No.94526

恋姫無双異聞録~第10話~

鴉丸さん

第10話です


修羅場・・・か?

2009-09-09 20:59:20 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3666   閲覧ユーザー数:3020

 

 

―――Side 魏―――

 

 

華琳「ねえ・・・あれは何?」

 

 

秋蘭「・・・さあ?」

 

 

魏の将が集まっている玉座の間 しかし、今日はいつもと違った 何故なら

 

 

狂骨「orz」

 

 

美影「フフフ・・・おちびちゃんは、客人なので部屋にいていいんですよ?」

 

 

雛里「いえいえ・・・私は、ご主人様の部下ですから傍にいるのは当然なんですよ?」

 

 

前回、愛の力とか太公望の策略とかで崑崙山にいた雛里がこの世界の雛里と同化してしまい、それを知った美影と朝から狂骨の取り合いをしている ちなみに、華琳には真相を話し、他の連中には「以前、雛里を世話した事があり、それが縁で狂骨に仕えたいと思っていたが見つからず仕方なく、劉備軍に身を寄せていたが反董卓連合の折に、狂骨を見つけ機会をうかがっていたら~」という風に説明した

 

 

雛里・美影「「フフフフフフ」」

 

 

火花散る乙女の戦

 

 

真桜「アチャチャチャチャチャ!」

 

 

霞「うお!?」

 

 

真桜に引火したようだ

 

 

 

 

華琳「(強い思いがあれば、か・・・)」

 

 

桂花「(なんなのよ!デレデレして!)」

 

 

桂花は、デレデレしているように見ているが・・・

 

 

狂骨「(胃が痛い・・・)」

 

 

デレデレというか・・・キリキリ?

 

 

凪「(いいなぁ)」

 

 

・・・いいか?

 

 

太公望「お~やってるな~」

 

 

全員「「「!?」」」

 

 

狂骨の「この場に来てほしくないヤツランキング第1位」の太公望登場

 

 

狂骨「何しに来た!」

 

 

太公望「ん?それは・・・面白そうだったから!」

 

 

笑顔でそう言う太公望 狂骨は―――

 

 

狂骨「終わった・・・いや、オワタ」

 

 

華琳「まあ、あそこでうなだれている狂骨は置いておいて・・・太公望だったかしら?」

 

 

太公望「ハイハイ・・・なんざんしょ?」

 

 

華琳が、太公望に『あること』を聞く

 

 

太公望「―――なるほど・・・可能といえば可能だけどいいの?」

 

 

華琳「ええ」

 

 

頷く華琳

 

 

 

 

全員「「「?」」」

 

 

狂骨「・・・何だ?」

 

 

太公望「こっちの事wところで・・・いいの?後ろ・・・」

 

 

狂骨「は?・・・うお!?」

 

 

雛里・美影「「フフフ」」

 

 

相変わらず睨み合っているのだが、黒いオーラを出している でも、後ろに見える幻影が鳳凰と猫のディフォルメの幻影なのでどこかラブリーw

 

 

狂骨「なんかな~・・・」

 

 

太公望「さて・・・狂骨?」

 

 

そういって、狂骨の肩に手を置く太公望

 

 

狂骨「なんだ?」

 

 

太公望「ここまで愛されているんだから・・・いいよね?」

 

 

狂骨「は?」

 

 

そういって、二人の元に行き何か吹き込んでいる太公望 すると、二人は―――

 

 

雛里・美影「「さあ!寝台に行きましょう!」」

 

 

狂骨「ちょい、待てや!?太公望、お前何吹き込んだぁ!?」

 

 

太公望「別に~?♪」

 

 

明らかに何か吹き込んだ 多分、「どっちが、狂骨を満足させられるか」的なことを

 

 

狂骨「てめ「「さあ!」」いや、待て!」

 

 

二人にひきずられていった狂骨 そして―――

 

 

桂花「チャキ さて、止めに行くか」

 

 

ハリセンを持って部屋を出て行く桂花 ・・・結構たくましくなりましたね

 

 

凪「・・・お供します」

 

 

指を鳴らして、着いていく凪 多分、狂骨はいろんな意味でピンチ

 

 

 

 

太公望「フハハハハハ!」

 

 

春蘭「あれ?なんか・・・狂骨が可哀想に思えてきた・・・」

 

 

季衣「兄ちゃん・・・」

 

 

流琉「目から・・・汗がぁ・・・」

 

 

真桜・沙和「「な~む」」

 

 

霞「あれ?何で皆、きょーちゃんの部屋に向かって手を合わせてるん?」

 

 

秋蘭「狂骨・・・戻ってきたら、慰めてやるよ」

 

 

霞「もしも~し・・・」

 

 

華琳「(さて、どうなることか)」

 

 

華琳は何かを画策したようです そして、狂骨は・・・ご愁傷様

 

 

 

 

―――Side 呉―――

 

 

刑天「・・・ん?」

 

 

自室で目が覚めた刑天

 

 

大喬「刑天様!?小喬ちゃん!」

 

 

小喬「よかった・・・あ!皆呼んでくる!」

 

 

刑天「大喬・・・俺は・・・?」

 

 

大喬「少し待ってください 皆さんが来てから、説明しますので」

 

 

そういわれ、まだ霞がかかったような頭で何があったかを思い出そうとする刑天 そうしていると、呉のメンバーが一気にやってきた

 

 

祭「目が覚めたか!?」

 

 

美羽「大丈夫なのじゃな!?」

 

 

とりあえず、大丈夫という事を伝えて何があったかを聞く刑天 そして、分かった事はあれから医者に見てもらったが、助かる見込みがなかったこと だが、突然現れた『呂刀』と名乗る医者が刑天を治したということ そいつから目が覚めたら、『約束忘れるな』という事を伝えてほしいといわれたこと

 

 

 

 

刑天「『約束』・・・呂刀・・・まさか」

 

 

刑天は、一つだけ思い当たる事があった

 

 

刑天「なるほど・・・いつか、礼を言わなければな」

 

 

でも、今は目の前にいる皆に謝らないといけないと、考えを切り替えた

 

 

そして―――

 

 

祭「こうしてみると・・・まさに、父親に甘える娘じゃな~」

 

 

刑天に、甘える小蓮・美羽・二喬・明命 確かに、それっぽい

 

 

刑天「俺・・・結婚していないんだけど・・・」

 

 

祭「いや、いまさらじゃろ?」

 

 

そういわれると弱い 

 

 

刑天「ま、いいか」

 

 

そういって、甘えている小蓮たちを撫でる刑天

 

 

蓮華「じー・・・」

 

 

なんか、ハイライトが消えている蓮華さんが見ています

 

 

刑天「・・・はあ 蓮華もこっち来い」

 

 

パパの苦労は続きそうです

 

 

 

 

「舞台裏」

 

 

今回もつなぎなのでそれ以上でもそれ以下でもありません

 

 

狂骨「それで、次回が小ネタを挟んで」

 

 

刑天「本編が進むわけね」

 

 

そうですね

 

 

狂骨「ところで、今回ちょっと名前が出てきた」

 

 

刑天「『呂刀』って・・・誰?」

 

 

次回をお楽しみに!

 


 
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