No.953173

百合と食欲

赤城まやさん

埼玉から引っ越してきた前島恵美(まえじま えみ)と大阪から引っ越してきた西条玲良(さいじょう れいら)がひとつ屋根の下や大学でいろんなものを食べたりします。
このSSには関西弁が書いてあります。間違っているところがあればコメント欄で教えてください。

↓オリキャラの詳細
https://twitter.com/i/moments/974850251164041216

2018-05-20 14:58:52 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:900   閲覧ユーザー数:899

「西条さんおはよ~」

私の名前は前島恵美、今年から大学4年生になる至って普通な女の子だよ

「うん、おはよ~今日もいい天気やな~」

彼女の名前は西条玲良、大阪出身の同じ年の女の子

「今日の講義は、これとこれか…」

「朝ご飯、できたで~」

西条さんが作ってくれた朝ご飯をいただく。西条さんは料理上手だと思う。

私と西条さんは朝ご飯を食べた後、パジャマから服に着替えた。

私は西条さんの豊満でたわわに実った体に目をやる。

「ねえねえ、西条さん」

「なに?」

私は西条さんのお腹を揉む

「ひゃあ!な、なにすんねん!」

「ん?お腹揉んだけど。」

「そ、そうやなくて、なんで揉むの!」

西条さんが頬をぷくーと膨らます

「だって、宝箱を見つけたら開けるでしょ。」

「うん」

「その定理。」

私はドヤ顔で言ったら

「へぇ?」

困った顔された。

身支度した後、2人で大学へ向かった。

すると…

「あら、西条さんと前島さん。おはようございます。」

彼女の名前は豊原美森、清楚でぽちゃっとしている女の子。

「おはよう、美森ちゃん。いつもかわええな~」

と挨拶した。

私も

「うん、このエロいお肉を揉みたくなるくらいかわいいね。」

と言ったら、美森ちゃんは

「え、エロイのですか…?な、なるほど、そうですか…」

少し困惑したみたいだ。

美森ちゃんと話した後、教室へ向かう。

時間は午前9時。講義中に西条さんのお腹が鳴った。

「お腹なっちゃった…恥ずいなぁ~」

西条さんの顔が真っ赤になった。

講義が終わると、西条さんが話しかけてきた。

「なあなあ、今からたこ焼き買いにいこうや!」

「いいけど、次の授業って…」

「2時間後だよ」

「なら、食べきれるね。」

「うん。」

私と西条さんはたこ焼きを買いに行った。

私は6個入りたこ焼きを、西条さんは12個入りたこ焼きを購入した。

「このたこ焼きのほくほくあんばいが堪りまへんな~」

「そうだね、美味しいよね!」

「うん、また頼もうっと。」

西条さんはレジへ向かった。

「すいまへん、このたこ焼きとこのたこ焼きをください。」

「はーい。」

西条さんはたこ焼きを購入した。

「お待たせー」

「何頼んだの?」

「チーズ入りたこ焼きとイカたこ焼き」

「一つ食べさせて」

「いいよ、はいあーん」

西条さんが使ったつまようじでいただく。西条さんと間接キスをしてしまったうれしさとたこ焼きのおいしさが絡み合っていく…

「うまいか?」

「うん、チーズがとろっと出てきて美味しいよ。」

「うちも食べよ。いただきまーす」

たこ焼きを食べ終わった後、次の教室へ向かった。

西条さんと私が出会った場所だ。久しぶりに思い出してみよう…

大学1年のころ、埼玉からこの地へ引っ越してきた。

この地には一回も来たことがなく、一人で暮らすのがすごく疲れ、逃げたくもなり帰りたくもなった。そんな時、話しかけてくれたのは大阪からこの地へ引っ越してきた西条さんだった。

