円卓騎士をモチーフにした空戦FAコンペ「ナイツオブラウンド」参加機体となります。
以下機体説明。

対NSG-X空戦部隊＜KoR＞用に「大火力による敵機の殲滅」を目的としてRF-Ex10/Sを原型に開発された機体。
初代＜ボールス＞が大破した為に作られた＜2代目＞である。

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原型機と同じく巡航形態への変形機構を持つ他、肩部の大型装甲を用いた大剣形態への変形機構を持つ。
急進派が使用していた降下艇跡地に残されていた特殊TCS装甲＜エナジーウイング＞を組み込む事で、巡航形態では強力な揚力を、大剣形態ではNSG-X級のTCSであれば強引に押し潰すほどの強固なベリルフィールドを展開する事が可能となった。
大剣形態の大火力と引き換えに、貧弱であった推進力を補うための改修が行われるはずが、終戦を迎えてしまったためにペーパープランに終わってしまった。

型式番号:RF-KoR/V
所属:防衛機構円卓騎士団ナイツオブラウンド

頭頂高:17m
乗員:1名
固有装備:エナジーウイング・ベリルベーン
兵装:ヴェルグランサー・ドラグテイル・グレイラー・グレイルカリバー
駆動骨格:フレームアーキテクト TYPE001

・エナジーウイング
急進派がXFA-CnV＜バルチャー＞の原型を建造したと思われる降下艇に残されていた特殊なベリルユニットを装甲状に成形した物。
TCSオシレーターそのものが重ねあわさって作られている事により、通常のTCSより分厚いフィールドを形成する事が可能。
内部に鋳込まれている極小のUEユニットが確認されている事から、NSG-Z0のTCSオシレーターⅡ型との関係があると思われる。

・空戦槍＜ヴェルグランサー＞
手持ち武装。
ヘヴィウェポン“ガンブレードランス”の基部・及びバルチャー改に撃破された軽量型フレズヴェルク=ルフスの機首部を流用しており、遠距離では火器、中距離では槍、近距離では薙刀として扱える万能兵装。
欠点としては搭載されたバッテリーパックが小規模でありながら、莫大なエネルギーを消費する事。最大出力では2分程度でTCSフィールドが消失する。なお後述のグレイラーに接続する事でエネルギーの充填が可能である。

・可動式攻勢防盾装甲＜グレイラー＞×2
ボールスの肩に接続されている大型装甲。
装甲内部にはサブジェネレーターが搭載されており、基部フォトンブースターやベリルブレード、ヴェルグランサーのエネルギー供給などに使用されている。
接続部のアームが剥き出しになっているため、破壊されてしまうと脱落し使用不可となる。

・辮髪銃剣＜ドラグテイル＞
三節刀の代わりに装着された多関節アームとガンブレードランスから構成された武装。
フレキシブルな可動により、近接戦闘時のカウンターやミサイルへの迎撃などに役立てられる。

・聖騎士大剣＜グレイルカリバー＞
ヴェルグランサーをグレイラーに接続し、剣身とする巨大剣。敵弾をTCSフィールド、大型装甲の二段構えで搔き消しつつ突撃、TCSフィールドと剣身の莫大な質量で叩き潰す兵装。
推力、積載ともに余裕のあるアルトリアが使用する前提で開発されたため、他機体での使用は困難である。
推進力強化改修により、アルトリア以外の機体でも使用可能になるはずであったが、こちらは前述の通りペーパープランとなってしまった。