No.943775

本編補足

根曲さん

・必要事項のみ記載。
・グロテスクな描写がございますので18歳未満の方、もしくはそういったものが苦手な方は絶対に読まないで下さい。
・心理的嫌悪感を現す描写が多々含まれておりますのでそれういったものが苦手な方は絶対に読まないで下さい。

2018-03-04 02:25:44 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:288   閲覧ユーザー数:288

密売人

C1 襲撃

C2 逃走

C3 確保

C1 襲撃

 

ユランシア大陸ガイデン王国、イロンの港町。港には暗黒大陸連邦の軍艦とガイデン王国の軍艦が多数停泊し、遠くには

空に聳え、頂上を雲が覆う要塞島が見える。街は人であふれ賑わい喧騒。暗い路地裏。

 

剣撃の音。火花が散る。

 

黒フードの男の剣をダガーで剣を受け止める売人のジビル。ジビルを押す黒フードの男と押し返すジビル。ジビルの額からは顎へかけて汗が流れ、息を切らしながら徐々に後ろへ下がって行く。黒フードの男はジビルの左側にずれ、勢いよく前にでたジビルの鳩尾に膝蹴りを放つ。ジビルは後ろ勢いよく後ろに飛び、腹を抑えて転がる。黒フードの男はジビルの方へゆっくりと歩いて行く。ジビルの見開かれた眼に映る黒フードの男の剣。

 

黒フードの男と路地裏から見える街並みの方を何回も見た後、転がりながら路地から出るジビル。暗い路地裏からジビルの方を向く黒フードの男。ジビルは黒フードの男の手に握られた剣の鈍い光沢を見た後、一目散に逃げていく。ジビルの方を見た後、路地裏へと集まる人々。

 

C1 襲撃 END

C2 逃走

 

ガイデン王国イロンの港町。周りを見回しながら人混みの中を歩くジビル。彼はイロン・ハッシュパブの看板を見、イロン・ハッシュパブへと入って行く。

 

イロン・ハッシュパブ内部。カウンターにはイロン・ハッシュパブのママが立ち、テーブル席にはまばらに人が座っている。ジビルはカウンターの席に座る。

 

イロン・ハッシュパブのママ『あら、今日は随分と早いのね。』

ジビル『あ、ああ。』

 

イロン・ハッシュパブの入り口の方を見つめるジビル。

 

ジビル『いつもの奴をくれ。』

 

ジビルを見つめ、眉を顰めるイロン・ハッシュパブのママ。

 

イロン・ハッシュパブのママ『昼間から飲むの?随分と暇なんだねえ。』

ジビル『…まあな。』

 

酒をグラスに注ぐイロン・ハッシュパブのママ。

 

イロン・ハッシュパブのママ『はいよ。』

 

ジビルの前に出される酒の入ったグラス。ジビルはグラスを掴むと酒を一気に飲み干した後、立ち上がる。

 

イロン・ハッシュパブのママ『もう行くのかい?』

 

イロン・ハッシュパブのママに背を向け、歩くジビル。カウンターを叩くイロン・ハッシュパブのママ。身震いするジビル。

 

イロン・ハッシュパブのママ『ちょっと、お代。』

 

振り向くジビル。

 

ジビル『ああ、すまん忘れてた…。』

 

ジビルはカウンターの方へ歩いていく。

 

C2 逃走 END

C3 確保

 

ガイデン王国イロンの港町。廃工場。廃工場内部の一画の大きなソファには麻薬密売を生業とするギャング団のリーダーとその愛人が座り、テレビがついている。工場では、マスクをはめたギャング団の構成員達が作業をしている。扉を開けるジビル。ジビルの方を向くリーダーとその愛人。

 

リーダー『よお、随分と遅かったじゃねえか。』

愛人『おそいよぉ…。』

 

眉を顰め下を向くジビル。

 

ジビル『ああ。』

 

ジビルは首を横に振りながらリーダー達の方へ向かい階段を下りていく。

 

ジビル『ヤク中の野郎が斬りかかってきやがってな。』

リーダー『それで?』

ジビル『随分と腕の立つ野郎だった。こちとらても足も出なかったぜ。』

 

ジビルを睨む愛人。

 

愛人『ちょっとぉ、あんたさぁ、何やってんのよ!』

 

リーダーは眉を顰め、自身の方へ歩いてくるジビルの方を見つめる。

 

ジビル『安心しろ。この通り例の物は無事だ。』

 

懐から麻薬のブラッディ・アビスを取り出すジビル。ブラッディ・アビスを見つめるリーダーと愛人。リーダーはテレビの方を向く。

 

リーダー『お前がやられちまうなんてな…。まあ、でもそれだけ腕っぷしの強い奴らもこいつを求めている訳だ…。』

 

リーダーは作業員達が取り囲むアビス層の破片の培養槽の方を見る。

 

リーダー『いい儲けになるな。』

 

愛人の方を向くリーダー。

 

リーダー『次のメンテで黒巫女はいつ来る?』

 

ジビルはリーダーの前に立つ。

 

ジビル『おいおい。止めてくれ、腕っぷしの強い頭のおかしい奴らと取引なんかできるかよ。』

 

ジビルから目をそらすリーダー。

 

リーダー『…まあ、お前より腕っぷしの強い奴を付けてやる。お前は今まで通り薬を売りさばきゃいい。』

 

扉の開く音。扉の方を向く一同。開いた扉の前に立つ黒フードの男。瞬きするジビル。

 

ジビル『お、お前は!あのヤク中!!』

 

ジビルはダガーを取り出し、構える。銃を取り出すリーダー。リーダーの銃が風で弾かれる。

黒いローブの男を睨むジビル。

 

ジビル『魔法だと…いつの間っ…。』

 

突風が吹き、顔を覆うギャング団の一同。風が止み、ギャング団の一同は顔を上げる。オンディシアン教国暗部の構成員達が剣を彼らに突きつける。

 

リーダー『…これは』

 

リーダーの眼に映るオンディアン教国暗部の紋章。黒ローブの男を見つめるジビル。

 

ジビル『お前…。教会の…。』

 

剣を振りジビルの首元で寸止めする黒ローブの男。

 

黒ローブの男『無駄な抵抗はしない事だ。』

 

剣を突きだすオンディシアン教国暗部の構成員達。ダガーを下に落とすジビル。両手を上に上げるギャング団の一同。緑色のローブを纏い、銀の眼鏡をかけたオンディシアン教国の暗部の男性のハイルネマンが階段を降りる。

 

黒ローブの男『…後は頼んだぞハイネルマン。俺は尋問は得意じゃない。』

 

頷き、アビス層の破片の培養槽を見た後、ギャング達の方を向くハイネルマン。

 

ハイネルマン『さて、アビス層の破片について詳しく聞かせてもらいましょうか。』

 

C3 確保 END

 

END


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