「ねえねえ、そこの子?」

「わ、私ですか?」

「そうそう、君だよ。」

このころの西条さんは身長が高くておっぱいを中心にむちむちしている人だった。

「君、名前は?」

「えっと…前島恵美です。あなたは?」

「うちは西条玲良や。よろしゅうな!」

「あっ、はいよろしくお願いします。」

私はとっさに頭を下げた。そしたら…

「頭をあげなさいちゃうわけや。うちも君も同い年だし、悪いことしてへんでしょ。やから頭を下げなくてええよ」

「あ、ありがとうございます。ちなみに西条さんの出身はどこですか?」

「うちは大阪や。前島さんは?」

「私は埼玉です。あの、東京の上の。」

西条さんは「へえー」って顔で私の話を聞いてくれた。

突然の出会いから、西条さんとはよくあった。学科も偶然同じで、教室も同じ。

季節は流れていき、梅雨の季節がやってきた。

西条さんと私はさらに仲良くなったものの、生活が厳しくなった。バイトをしていたが安い賃金と高い税金のせいで、食費と水道電気代がやっとだった。

そのことを西条さんに話してみた。

そしたら…

「じゃあ、うちの部屋に住まない?」

と言われた。正直驚いた。

人を家に入れることはあっても、人の家に入ることは生まれて初めてだったので、

「え!?い、いいですか?」

と言ってしまった。

すると西条さんが

「うちは構わへんけど…」

と言ってくれた。

あの日、もし西条さんの誘いを断っていたら私の経済状況はさらに悪化してたかもしれない。と思うと感謝しかない。」

大学から帰宅後、私はいろんなものをカバンに詰め、西条さんの家へ向かった。

西条さんの家は少し大きめな一軒家だった。

私が住んでるアパートとは大違いだ。

インターホンを押すと、西条さんがドアを開けて

「門が開いてるから、閉めて入ってきてね。」

「はい。」

西条さんの家の中はいい匂いがしてて、きれいに整頓されていた。

「えっと、前島さんの部屋はここね。」

「あっ、ありがとうございます。」

西条さんの家に居候してから1年が経ち、この生活に慣れてきた。

「お好み焼きとたこ焼きと串カツ作ったけど食べる?」

「うん。ありがとう~」

私は西条さんが作った料理をいただく。

「うまいか?」

「うん、美味しい。」

西条さんは嬉しそうだった。

そして、大学2年から3年にかけて、むちむち度に磨きがかかったのか。

 

「おーい、前島さん。」

西条さんの声がする。

「何?西条さん。」

「どうしたの、ぼーとしてたけど。考え事?」

「少し西条さんのこと思い出してたの。」

「確か、出会ったのってここやったなぁ~」

「昔の西条さんは威圧感があったな…」

「そんな、怖かった?」

「正直…」

「まあ、あの頃は大阪から初めて出たからなぁ。緊張してたかもしれんね。」

「西条さんも緊張してたんだ…」

「まあ、正直…でも、あの頃うちが声をかけなりよったら知り合うこともなかったちうわけや。そう考えると、話しかけてよかったって思うわ。」

「私も西条さんに話しかけられることがなかったら、たぶんここにはいない…」

「前島さんはお金もなかったし…」

私と西条さんは椅子に座って話してた。気づいたら講義まで30秒だった。

 

すべての講義が終わると、西条さんと一緒にサークルへ…

サークル会場に向かうと、梶山ちゃんがいた

「おつかれさん~」

「あっ、お疲れ様です!」

彼女の名前は梶山皐月。むちぽちゃなポニーテールの女の子。漫才を見るのが少し苦手で、避けていたが、西条さんに連れられて大阪の舞台を見に行ったら少し好きになったらしい。

パフェが好き。

「今どうなっとるの?」

「えっと、この会社の株価は始値は1836で終値が1796、安値が1755で高値は1865です。」

「安定してる気がするけど…気のせいかな?」

サークルが終わると、西条さんと一緒に家に帰った。

「ただいまー」

「お腹空いた~」

手を洗ったり、明日の用意をした。

用意が終わると、夜ご飯ができていた。

「はよ、食べよ~」

机にはラーメンとシュウマイ、肉まんとケーキが用意されていた。

「いただきます!」

西条さんはラーメンを食べる。

もぐもぐ…むしゃむしゃ…もぐもぐ…

もぐもぐ…むしゃむしゃ…もぐもぐ…

西条さんはまだ物足りないようで、シュウマイも食べる

もぐもぐ…むしゃむしゃ…もぐもぐ…

もぐもぐ…むしゃむしゃ…もぐもぐ

私と西条さんはほぼ同じ時間に食べ終わった。

私は西条さんのお腹を見た。

西条さんのお腹はぱんぱんに膨らんでいた。

「げぷぅ…もう食べれへん…お腹が破裂しそう…」

西条さんはまんまると膨らんだお腹をさすりながら言った。

食べた後、くつろいで歯を磨いて、お風呂に入った。

 

「ねえ、西条さん。」

「なに?」

「最近、太ったでしょ。」

「そ、そう…?」

「だって、このおしりとかお胸とか」

私は西条さんの尻肉を揉む。

「ひゃあ!や、やめてよ…」

「お腹もね?」

「太ったうち…どうやろか?」

「とてもエロい。」

「少しやせたほうがいい?」

「むしろ、太ってほしい。この肉付き感とか好き。」

私は深夜1時を回るまで西条さんの贅肉を揉む。

その度、西条さんの喘ぎ声が聞こえる

少しいじめてみよう。

「自分の贅肉を揉まれて、感じるって変態だね。」

「前島さんもね。」

私は西条さんがもっと、喘ぐように肉を揺らす。

その後、私たちは抱き着きながら寝た。

 

 


 
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