※ この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
白く煌びやかな色をしている。暫くまともな食事にありつけなかったが、こうして食べる機会に巡り合えた。極限まで切り詰めていた故、思考は箸に至らない。浅ましくも安物のタレを掛け、素手で掴み、押し込む。僅かな噛みごたえを残し、次第に口が溶かす。喉に余韻を残しながらも一枚、また一枚と胃に消える。
ああ満腹だと寝転び、口を拭って天井を見上げる。さてこれからどうしようかと頭を掻き、塵紙とタレの空容器をゴミ袋に投げ捨てた。
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小説初投稿。短編です。