでる光りがあるけど、あれは何?ちらちら、湖面に映って気になるのよ。」

 

フ「”魔女の光り”。魔女達が西方に向かっていくのを自己顕示しているの。」

 

霊「そうなの。」


 
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